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夏目漱石の夢十夜の第八夜の質問ですが。
ところが見ているものは、みんな自分と同じく、明治の人間である。その中うちでも車夫が一番多い。辻待つじまちをして退屈だから立っているに相違ない。 「大きなもんだなあ」と云っている。 「人間を拵こしらえるよりもよっぽど骨が折れるだろう」とも云っている。 とも云っているとは同じ人は二度話しをしたという意味でしょうか。それとも別の人は話をかけるのでしょうか。 教えてください。
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>別の人は話をかけるのでしょうか。 「話をかける」とは一体どの様な意味なのかは解かりませんが、「夢十夜」のその場面において、 >「大きなもんだなあ」と云っている。 >「人間を拵えるよりもよっぽど骨が折れるだろう」とも云っている。 とは、 >同じ人は二度話しをしたという意味 ではありません。 「大きなもんだなあ」や「人間を拵えるよりもよっぽど骨が折れるだろう」と言っているのは、運慶が護国寺の山門で仁王を刻んでいるところを見物している野次馬達であり、それらの野次馬達の中から聞こえる声として、 誰かは判らないがある一人が発した声として「大きなもんだなあ」という声もあれば 又別の一人が発した声として「人間を拵えるよりもよっぽど骨が折れるだろう」という声もある という意味だと思われます。 【参考URL】 青空文庫 > 総合インデックス > 作家別 な > 28.夏目 漱石 > 92.夢十夜 > いますぐXHTML版で読む > 目次 > 第六夜 http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/799_14972.html#midashi60
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- kaitara1
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回答No.1
車夫が複数いればどちらでもよいのでは。