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ものがこんなに豊かにあるのにインフレのほうが
良いというの人よりおかねのほうが大切ということなのでしょうか。消費者としての立場と生産者としての立場があるはずですが、よくわからないので教えてください。
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>しかしデフレのおかげで企業の技術力や労働者の勤労意欲が増していたというようなことはありませんか。金の運用だけで成長成長と自画自賛していた国の実情は本当に国民の幸福に対応していたのでしょうか。これは金に縁のない庶民の愚問かもしれませんが、あれほどインフレはいけないといわれていたことがひっくり返っているようで不思議というか不安というか・・・マイルドインフレで実際収入が増えれば今のように預金ではなく投資に回せと言う必要もないと思ったりしています いいえ。経済が縮小すれば、企業の技術力は低下します。技術開発にお金を使えなくなりますから。実質賃金も経済が縮小すれば低下するので、勤労意欲が上がっていたとは思えません。 実質賃金の低下は平均としての話ですから、貧乏であってもそれは平均的にきいてきます。お金があることと、幸福なことはもちろん正確には対応しないでしょう。当たり前です。ただ、衣食足りて礼節を知るということがありますので、私はわずかに実質賃金が上がっていくのが健全な社会と思います。 あなたのいう昔のインフレは25%とかの話でしょう? わたしの言っているのは、2%インフレです。あなたがいくら不安でも、先に示したデータのように日本は約15年、先進国の中で唯一デフレにより経済の縮小がおき、経済の世界の反面教師、笑われ者だったのです。よって、黒田日銀はそのデフレマインド(あなたはデフレマインドの権化のようなひとだなあ)を払拭するために2%インフレを目標としているのです。
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- ithi
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kaitara1さん、こんにちは。 ものがこんなに豊かにあるのにインフレのほうが 良いというの人よりおかねのほうが大切ということなのでしょうか。 違います。 日本には資源がないため、いろいろ海外から輸入に頼らざる負えません。原産国などの社会情勢により、原材料が高騰するとそのまま物価に反映されます。生産者の立場としてはそれはある程度仕方のないことですが、ここで大切なのは消費者としてはインフレでも賃金が上昇していれば、そんなに問題はありません。最悪なのは賃金が上がらないのに物価が上昇していくことです。そうなると消費者自体が疲弊し、消費自体も少なくなって不景気の長期化することになるでしょう。
お礼
円高だったら原材料も安く買えるのでは。このような簡単なことでもよくわかりません。円安で悲鳴をあげている企業も多いようです。結局金ころがしの関係者だけが喜んでいるのでは。
- ga111
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消費者としての立場としては、もちろん、デフレのほうがいいですね。今、持っているお金の価値が高くなっていきますから。でも、消費するために消費者はほとんどが同時に生産者(労働者)でもあるのですよ。生産者としては、インフレのほうがいいです。今もっている在庫は1年後2%高く売れます(インフレ率2%の場合)。 このように、消費者と生産者両方を総合的に考えた場合、現在、ある程度マイルドなインフレ(インフレ率2%くらい)が消費者と生産者に最高に利益があるという説が国際的に有力です。この説に従ってアメリカ、日本などは現在、インフレ率2%を目指しています。 デフレになると、経済が縮小し、その結果、労働者の実質賃金が減り、さらに経済が縮小するといういわゆるデフレスパイラルに陥ってしまいます。日本は、デフレスパイラルに約15年陥っていたといわれています。新しい黒田日銀総裁はデフレの責任は、旧日銀にあると明言しています。そのため、日本は現在、インフレ率2%を目指しています。以下に、ダウと日経平均の推移をしめしますがいかに日本経済が縮小したかを明確に示しています。日本は約15年、先進国の中で唯一デフレにより経済の縮小がおき、経済の世界の反面教師、笑われ者だったのです。 本質的には#2さんのいわれることと同じと思います。
お礼
しかしデフレのおかげで企業の技術力や労働者の勤労意欲が増していたというようなことはありませんか。金の運用だけで成長成長と自画自賛していた国の実情は本当に国民の幸福に対応していたのでしょうか。これは金に縁のない庶民の愚問かもしれませんが、あれほどインフレはいけないといわれていたことがひっくり返っているようで不思議というか不安というか・・・マイルドインフレで実際収入が増えれば今のように預金ではなく投資に回せと言う必要もないと思ったりしています。
