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国語の教科書に載っていた詩の題名
35~40年ぐらい前の国語の教科書に載っていたある詩の題名が分かりませんでしょうか? 教科書は名古屋市の小学校か中学校のどちらか。 詩の内容は、石づくりの西洋風の庭園に薔薇が咲き乱れ、水が流れているような描写があり、シュルレアリスムっぽい雰囲気がありました。
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- bran111
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回答No.1
萩原朔太郎でしょうか。 緑蔭 朝の冷し肉は皿につめたく せりいはさかづきのふちにちちと鳴けり 夏ふかきえにしだの葉影にかくれ あづまやの籐椅子といすによりて二人なにをかたらむ。 さんさんとふきあげの水はこぼれちり さふらんは追風つゐふうにしてにほひなじみぬ。 よきひとの側へにありてなにをかたらむ すずろにもわれは思ふゑねちやのかあにばるを かくもやさしき君がひとみに 海こえて燕雀のかげもうつらでやは。 もとより我等のかたらひは いとうすきびいどろの玉をなづるがごとし この白き鋪石をぬらしつつ みどり葉のそよげる影をみつめゐれば 君やわれや さびしくもふたりの涙はながれ出でにけり。 再會 皿にはをどる肉さかな 春夏すぎて きみが手に銀のふほをくはおもからむ。 ああ秋ふかみ なめいしにこほろぎ鳴き ええてるは玻璃をやぶれど 再會のくちづけかたく凍りて ふんすゐはみ空のすみにかすかなり。 みよあめつちにみづがねながれ しめやかに皿はすべりて み手にやさしく腕輪はづされしが 眞珠ちりこぼれ ともしび風にぬれて このにほふ鋪石しきいしはしろがねのうれひにめざめむ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ただ、探している詩ではありませんでした。 少ない情報からお探しになり内容まで載せていただき 大変ありがたく思います。