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社長ではなく頭取というのですか?
なぜ銀行の社長は、社長ではなく頭取というのですか? 昔からの文かを継続しているのでしょうか?
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ociipwvrjidro さん、こんばんは。 他の質問にこの答えになるURLを検索しました。 ご参照ください。どうやら国立銀行条例に関する問題らしいです。 頭取 http://okwave.jp/qa/q1023201.html 国立銀行条例 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E9%8A%80%E8%A1%8C%E6%9D%A1%E4%BE%8B
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- hue2011
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社長というのは、会社と言う組織があってそのトップという話になります。 いまは社員数人でも株式会社がつくれますから社長のイメージが違ってきていますけど、昔は株式会社というとそれなりの規模のそれなりの権威のあるものでした。 それにはなれないひとたちが「有限会社」というものを作ったりしたのです。 でも、株式会社の決めが法律的に緩くなってから、あえて有限会社にする必要もなくなって、結局有限会社法がなくなってもう有限会社は作れません。 話をもどしますと、株式会社というと、昔は上場をめざして活動するものであって、結局上場することが多いものでした。 銀行はどうかというと、銀行は昔は会社ではありませんでした。 今でも日本銀行は「認可法人」であり株式会社ではありません。 これは当然で、株式会社というのは、資本金として株を買ってもらい、それを原資に商売をはじめて、儲けを出して株主に還元するものだからです。 だから、銀行の業務とは馴染みません。 だったら、そのトップに立つものが「社長」と呼ばれるわけないのです。会社じゃないならば。 トップで責任を持つ立場の役割として頭取という肩書になるのです。 従来頭取というのは、「音頭取り」からきていまして、雅楽とか奉納舞の指揮者のことでした。 相撲巡業なんかでも頭取ということばがつかわれたことがあります。 ちなみにご存じだと思いますけど日本銀行は頭取とは言わず総裁といっていますね。 銀行が儲けを出す出さないという話になると、非常に怪しい話になります。 もし銀行が株式上場なんかしたら、「みずほ銀行3円安、三井住友5円高」みたいな株式放送をされることになり、この株価の上下によって、借りている会社が一喜一憂しなければいけません。 そんな精神上不健康なことはありません。 資金が足りないときに銀行に頼みに行って、事業計画の整合性や成功の見積りを説明して、それにたいし不動の神のような立場で判断してもらい資金を借りられなければ危なくて仕方がない。 しかし、いまはたとえばみずほ銀行は「株式会社みずほ銀行」となっています。 じゃおまえがいま説明したことは成り立っていないじゃないか? そんなことはないのです。 株式会社みずほ銀行が上場していると思いますか。してませんよ。 みずほ銀行の株を持ちたいと思っても誰も買えません。 伝統を重んじて頭取といっています。 今日になると、銀行が全部会社ではなくて、トップが社長としっていないかというとそういうこともなく、ネット銀行は株式会社であって上は社長と言っています。 スルガ銀行なんかもそうだったと思います。 これは銀行業務が徐々に企業化していっている動きかもしれません。
お礼
ありがとうございました。
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