前職は経営コンサルティング会社のコンサルタントとして働き、その後、自分で実業をしたくなり独立後数年、今は100名規模の会社の社長です。
厳しいかもしれませんが、個人的な意見として書きます。
行政書士も中小企業診断士も取得したことにあまり意味はありません。
私がいた大手と違い個人経営の経営コンサルタントとしてやっていけるのは、
・公認会計士もしくは税理士
・経営したことが無くてもその業界もしくは業種もしくは業務で十分な成功体験があり、知識・経験が豊富な人(業界の有名人のような人)
・全て独力で会社を立ち上げ、ある程度会社を大きくした実績がある人(年配の経営者がよく副業や社会貢献の一環でコンサルティングをしている)
かつ、すでに顧客の人脈を持っている人
です。
経営コンサルティングはやりがいもあり、収入も高く、景気に左右されない安定した仕事ですがその分、競争相手も非常に多く、大変な業界です。
細分化も進んでおり、経営と一口にいってもIT、通販、飲食、製造業、美容室等々、何かしらの専門分野が必要であり、全部まとめて経営コンサルティングができるのは大手か、公認会計士・税理士くらいです。
正直、何の実績も、専門分野も無い経営コンサルタントなど付き合いたいとも思いません。
中小企業診断士も勉強したことがありますが、経営は学問ではありません。自分の経験を中小企業診断士で勉強した言葉や体系で説明することはいいのかもしれませんが、ただその知識だけを頼りに言ってくるコンサルタントなど必要ありません。
経営は天気のように常に変化します。だからこそ多くの経営者が苦労し、日々進化しています。人のやり方が自分に合っているわけではないですし。
いずれにしろ薄っぺらい経営論をぶつけてくる相手など逆に論破されてしまいますよ。
独立や専門分野の確立はある意味、難易度が高いので公認会計士もしくは税理士を目指すのが一番簡単だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり、実績は必要ですよね。 どうにか実績をつくりあげる方法を探したいと思います。