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ラグビーの人気低迷

ラグビーは昔はすごく人気のあったスポーツだったそうですが、どういう理由で人気がなくなってしまったんでしょうか?

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  • moritaroh
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回答No.4

野球であれば夏の甲子園、サッカーであれば年末年始の高校選手権… 高校ラグビーの花園も有名ですが、野球、サッカーに比べると若干人気が落ちます。 理由はさまざまあるでしょうけれど、ひとつは、高校生の段階から「プロ」への期待の有無ではないでしょうか。 もちろん若手選手の青田買い的であるとの批判もあるかもしれませんが、甲子園はプロ野球のスカウトの現場でもありますし、また高校サッカー選手権は時期的に来春からプロ入りが決まっている選手が多数登場します。 野球やサッカーは技術的な面を重要視しているので、体格的な部分はプロ入り後、整ったトレーニング環境で補完していくという感じなのでしょう。ですから技術的な面で通用する可能性のある選手は、10代のうちにプロ入りすることも可能なのだと思います。 しかしラグビーとなると、技術的な面はもちろん重要だと思いますが、しかしやはり体格的な面の方が優先されがちです。これはスポーツとしての特性の違いなのだと思いますが、ラグビーの場合は、骨格ができあがっていない高校生の段階で過度に筋力を鍛えたり体重を増やすことはあまり良くないので、体格面での一定の補強が終わる大学ラグビーを経てのプロ入り、という感じが多いのだと思います。 要するに、注目選手の若い頃からプロでの活躍までの物語を、わりと短期間で共有できるのが野球やサッカーにおける選手育成の特徴で、ラグビーの場合はやや長期に渡るため、よほどのファンでない限り、注目選手の成長過程やサクセスストーリーを追いきれないのだと思います。 また、まったく別の理由として、ラグビーが大学での選手育成が主軸になっているという前提のもと、強豪となる大学名をあげると、高偏差値の大学が多いことに気づきます。 野球やサッカーは、それらが日本に伝わって来てから現代に至るまで、幅広く浸透し、ある意味で「勉強できなくても野球(またはサッカー)ができればプロで活躍できる」という学歴社会における『下克上』が成立します。 しかしラグビーの場合、現代に至るまで、そのワイルドな競技のイメージに反し、わりと高学歴で富裕層のスポーツのままであった、という状況です。ラグビーを題材にした有名なドラマである「スクール☆ウォーズ(1984~1985)」が人気を博したのは、そこに登場する高校生たちが落ちこぼれや不良であり、彼らがハイソサエティな強豪校に打ち勝って行く社会的な『下克上』が、実話を元にしていることもあり、視聴者の関心を得たということなのだと思います。 しかしラグビー人気が今よりも高かった80年代頃まで、やはり「3高(高身長・高学歴・将来的な高収入)」を体現するのは、有名大学におけるラグビー部所属という肩書きでもあったので、その時期にラグビーで成功を収めた世代が、未だスノッブに「3高」を気取っているところがあるからかもしれません。 多くの人は「スポーツ選手・体育会=勉強できなくても何とかなる」(実際には人間的に賢さはないといけないが…)という図式で捉えていると思いますし、スポーツの面白いところは、義務教育的な基準では選手の良し悪しが測れないところにあるからでしょう。 しかしラグビーは、思いの外、高学歴社会のスポーツ、という状況で進んで来てしまったので、現代においての「一般大衆的なスポーツ像」からは少しはみ出てしまっているのだと思います。

takefutsu
質問者

お礼

たしかに体格や筋力の問題で大学がメインのスポーツですね。中学高校で部活動としてやる機会も少なそうです。

その他の回答 (4)

回答No.5

理由のひとつは協会の人間がアホだったということですね。人気がある時にこそ将来への足固めをしないといけないのに何もしなかったようです。他の競技から「協力して何かやりましょう」と言われても「君らみたいな不人気スポーツと協力してもしょうがない」みたいな断り方をしたという話を聞いたことがあります。 バスケも協会がだめでスラムダンクブームを生かせなかったですね。その後は分裂問題とかで五輪からはずされそうになったり、ひどいもんです。

takefutsu
質問者

お礼

協会の人も「なんとなく今まで通りでいいや」ではなく、チャンスは生かしてほしいですよね

回答No.3

カリスマ的に強いチームがなくなったことでしょうか。 その頃でもすごく人気があったわけではありませんが。 今年もリーグが始まりましたが、球場はガラガラ。 ひとえに協会が、慣例通りにチームに分配するチケットを8割あてがい、一般へのチケットを抑えたからです。 せっかく話題になり観客動員できるチャンスを逃しました。 馬鹿な協会役員などクビにしてしまえばいいのです。 一般にチケットを配布すれば、昨年よりも倍増しますよ。

takefutsu
質問者

お礼

>慣例通り これがまずいですよね・・・。千載一遇のチャンスが来たのに・・・

  • natsuanko
  • ベストアンサー率59% (404/677)
回答No.2

ラグビーに人気があったのは1980年代ですね。 人気があったとは言え、人気の中心は早稲田大学と明治大学でした。これにやはり伝統校である慶應や同志社など伝統校でを加えた大学ラグビーのみが人気があったのです。 早明戦や大学選手権は国立競技場が常に満員で、チケットを取るのも大変でした。 その一方、今のトップリーグに当たる社会人ラグビーは、秩父宮ラグビーがガラガラの状態であり、決して人気があるとは言えない状態でした。 ラグビー人気の凋落の原因は、一つは早稲田と明治の凋落です。 1990年代に入り大東文化大、関東学院大学、帝京大学と言う新興大学が強くなり、大学選手権で早明が戦ったのは1998年を最後にずっと有りません。 二つ目はラグビー協会の怠慢から来ていると思います。 大学ラグビーの人気に胡座を書き、何の方策も取らずにいました。 このラグビー協会の怠慢は未だに続いていて、先日のトップリーグの開幕戦でもチケットは完売したのに、スタンドはガラガラと言う醜態を晒しています。 三つ目は、日本代表の弱さ。 日本代表は1989年にスコットランドに勝って以来、ずっとラグビー強豪国に勝てない状態が続いていました。ワールドカップでも1991年にジンバブエに勝ってから、先日南アフリカに勝つまでは、勝った事が有りません。 今回、古くからのラグビーファンも驚くワールドカップ3勝と言う、絶好のラグビー人気復活の機会を逃さないように、ラグビー協会はもっと努力して欲しいものです。 日本代表の選手は、ラグビー人気を盛り上げるために、色々なメディアに出て努力しているのですから、後は協会がどれだけ人気復活に真面目に取り組むかが重要だと思います。

takefutsu
質問者

お礼

大学のラグビーがすごい人気だったんですね。日本のスポーツの協会というのはどうも進取性や先見性がなかったり、事なかれ主義が蔓延している気がします。ワールドカップ、そしてその先も見据えて人気復活・継続のプランを立ててほしいですね

  • marko23
  • ベストアンサー率37% (20/54)
回答No.1

企業がバックアップしている実業団というスタイルがバブルの崩壊以降、経営難の煽りで廃部、休部という憂き目にあっています。 また同じ頃、完全プロ化に成功したサッカー(Jリーグ)に人気が移っていきました。 娯楽の多様化とプロ化へ移行するタイミングを逸したためと考えるのが自然なのではないでしょうか。

takefutsu
質問者

お礼

企業のお抱えだったのでバブル崩壊のあおりでダメになってしまったのですね。たしかに社会人野球などもリーマンショックの時に影響があったような気がします

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