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野生動物(哺乳類)の調査法を教えてください。
野生の哺乳類の調査法でよく使われているものがしりたいです。 校舎周辺にどんな哺乳類が生息しているかを把握するためにつかうものです。なので、熊などの大型は含まれないかと思います。個人的に考えた調査法は、バネ式わな(ねずみなどの小型対象)、箱わな(箱の中に生け捕りにするもの)、あとはカメラを設置して観察する方法が思いつきました。 ネットで検索してみたんですが上手く見つけれなかったので他にわかる方いたらお願いします。
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ひたすら辛抱あるのみです。 捕まえるなどというのは愚の骨頂です。 絶対にやらないで下さい。 餌を撒いておびき寄せるなどということは、動物の自然の状態を観察したことにはなりません。 人間が撒いた餌などに見向きもしない動物もいます。 動物に警戒心を起こさせないよういに物陰に隠れて自分の姿が見えないようにして下さい。 ウロウロ探し回るなどとやらないで下さい。 見える範囲でジット待ち続けて下さい。 人間は見るだけですが、動物は命がけです。 人間よりも早く気が付いてサッサと逃げてしまいます。 臭いにも敏感ですので、食べたり飲んだりしないで下さい。 おしゃべりなどもっての外です。 校舎ということは中高生でようか、小学生でしょうか、 友達と手分けして観察時間が途切れないようにして下さい。 いずれも夜間特に深夜は難しいでしょう。 この場合はビデオカメラで撮影ということになります。 ただ照明が問題です。 今までなかった所に照明を付けると動物が警戒して近づかなくなります。 動物学者は赤外線カメラを使いますが相当高額なものになってしまいます。 高校生以下であれば、昼間の時間帯だけ、と限定しても立派な記録になります。 あるいは、下校時間が終わってから夕方までとか、夜が明けてから登校時間まで、と時間を決めて毎日やるという方法もあります 動物の行動は季節や時間に応じて変わります。 種類も入れ替わります。 観察は1年以上続ける必要があります。 雨だろうが風だろうが辛抱強くやる必要があります。 雨でこなかったと言うのも立派な記録です。 観察したときの時間と天候は必ず記録しておいてください。 校舎の周辺ですと登下校時間や体育の授業があると、動物は警戒して近づきません。 この場合は夏休みの期間だけ、と限定しても立派な記録です。 夏休みと冬休みを比較することも出来ます。 今日は野球クラブの練習があって来なかったというのも立派な記録です。 校庭に人がいてもいなくても近づいてくる動物もいますので、それはそれで立派な記録です。 どの程度近づくかということも記録しておいてください。 兎に角、人間の都合に合わせるのではなく、動物の都合に合わせる観察ですから、辛抱が何よりも大切です。 動物学者も木の枝や草で覆ったテントの中で辛抱強く待ちます。 チームを組んで同じ場所で5年10年と続けることもあります。 動物の糞や足跡を探して動物の種類や行動を予測することもあります。 TVなどでよく見る、車で移動するのは、動物が沢山いて見通しがきく地域でやる方法です。 大型の望遠レンズを使っています。 ビデオカメラも数か所に設置して動物が移動して行く方向を観察します。 夜間は赤外線カメラを使います。 大型動物の場合はセンサーを取り付けてセンサーに反応したときだけ撮影する方法もあります。 動物の行動観察というのは簡単なことではありません。 専門家を養成するのに何年もかけてやられています。 頑張って下さい。
お礼
詳しくありがとうございます!