- 締切済み
周りの人が楽天的すぎるように見えます
私は高校生です。 自分は神経質で臆病で考えすぎて気にしすぎる性格だと思います。 この性格のせいで自分で自分に疲れますし、周りが楽天的すぎるように見えて怒りを感じる時が多いです。 思いついた例を述べます。 ・いつ大地震が来るかと怯えている私は非常食や水を親に大量購入してほしいのに、親はあっけらかんとして何もしない。 ・家で飼っている猫と自分の手で遊ぶ母に、噛みぐせがつきそうだからやめてと私が怒る ・猫が不注意で家出をしそうで心配なので玄関前にフェンスを付けて欲しいのに、家族は何もしない ・(短い間だが)玄関の鍵を締めない家族に私が「殺人鬼が入ってきたらどうするの!」と怒る などです。 例は家族だけですが友人の前などでも心配癖が抜けません。 私がいつも根底に持っている考えは「この世ではなんでも起きうる。自分だけは大丈夫と思っている人は損をする」です。 心の奥底では自分だけはまさか死なないだろうと思っている人もいるでしょうが、私はいつも自分はいつ死ぬか分からないと思いながら生きています。 ちょっと銀行に行った時も「もしかしたら銀行強盗が起こるかも」と危機感を覚えますし、鍵を締めなかったら殺人鬼が入ってくると本当に心配しています。 道を歩いていたらもしかしたら通り魔に、車の事故に・・・などという考えが頭に浮かびます。 私の思考は異常でしょうか。 自分に物凄く疲れることは事実です。 ですが、自分は普通で周りがお気楽すぎるようにも見えます。 また、このような性格を治す方法も教えていただきたいです。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家吉田 修(@osamucom0409) 産業カウンセラー
こんにちは。 読ませていただきました。 >自分に物凄く疲れることは事実です。 ものすごく疲れているんですね。 >私がいつも根底に持っている考えは「この世ではなんでも起きうる。自分だけは大丈夫と思っている人は損をする」です。 と考えていらっしゃるようですが、心の底では、 >私はいつも自分はいつ死ぬか分からないと思いながら生きています。 という、死に対しての恐怖があるように思えました。 とても心配症だというのは文面を読んでみても感じることですが、全く根拠のない心配事ではなさそうですが、逆にいろんなことを心配することのデメリットが大きくなって不自由を感じていらっしゃるという状況ではないかと思いました。 家庭やごく身近な人たちとの基本的人間関係とのつながりが希薄になると、私たちは、自らの存在の危機感を感じるようになります。 しかし、これは何かの原因で希薄化するということもあれば、いわゆる反抗期で何に対しても抵抗したくなるというように自ら希薄化へと動くということもあります。 以前あなたが回答なさっているものを読んでみたところ、他人が怖いということをおっしゃっていらっしゃいましたね。 何かしらのご自分の命の危機感を感じていらっしゃって、周囲に助けを求めていらっしゃるのか、あなたなりのSOSを出しているのかもしれません。 そして、自分を守ってくれない、理解してくれない周囲に対して、腹を立てているのかもしれません。 もっとも、それらは表面上のことです。 あなたの中では、現実の中に含まれている可能性に着目する素養があり、その可能性を心配しているのだと思いますし、それはあなた自身の可能性についてお考えかもしれません。 例えばあなたの死についての恐怖感は、実はあなた自身の中にまだ現実のものとなっていない可能性によって生み出されているのかもしれませんね。 これを実存的不安感と言ったりします。 だとすれは、あなたはまともです。 あなたの中の本当の自分が、またこの世の中に居場所を持っていないために起こる不安感というのは、あなたの年頃にはとても強い形で現れることがあります。 あなたと同じ年ごろに、あなたのような不安感を抱えて生きた人は世の中にいっぱいいますし、総じて日本人は他の国の国民と比べて不安傾向が高いといわれています。 いわゆる社交不安とか社会的不安とか言ったりしますが、これが極端な場合は、人前に出ると全身が震えて立っていられないということもあるようです。 これを克服した人には、日本一の天ぷら職人といわれる人になった人がいますし、世界一の心臓外科医になった人もいます。 私の見立てでは、両名とも社交不安障害だと考えられます。 しかし、両名とも世界的偉業を成した人です。 こういう人たちは、自分の仕事が完璧であるかどうか不安で不安で仕方がないんですね。 あまりに不安になるので、毎日一生懸命練習をつづけ、考えられることはすべて試してみますし、工夫に工夫を重ね、不安を埋めるために血のにじむような努力を続けた結果、誰も到達できないような境地に達することが出来たといいます。 自分は不安に押され続け、この仕事以外に生きる術がないと覚悟した人の力はすさまじいものがあります。 もしあなたのような人がこの世の中にいなければ、事前に問題点を洗い出し、注意深く対策を立てるような人はいなくなるでしょうし、日本の職人やモノづくりもいい加減なものになってしまうのではないでしょうか。 多くの優れた仕事をやり遂げている人たちは、あなたと同じように苦しんだ人たちです。 私は、あなたにはプロフェッショナルになれるとても優れた資質があると思います。 どうか、あなたの恐怖感や、不安感を押し殺したり捨てたりせずに持ち続けてください。 そして、それを如何に世の中のために活かせるかを考えてみませんか。 あなたの不安感がこの世の中のために活かせるとしたら、あなたは自分が異常かどうかなんて気にしなくなると思いますし、逆に自分には不安を感じるという才能に自信を持つと思います。 日本一の天ぷら職人の方は、「俺より気が小さいやつがいたら連れてこい! 俺は気が小さいことにかけては日本一だという絶対の自信がある!!」というわけのわからないことを言っていたりしますしw そして、あなたの経験を活かして、多くの不安感にさいなまれている人たちを助けてあげてください。 あなたにはそういう力があると思います。 いずれどこかでお会いできたらいいですね。 楽しみに。 応援してます。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...
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お礼
>死に対しての恐怖があるように思えました。 確かにそうかもしれません。 >どうか、あなたの恐怖感や、不安感を押し殺したり捨てたりせずに持ち続けてください。 そして、それを如何に世の中のために活かせるかを考えてみませんか。 これはとても難しいことですね・・・。 私は自分のことが大嫌いなのですが、最近、自己嫌悪しているだけではなにも始まらないということに気づきました。 なので、心配症なのは自分の個性だと思うように努力しています。 >日本一の天ぷら職人の方は、「俺より気が小さいやつがいたら連れてこい! 俺は気が小さいことにかけては日本一だという絶対の自信がある!!」というわけのわからないことを言っていたりしますしw 面白い方ですね。 でも気持ちは分かるような気がします。 私も最大限良い意味で解釈してみると、心配性なことにかけては他の人よりも自信がありますから・・・。 なんだかちょっと勇気がでました。 ありがとうございます。 お礼が遅れてしまいすみませんでした。 回答ありがとうございました。