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癌性疼痛 経口与薬が基本なのはなぜ?
癌性疼痛コントロールの5原則で、経口与薬を基本とするとありますが、どうして経口与薬が基本なのでしょうか?貼用薬や点滴ではない理由は、どういったことなのでしょうか?
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- kurione
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貼用薬は皮膚から吸収されていくため、癌性疼痛の抑制に有効な血中濃度に達するのに時間がかかりすぎます。また皮膚の状態にも左右されます。点滴の多くは濃度依存性(血液中の薬物濃度が高ければ高いほど強い)時間依存性(ある水準以上の血液濃度を保つことができれば、常に「最大の力」を持った状態で推移させる特徴を持っています。つまり極端に言えば点滴の間だけは痛みを取ることが出来るという訳です。癌性疼痛コントロールは何のためにおこなうのかということ(出来るだけ長い間、普通の日常生活を送らせるよう努める)を考えれば、種類、作用時間の調整などの手軽さをもった経口薬が中心となります。
- takochann2
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自己管理が容易で、安全性も比較的高く、薬の種類が多く、低コストだからです。
- kia1and2
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肺ガン患者で3年目の末期ガン患者で緩和ケアの専門医にお世話になっていますが、経口薬は吐き気や嘔吐が激しいので、素人が誰でも簡単に失敗なくできるインシュリン用注射器を使う皮膚注射の麻薬系のBUPRONORFINAを一日2回(1回5ml)処方です。半年くらい前よりの処方ですが、痛みはほぼ完全に取れています。MORFINAのよりは緩い効き目ですが、幻覚作用はなし、まだ当分の間、ガンと一緒に生活していく長期戦用です。 費用も一箱6本入りで2000円ほど。一本に10mlあるので、夜寝る前に注射器2本を一度に準備、1本はその場で、残りは常温保存で翌朝に。1週間で2000円ほどだから安いです。 貼用薬、一箱(1週間分)3万近くで高い、それに副作用も激しいです。経口薬も高いだけで副作用も激しく、吐き気を抑える薬とかで何種類もの薬漬けに。 点滴。素人の自宅介抱ではとても使えません。 もう、一通りの鎮痛剤を経験しました。
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回答ありがとうございます。 貴重な情報をありがとうございます。お大事にして下さい。