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一年で一番日の入りが早いのは冬至のある12月で季節

一年で一番日の入りが早いのは冬至のある12月で季節は冬(12月~2月)に当たるのになぜ冬の日はつるべ落としではなく、秋の日はつるべ落としなのですか。

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  • staratras
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回答No.3

「秋の日は釣瓶落とし」という慣用句は「秋の日は沈むのが早い」という意味ですが、これは(1)「日没時刻が早い」という意味だけではなく、(2)「日没時刻が日に日に早くなってくる」という意味と、(3)「日が沈んでから暗くなるまでの時間が短い」という意味も含んでいるとされています。以下は東京の例です。 (1)日没時刻が最も早いのは12月上旬です。ことしの暦によれば、11月29日から12月13日の日没時刻が16時28分で最も早く、冬至(12月22日)には、これより4分遅くなっています。秋分(9月23日)には17時38分で、もちろん12月と比べれば1時間以上遅いです。太陽が天球上で最も南に位置するのは冬至のときですから、本来であれば冬至のころが最も日没が早いはずですが、地球の軌道が楕円であることなどから、太陽が南中する時刻が12月上旬のほうが冬至のころより早いため、その影響でこのころの日没時刻が最も早いのです。12月上旬は初冬ですが、最近の温暖な気候では晩秋と感じる人もいるかもしれません。 (2)日没時刻が早くなる割合は秋の方がはるかに高いです。例えば9月30日の日没時刻(17時28分)は、10日前の20日の日没時刻(17時42分)より14分も早くなっています。これに対して12月1日の日没時刻(16時28分)は、10日前の11月21日の日没時刻(16時31分)より3分しか早くなっていません。 (3)日没時刻から真っ暗になるまでの時間(天文薄明が終わるまでの時間)は、東京のような緯度の場所では夏至のころに最も長く、春分・秋分のころに最も短くなります。この差は数分程度であまり大きくはありませんが、短いことは確かです。 これらを考えあわせますと、「ああこんなに日没が早くなってもう暗くなったのか」という気持ちになるのは、やはり秋分から10月にかけての秋たけなわのころではないかと思います。 1年のうちで夜の時間が最も長いのは冬至のころのはずですが、「秋の夜長」と言うことが多いのに相通じるものがあるのかもしれません。

その他の回答 (2)

  • Nakay702
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回答No.2

>一年で一番日の入りが早いのは冬至のある12月で季節は冬(12月~2月)に当たるのになぜ冬の日はつるべ落としではなく、秋の日はつるべ落としなのですか。 ⇒理由は3つ4つ考えられます。 (1)直前の夏(=1年中で最も日が長い)と比べるので、違いをより明確に感じてしまうから。 (2)秋は農作業が最も忙しい季節(=農繁期)で、少しでも明るい戸外で作業したいという願望があるから。 (3)中秋の時期(=9月23日ごろ)は、日没の早まる速度が最も急速で、1日ごとに日の入りが早くなっていくのを実感するから。 (4)秋の「秋晴れ」などに対して、冬は日中からどんよりしている日が多いので、日没の前後の違い・境目があまり(相対的に)強く意識されないから。 日本は、古来より農業を中心とする国でしたので、上の(1)~(4)のうち、「秋のはつるべ落とし」の最も大きな理由は(2)ではないかと思います。 以上、ご回答まで。

  • Re-GZ
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回答No.1

印象の問題。 夏の長かった時期に比べて。 暑さも和らぎいろいろ捗る、集中して時間の経つのが早い。