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ハブの毒は防御用でなくて獲物獲得用でしょうか
マムシについても同じようなことを考えますが、ハブは自分の身を守るために毒をもっているのではなく獲物を捕まえやすくするために使っているのではないかと思うのですが、どうでしょうか。人のような大きな動物を食べるとは思えないのですが…
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毒を防衛用に使っているか、捕食に使っているか、両立しているかは以下の考えで区別できると思います。 捕食のみに毒を使う:自分より小さい獲物を捕らえるために少量の毒を分泌する生き物 天敵がいない、あるいは天敵に対して有効な毒を持っていない タコや蜘蛛の一種など 防衛用にのみ毒を使う:草食性の生き物 獲物として常食する相手に対して有効ではない毒を持つ 自分から能動的に相手に毒で攻撃できない生き物 毒を持つ毛虫、ミツバチ、フグなど 両方に使う生き物:獲物に対して有効かつ天敵となりうる相手にも有効な毒を持つ 一般的な毒蛇、サソリなど こうして考えると毒蛇のほとんどは両方に使ってるタイプだと思います。 ただ、私も全ての蛇を知ってる訳ではないので自分より小さい相手にのみ有効な毒しか持っていない蛇もいるかもしれません。だとすればその蛇は防衛には毒は使っていないと考えられます。 ただ、毒が防衛に有効かどうかは状況にもよるんですよね。ある天敵には毒が有効でも別の天敵には毒が通用しないとか(サソリの毒は人間や哺乳類には有効だけどサソリを食べる虫にはサソリの毒が効かない種類がいる)。 アンボイナ貝の毒は基本的には捕食にのみ使われており、アンボイナ貝の天敵であるタコや貝食性の肉食貝には通用しないので(無脊椎動物には効果が薄い)、捕食にのみ使われていて防衛には使われないと考えられる。でももしかしたらアンボイナ貝に毒がなければ貝食性の魚や水棲哺乳類に常食されていたかもしれない。そう考えるとアンボイナ貝の毒は防衛に役立っていると言えるかもしれない。 なので、ある毒が全く防衛に意味がないと言えるかどうかは難しいところもあります。
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- norepe
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ハブの毒は血液に混じると猛威を発揮する。 仮にネズミがハブに噛まれて血液に毒が廻り死んだのお人間が食べると血液に毒が有るが何も起きないが口の中に傷が有りネズミの血液中の毒が口の傷から血液に混じると死に至る。
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普段捕食の対象になっているネズミはかまれると即死に近いのでしょうか。即死でなくとも縄張りの中で死ねばハブは死体を食べるのでしょうか。
- copemaru
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>格好の獲物と思われるネズミなどは、かまれると毒のために死んだり動けなくなったりするのでしょうか。ニシキヘビなどとは狩りの仕方が違うのでしょうか。 はい。 毒蛇は毒で獲物を動けなくしてから捕食し,毒を持たないヘビは巻き付き絞め殺してから捕食します。 毒蛇の毒はNo.1の回答者様の仰る通りです。
お礼
獲物捕獲用と防御用とは区別できないのでしょうか。
- norepe
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ハブは両方の為に持っている。 自分を防御したり獲物の反撃を制圧して獲物を確保している。
お礼
格好の獲物と思われるネズミなどは、かまれると毒のために死んだり動けなくなったりするのでしょうか。ニシキヘビなどとは狩りの仕方が違うのでしょうか。
お礼
新しい考え方の道筋を教えていただきました。今まで余り考えていなかったことなのでもう少し勉強してみたいと思います。植物の毒なども食べた動物が死ねば肥やしになりますね。