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銀行のトップは、社長? 頭取? どっち?
銀行のトップは、社長? 頭取? どっち? 各銀行の案内を見ていると、経営トップの肩書が社長になっているものと頭取になっているものとあります。 どちらが正しい(?)のでしょうか? あるいは、トップの肩書が違うと、法律上の扱いが何か変わるとかのメリット・デメリットがあって、各々好きな肩書を選んでいるのでしょうか?
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既回答のとおり、”トップ”の肩書きをどう付けようと、それぞれの銀行の勝手であって、「正しい・正しくないの問題ではない」のが正解で、メリット・デメリットも実質的なものよりも「イメージの問題」が一番。(相互銀行が普銀化したとき、代表者の肩書きを頭取とした銀行では、「行員全体のモチベーションが上がった」との話しもある)。 あと、「東京スター銀行」のように 役職 取締役兼代表執行役頭取 職名 最高経営責任者(CEO) というのパターンもある(同一人物の役職・職名なのでお間違えなく)。 さて、法律面で話しをすると 銀行法 (銀行の機関) 第四条の二 銀行は、株式会社であつて次に掲げる機関を置くものでなければならない。 一~三 略 と、銀行は「株式会社」であることが規定されている。 で、法律上の株式会社の”トップ”は 代表取締役や代表執行役 となるが、あくまでも法律上の代表権の所在(役職)を意味するだけで、肩書き(職名)はそれぞれの会社で規定された約款に乗っ取って名乗ることになる。 ということで、会社の約款で「代表○○役(代表権者)を△△(肩書き)とする」と規定されていれば、△△は、社長や頭取だけでなく、CEO(最高経営責任者)でも、COO(最高執行責任者)でも構わない。
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- t78abyrf9c
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地方銀行でありながら、社長の肩書きを用いているスルガ銀行の場合は、以下の理由で頭取の表記を止めてます。 http://www.surugabank.co.jp/surugabank/corporate/history/1998.html この理由を見ますと、頭取を名乗るのはエリート意識 (顧客に対する上から目線)の反映と言えるかも知れません。
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ご回答ありがとうございます。 頭取という呼称はエリート意識の塊、銀行は普通の企業じゃないんだ、別格なんだ、という意識に基づいているんですね。 スルガ銀行ってえらいですね。中小企業はいうに及ばず、大企業(カジノで大金をすった三代目バカ会長で有名なあそことか)でも、経営者は世襲、責任は一般社員へ、世のため人のための仕事ではなく社長のご機嫌伺いのために仕事をする、という企業が多い中、銀行なのに立派な意識をお持ちですね。
- pupu3sjp
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べつに決まりは無く、どちらが正しいとか正しくないとかも無く、まあ好きな方を選んでいるのでしょう。 ただし、金融体系によって呼称は偏っているようですが。 (ウィキペディア:「頭取」より抜粋) 代表者が頭取を名乗るものは都市銀行、地方銀行及び第二地方銀行の普通銀行であり、それ以外の銀行や金融持株会社は社長と名乗る。 例えば、かつての相互銀行では社長を名乗っていたものの、普通銀行に転換するにあたって多くが頭取に変更した(破綻した東京相和銀行の営業を継承した東京スター銀行も頭取と名乗っている)。 ただし、第二地銀の中には、社長の名称に戻したところも一部存在する。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%AD%E5%8F%96
お礼
ご回答ありがとうございます。 相互銀行から普通銀行に転換した際に、呼称を社長から頭取に変更したのは、「見た目」がかっこいいからでしょうね。たぶん、その頃の銀行は 「トップの肩書が頭取なのは銀行だけだぞ。それ以外の金融機関は銀行を名乗っていても頭取じゃないんだ。 いわんや信金信組なんてメじゃないぜ!」 とか思ってたんだろうな・・・
代表者が頭取を名乗るものは都市銀行、地方銀行、第二地方銀行の普通銀行 それ以外の銀行や銀行持株会社のトップが社長と名乗るようです^^
お礼
ありがとうございます。よくわかりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 詳しい解説でよくわかりました。