- human21
- ベストアンサー率37% (938/2476)
human21です。 補足についてお答えします。 物が豊かにあるのにインフレになるケースですが、一例として 為替で1ドルが200円になった場合が挙げられます。 日本の多額の借金が、日本の金融機関で消化できなくなると、 日本国債の価格が下がり、円が急落する事が考えられます。 円の急落は、エネルギー(石油、ガスなど)、食糧など輸入価格の 急騰を招き、物価が上昇し、インフレになると予想しています。 円相場の急落が引き金となり、不景気でインフレ(悪性インフレ)に なる可能性があります。
お礼
内憂外患という熟語がありますがインフレにもあるのですね。
- hahaha86
- ベストアンサー率14% (82/576)
>>デフレでは・・・ という意見もありますが 今の不景気は産業の空洞化が根源です ジュースの値段を見るとわかりますが バブル時代実際には物の価値は下がってました 紙パック500mlの飲料が120円から100円に下がったのはバブル時です その後長い間100円を守ってきましたが デフレデフレと言い出したころから価格が上がり始め(人工甘味料登場で原価は下げ100円に無理やりしていた) デフレ末期にはついに耐え切れず120円と値段が上がり 今では150円の商品もざらです
お礼
物が余っているのに、誰も買いにくくなっているということでしょうか。企業は 売れないから値上げして利益を出そうとするのでしょうか。いわゆるスタグフレーションとはこのことなのでしょうか。そうならばモノがないときに生じるインフレーションは起きようがないということでしょうか。産業の空洞化というより国民全体の生活の空洞化とでもいうべきことのような気もします。
- human21
- ベストアンサー率37% (938/2476)
インフレのほうが良いと考えている人たちは、インフレに なれば景気が良くなると思っているからでしょう。 ですが、実際は良いインフレと悪いインフレがあり、たとえ インフレになっても景気が良くなるとは限りません。 現在の日本の状況を考えると、悪いインフレになる可能性が高く、 そうなった場合、とても生活しづらい社会になります。 悪いインフレとは不景気でインフレという状態で、スタグフレーションと 呼ばれています。 日本の近未来に来る可能性が高いので、興味があれば調べてみて下さい。 また、経済的な自己防衛を考えられることもお勧めします。
お礼
専門家が考えても難しい問題なのでしょうね。
補足
ものが豊かなのにインフレにできるのでしょうか。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
インフレの反対であるデフレを考えると解りやすいです。 デフレでは、モノの値段が下がります。 だから、企業の売り上げや利益も減ります。 従って、社員の給料も減りますし、倒産する 企業も沢山になります。 給料が減れば、消費が減り、企業の売り上げ、利益が 更に減り、社員の給料はもっと下がります。 だから出回る商品も減ります。 かくして、日本がどんどん小さくなっていくわけです。 行き着く先は途上国です。 インフレはこの反対です。 モノの値段が上がりますから、企業の売り上げ、利益が 増え、社員の給料が上がります。 だから消費が増え、モノが溢れ、企業の売り上げ利益が 更に増え、社員の給料ももっと上がります。 かくして、日本がどんどん大きくなり、こうやって 日本は先進国になれました。
お礼
そういうものなのですね。
補足
では高いものを皆が買うほうがよいということでもないのでしょうか。安売りがどうして好まれるのでしょうか。
- WhatisLOVE
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的外れな回答になるかもしれない、とうのを先に謝っておきます。 物が多くてインフレになるというのは不自然な状態で、本来スーパーなどで売っている商品なんかは、天候不順などで収穫量が少ない時に高くなります。 逆に豊作過ぎて、物が増えると価格は下がります。 インフレというのはそれとは別で、国がお金を多く作るとお金の価値自体が下がります。 ということは今までは100円の価値の物も、お金の価値が下がるので100円以上で売らないと利益が出なくなります。 大雑把にこんな感じでしょうか。 現在政府がインフレに誘導しているのは、貿易で黒字にするということ、株価を上げて海外からの投資を誘導することを目的としています。それで国内経済を強くし、賃金を上げて国内消費を活発にさせようという狙いがあるのですが、あまり上手くはいっていないようです。 お金の方が大切というのはあるかもしれませんが、お金がないと生産者が作ったものを買ってくれる人はいないということです。
お礼
なかなか理解するのが難しいことです。
お礼
どうも私は勉強が足りないようです。今後もう少しきちんと勉強したいと思います。