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日本では神社と寺だったら
日本では神社と寺だったらどちらの方が数が多いのでしょうか? 私の感覚ですが、神社だと思うのですが 実際どうなんでしょうか?
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>私の感覚ですが、神社だと思うのですが 感覚的には合っているでしょう。 ただここで厄介なのが規模の大きさです。 祠と神社をどこで区分するか、ということです。 ビルの屋上によくお稲荷さんが祀られていますが、あれを神社として数えるかどうかということです。 東京の下町の商店などの横に神棚に毛の生えたようなお稲荷さんが祀られていますが、これを神社として数えるかどうかです。 江戸時代までは、神社もお寺も同じ敷地内か隣接して建てられていました。 現在も東大寺の境内に八幡様があります。 成田山新勝寺にもお稲荷さんがあります。 浅草の浅草寺にも三社様と呼ばれる浅草神社があります。 近くに建てられない場合は別当寺と呼ばれるお寺が必ずありました。 伊勢神宮にも神護寺とか宮寺と呼ばれるお寺がありました。 つまり江戸時代まではほぼ同数だったということもできるということです。 神道の建物を一括して神社と呼ぶようになったのは、明治以降です。 それまでは、一般にはお宮さんと呼ばれていました。 出雲大社や伊勢神宮のように神社と付かないものもあります。 天神様は多くは天神社と呼ばれますが、大元は北野天満宮とか大宰府天満宮とか呼ばれます。 いずれも天満神社とは呼ばれません。 お稲荷さんも豊川稲荷のようにお寺なのか神社なのか見ただけでは区別がつかないところもあります。 日光東照宮もお寺の山門のような立派な陽明門がありますが神社です。 吉野熊野や出羽三山などの修験道の施設のようにお寺なのか神社なのかの区別が難しい所もあります。 神社はお墓を持たないこともあり都市化が進む際にお寺に比べて残されやすいという性格がありますので、感覚的に神社の方が多いと思われても止むを得ないかと思います。 お寺の隣は嫌だけど、神社ならOKという人は多いでしょう。
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統計の取り方でかなり数がばらついているようです。特に神社ですね。神主のいない小さな祠も含めるか、伊勢神宮を頂点とする神社本庁傘下なのかどうか等々が影響していると思われます。 文化庁の調査結果ですと、宗教年鑑というものがあり、最新は平成26年度のものがネット上に公開されています。 http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/hakusho_nenjihokokusho/shukyo_nenkan/pdf/h26nenkan.pdf これの34ページによると、神社が81,336、寺院が77,392と、神社のほうが少し多いという状況になっています。 他の個人、民間団体等の調査もネットで調べてみる限りは、寺院は7万6千以上というものが多く、あまり差異はありません。神社のほうは8万~8万8千といった揺らぎがあります。 それでも数については、寺院より神社のほうが多いということになっているようです。
お礼
どうもありがとうございました。
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