この自由研究、一見簡単そうですけど、ちゃんと考えると結構難しいですよ。
まず、同じ水でも、入れる容器によって凍る時間が違うということを考えないといけません。
例えば大きな容器にいれた水と、小さな容器に入れた水なら、小さな容器に入れた水の方が早く凍るはずです。
また、同じ大きさでも、その容器の材質によって凍る時間は変わってきます。
質問文だけですと、柔軟剤、シャンプー、麦茶を同じ容器に入れて凍らせたのか、大きさや材質が違う容器に入れて凍らせたのかが分かりません。
もし、違う容器だったなら、容器のせいで凍りやすいか凍りにくいかが変わったのかもしれません。
従って、柔軟剤、シャンプー、麦茶を比べるなら同じ容器に入れないといけません。
もし、同じ容器に入れても、凍り方に違いがあったのであれば、それは、柔軟剤、シャンプー、麦茶の凍りやすさが、それぞれ違うということになります。
液体が凍る温度または固体が溶ける温度は、物質の種類ごとに違うということは知っていますでしょうか。
もし、それを知らないまたは習っていないなら、まず、「融点(ゆうてん)」とは何かを辞典などで調べましょう。
簡単に言うと、凍りやすさが物質の種類によって変わるということです。
しかし、ここで気をつけないといけないのは、柔軟剤やシャンプーや麦茶は、1種類の物質でできているわけではなく、いろいろな物質が混ざっているものだということです。
従って、例えば、柔軟剤だと何℃で凍るかが決まっているわけではなく、混ざっている成分の種類や割合によって凍る温度は様々に変わるのです。また、その混ざっている成分は、学校では習わないような物質もたくさんあるため、それをひとつひとつ調べることは不可能です。
よって、柔軟剤やシャンプーの凍り方が違っていてもそれが何の成分による影響なのかを判別することはできないでしょう。
麦茶の場合、成分はほとんど水です。よって、水を凍らせてみれば、柔軟剤やシャンプーより、麦茶に近い凍り方になると思います。
他にもいろいろ試してみれば、似たような成分のものが似たような凍り方になることが分かるのではないでしょうか。
そうしたことを整理すれば立派な自由研究になると思います。
お礼
ありがとうございました