- ベストアンサー
多数決は正しいのか?
- 先ごろの安保法制では国民の6割が反対し、8割が政府の説明不足としながら、政府与党は国会での多数を根拠に同法を可決させました。
- 多数決には利点もあります。その最大のものは、なんと言っても結果の明快さでしょう。
- 多数決という決定方法について、OK WAVEの皆さんのご意見を伺いたく思います。
- みんなの回答 (13)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ちょっと思いついたので、再回答させて頂きますね。 恥ずかしながら、質問文とお礼を頂き、「投票方法」が多数存在することを初めて知りました。私も質問文を斜め読みしていましたね。 ボルダ・ルールというのは、その手法があることを知っては居ましたが、なるほど選挙に適応させるという発想まではなかったです。やはり日本の民主主義は遅れているんですかね? で、その方法論を「https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%B8%E6%8C%99%E6%96%B9%E6%B3%95 選挙方法・Wikipedia」で見ていてひらめいたのですが、逆の発想はその様々にある選挙方法のなかに存在していますか? 「落とすべき議員を投票する」というものです。 小選挙区などではその方式は難しいかも知れませんが・・・ (1)まずは普通に「自分が望む代表者」を投票します。 これは、ボルダ方式などが良いような気がします。 (2)そして、有権者はもう一つの投票用紙に、「議員になって欲しくない人を投票」します。 これは、ボルダ方式の変形で、立候補した議員全員に得点をつけるのではなく、自分が思う「代表になってはならない人だけを連記して得点方式で記入する」と言うような方法が良いように思います。 そして、その差分(1-2)で、最終的な得票を比べ、議員を選出する、と言うようなモノはどうでしょう。 ざっくりしすぎているのでいろいろ問題はありそうですが。 どちらにせよ、議員や政党は抜け穴を探し、議席を確保する方法を、どんな選挙方式にしても探ってくるでしょうね。 自民党の例が一番わかりやすいのですが、「どんなに公平性が考えられた選挙制度」にしても、その抜け穴を探して、貴族は基本的に当選する確実性が高い手段、と言うのを編み出してくるわけで。 日本はそれなりに公平な選挙制度だとは思いますが、「先祖代々議員家系」等があまりにたくさん存在できるところが既にアウトでもあるんですよね。 現状の日本でそんなことを提案しても、自民党は数の力で握りつぶすと思いますが・・・「先祖代々議員家系」等が存在できない方式を編み出さないとならないでしょうね。 選挙制度のみならず、議員に適応される制度も見直して欲しいですが・・・ 今の自民党日本ではムリでしょうね。 大物達がそれを許さなければ、そういう改革案が検討されることすらないでしょうし、大物議員は代々大物議員であり続けるでしょうから・・・ 日本の民主主義は終わった・・・というか、まだはじまっていないのかも知れません。未だ長州薩摩健在ですもんね(苦笑)長州薩摩って、一体いつの時代だよ・・・ >OKwaveで 難しいと思いますよ。私もいろいろ質問してきましたが、基本的にこういう難しい問題に答えるのは数十人で決まっていて、その中には、多数「自民党の正しさを証明しよう」としている人が居ます。 あなたを含めて、あと一人二人は、この手の質問で建設的な回答をされるだろう人もいることは知っていますが、その人達も気まぐれですからね(笑) 確実に答えてくれるのは、「自民党は正しい」という事を主張したい人だけです。 解答者に条件もありませんからね。何も調べず、ネットの落書きを参考にしたモノを、堂々と回答の根拠にしているような人もいます。 ココは難しいですよ。建設的な話はほぼ不可能です。
その他の回答 (12)
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2714/13698)
前置きが長くて読む気がしないので、結論だけ。 >多数決は正しいのか? 多数決は民主主義の原理原則です。多数決ではない民主主義はありません。でも別に正しくはありません。間違いが多いです。というか間違いの方が多いです。理由は決を採る相手の国民が無知蒙昧だからです。 かの元英国首相ウインストン・チャーチルは言いました。「民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」 これ以外のもっと良い方法はないのです。だから諦めざるを得ないのです。我慢しましょう。多数決のない中国や北朝鮮よりはるかにマシでしょう。
