★日本のビジネス社会で一般に使用するヒアリングの意味は
[相手の要望や意見、意向などを聞きとるときに使う]言葉。
相手は 取引先の組織や個人 or 社内の組織や個人
★例:
「aaaについて、bbbに、ヒアリングに-行く/-お邪魔する/-のお願いをする」
「kkk -社/-部 から、hhhについて、ヒアリングの申し入れがあった」
「xxx -社/-部 のyyy様が、ヒアリングにいらっしゃいました」
★ヒアリングの目的:
1.商売の取引について、先方の意向・要望etc.を訊きだして、適切な提案をする。
2.商売で問題が発生した場合、実態の正確な把握・先方の要望etc.を訊きだして、より良い対処策を立案する材料とする。
3.相手の情報や、相手の事情を聞きこみ調査することで、出方を検討したり対策を練ったりするためです。マイナビニュース会員の方の意見では、顧客への聞き取り調査や、問題解決のための事情聴取的な聞き取りの際に「ヒアリング」という言葉を使っているようです。
4.社内の部門間でも、業務を順調に進めるため、諸事項/問題について、ヒアリングを行う事例も多い。
社内他部署に限らず、自分の部下に対してヒアリングを行うこともある。
⇒ 自分が扱う仕事を順調に進め、かつ適切な成果を得るために、豊富な情報を得る方法の一つ。
会話による方法のため、相手の反応を見ながら、思わぬアイデアや新たな問題の発見に繋がることも多く、文書による調査では得られない効果もある。
★ヒアリングは辞書を見ると
a.访问调查・・・訪問に限らない、来て貰うこともあるが本質的な違いではない.
b.,公聴会・・・一般企業では殆どない.公共企業や役所では実施もある.
c.意见听取会・・・素直に相手の意見を聴取する?
d.听证会・・・悪事・失敗等の責任追及の場合?
e.征询意见会・・・諮問に近い?ならば,用意した回答/対策に対しての意見聴取?
などがありますが、貴質問に対しては a+c+(e) が適切のように感じます。
★ヒアリング実施イメージ理解の援けになるならば、おまけです:
・当然のことですが、ヒアリングを行うには、目的と背景、それらに関わる事実関係、必要ならば費用試算・法律・技術的問題を、しっかり認識した上での質問事項や伝えるべきことなど、事前準備が重要です。
・会議室(参加人数次第で大小多様)で行う。
・所用時間 1時間~数日間(問題の大小や難易による)。
・ヒアリングする側が主導的に会話を進める。
・主題や目的や進め方について、相手側と相互に確認する。
・相手側を尊重しつつ質問や提案を行い、回答(問題点・希望・意向etc.)を訊きだす。
・翌日には、ヒアリングに応じて頂いたことのお礼を伝える(電話可)。
この時 提案提出/問題解決策etc.など、ヒアリング結果を提示する予定日を伝える。
・約束の日には、結果(提案/問題解決策など)の説明に行く。
お礼
ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。おかげさまで、ビジネス用語での「ヒアリング」の意味はよく理解できるようになりました。