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正弦波交流の平均値
正弦波交流には実効値の外に平均値(2Vm/π)というものがありますが、これは実際にどういう状況で必要になるのでしょうか?
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電圧を測定する測定器の表示は実効値で行われていますが、測定器の動作原理には実効値を測るもの、平均値を測るもの、ピーク値を測るもの等があります。 http://www.m-system.co.jp/mstoday/plan/mame/2002-2003/0302/ 入力される信号が正弦波の場合にはどの方式でも同じ値を表示しますが正弦波以外の信号が入力された場合には方式によって表示値が異なってきます。 信号の波形と測定器の測定原理を知っていないと予期せぬ誤差を含んだものになってトラブルの元になります。 例えば、DC-ACインバータには出力波形が正弦波で無いものがあります。 そのようなものの中には白熱電球は問題ないのにパソコンでは動作しないものがあります。 正弦波でなくても実効値、平均値、ピーク値の3つが正弦波と同じであればほとんどの場合で問題がありません。 アナログテスターはムービングコイル型のメーターを使用していて平均値を測定していて実効値に換算した値を表示しています。 デジタルテスターには平均値を測定するものと実効値を測定するものがあります。 実効値を測定するテスターには真の実効値(true RMS)の表示があり高価になります。 最近はあまり使われなくなりましたが高周波の電圧計にはピーク値を測定するものがあります。 自作をする人もいます。 http://www.yacc.co.jp/~uarc/RFVM.pdf
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- info222_
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交流の電流計や電圧計の設計、テスターの設計などの設計には必要でしょう。 測定交流電流や電圧を平均値で計測し、それを実行地で表示する場合の計器の表示パネルには変換係数を考慮して目盛りが刻まれます。 制限波交流の場合は。平均値と実行地や最大値が理論的に計算できますので、平均値を計算しなくても、最大値がわかれば、変換比を掛ければ、実行地、平均値などがもとまるので、わざわざ、平均値を計算する必要はありませんね。
- aokii
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実際に必要になる状況は、試験の時以外には、ほとんどありません。
お礼
回答ありがとうございます。大変勉強になりました。