お礼
>多数決は民主主義の原理原則です。 →そんなことはありません。 わたしが質問文に上げた多数決以外の決定方法を、ご存じなければ一度お調べになることを進めます。これらの手法が開発されたのは、単純な多数決によらずに多くの人が納得できる答えを探した結果であり、その前提には多数決は必ずしも正しくないという気づきがあります。これらの意思決定方法を採用した国々が民主主義でないわけではありません。 チャーチルの引用も、わたしの質問に対しては的外れです。わたしは民主主義の是非を問うているのではありません。 回答者様は多数決以外の民意のはかり方をご存じないだけではありませんか? ご回答いただきましたことには感謝いたします。
- okwave01234
- ベストアンサー率19% (39/198)
> 国民の意思と相いれない決定がなされたことに、違和感がぬぐえません。 国民の意思はすでに選挙によって示されています。あなたはただその結果が気にくわない、ノイジーマイノリティの意見に傾倒すべきだ、という非民主主義的主張をしているにすぎません。
お礼
質問文をお読みください。失礼ながら、そうとしか言いようのない回答です。わたしは、多数決は本当に「多数」なのかという問題意識から発しています。 ご回答いただきましたことには感謝いたします。
- 1
- 2
お礼
お礼を投稿したつもりでおりましたが失敗していたようです。遅くなって申し訳ありません。 再回答いただきましたこと、本当にありがとうございます。 いきなり傍論からです。わたしが本サイトで質問をかかげるときは、A.単純に知識を得たいとき、B.自分とは異なる意見が聞きたいとき、の二種類のがあるのですが、A.の場合はなかなか回答が得られず、B.は持論を開陳するだけで応答が成立しない人が多く、困っております。 今回の質問はまさにこのB.が該当してしまったようです。本質問は集団の意思を決定する、集約ルールの一つとしての多数決についてどう思うか、というもののつもりだったのですが、ご覧のとおり皆さんには見事なほど誤解されてしまいました。 わたしの質問文も悪かったのかもしれませんが、ちょっとひどすぎると思いません? それだけに、質問の意味が通じた回答者様のご回答は本当にありがたいです。 ところで、ご提案のボルダルールにネガティブ投票を組み合わせるという提案、なかなかにおもしろいと思います。 一部の人に熱狂的に支持されながら多数に反対されるような候補者を全体の代表者として選ばれないようにするのがボルダルールの利点ですから、これを強調するわけですね。 懸念されるのは中庸な当選者ばかりになってしまうことでしょうか。議会全体のなかでは、特異な主張をもった人たちを代表する特異な議員も必要だと思いますので、こういう人がいなくなるのは、それはそれで困ります。 個人的には首長選以外は全部比例区で良いんじゃないか、というくらいに考えているのですがいかがなものでしょうね。 しかし、結局は回答者様が指摘されるとおり、政治家と有権者の意識が高ければ、集約ルールがなんであろうと大概の問題は回避できる気もします。とどのつまりはこれが怪しいのが諸悪の根源ですかね。 とにかく、現状のなにが問題かに向き合うことから始めるしかないのでしょう。とくに自称「保守派」の皆さんには切に望みたいです。少なくとも、人の話を聞かずに相手がこう言っていると決めつけるのは止めてほしいものです。 あらためてご回答ありがとうございました。
補足
お礼欄を使ってしまったので補足欄で失礼します。 本質問へは安保法制賛成派の皆さんから多数の的外れな回答をいただきました。それに対していささか感情的な返しをしてしまいましたが、冷静になってみると実に「有益」な回答ばかりでした。 というのも、わたしはかねて安倍政権は根本のところで民主主義に対する一種の軽蔑感があると思っていたのですが、安保法制賛成派の皆さんもこれを共有していると確かめられたからです。 でなければ、多数決という民主主義を実践する一つの手法にすぎないものを、民主主義そのものと混同するような誤りをおかすはずがありません。そもそも「民主主義を実践する」ことに関心がないのでしょう。 これを知ることができただけでも、わたしにとっては「有益」でした。もともとの質問の趣旨からは外れますけど。 具体的な提案をいただきましたphotoslipper様の本回答をベストアンサーとさせていただきます。 他の皆様もありがとうございました。