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大学で心理学を学ぶことについて。

私は大学で心理学を勉強したいと今のところ考えています。 今のところ、横浜国立大か宮城教育大を考えています。 しかし、心理学を学ぶ…といっても一体何を大学ではやっているのか。 そして、その学科を卒業したとしても将来のことはどうなのか(職業等) それが気になります。 ちなみに、一番興味を持っているのは犯罪心理学です。 心理学については無知もいい所なので、色々とアドバイス頂けると嬉しいです。 お願い致します。

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noname#11971
noname#11971
回答No.4

tsubuさん、こんにちは。現在私も関西の大学で心理学を勉強しています。心理学はとても面白い学問ですよ。私の大学では、1・2回生の時には、心理学のさまざまな分野を勉強していきます。具体的にいうと、1回生は心理学基礎研究というものがあり、社会心理学もしくは産業心理学の教授と臨床心理学の教授が半期ごとに交代して、少人数クラスで授業を行い、発表やレポート課題が出されます。そして、心理学総合研究というものがあり、心理学専攻の教授が全員担当者で、自分の専門領域について、教えてくれます。この授業で心理学というものがいかにひろい分野であるか知ることができ、視野が広がります。そして、心理学でかかせないのが、統計とパソコンの授業です。この授業をしっかり聞いておかないと、のちのレポートや卒論は書けません。そして2回生以上になると、心理学実験実習というものがあります。30人1クラスで指導教授が2人つきます。この授業は質問紙を作って配布し、結果を分析したり、実際に実験の被験者になったり、町に出て調査を行ったり、カウンセリングや箱庭やコラージュ療法などを体験します。その際、パソコンや統計の知識がないと、話になりません。SPSSという普段家庭にない、パソコンのソフトを使うために、大学が閉められるまで、パソコンの部屋に心理学の学生だけが残っているということもあります。私の大学ではレポートが評価されて返ってくるので、適当にだすと、再提出になり、数回繰り返されると単位はもらえない仕組みになっているので、必死にやらなければなりません。また心理学は日本ではまだまだ遅れているので、心理学の英語の文献を読み、レポートにして提出という授業もあります。3回生になると、自分の行いたい分野のゼミに入って、卒論に向けて勉強していくという感じです。私の大学ではだいたいこんな感じです。  さて、tsubuさんは犯罪心理学に興味があるみたいですが、犯罪をする背景にはさまざま要因がありますよね。犯罪を犯した人の生活史、病歴、家庭環境、社会的背景など。そのために犯罪心理学を学ぶための、基礎固めとして、社会心理学や臨床心理学などを十分に勉強してから、はじめて勉強することができる分野ではないでしょうか。また犯罪心理学は心理学だけではなく広い視野をもち勉強することが大切になると思います。  心理学での就職ですが、大学院に行くのもひとつかもしれませんが、大学院をでて臨床心理士の資格をとっても就職先がないのが現状です。現実は非常にきびしいのです。そこで大卒で働けるものがあります。それは心理職というものです。心理職は公務員です。家庭裁判所や、児童相談所、警察署などで活躍しています。犯罪心理学に興味があるのであれば、向いているかもしれません。非行少年の犯罪にいたる背景を調べたり、児童虐待について、調査を行ったりします。詳しいことまではわからないので、ご了承ください。  心理学を学ぶための大学選びとしては、パンフレットをしっかり読み、直接足を運んでみることです。心理学は学派もあるので注意してください。  では、がんばってくださいね!!

その他の回答 (4)

  • Diogenesis
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回答No.5

心理学に限らず, 大学で特定の学問を専攻するときには その学問の成果(=本や論文に書いてあること)を学ぶこと以上に 学問の研究法を身につけることに重点が置かれます。 そして卒業研究や卒業論文という形で 学問に新たな1ページを書き加えることで学士と認められるわけです。 高校までの勉強との大きな違いはそこにあります。 心理学は実証的(=データに基づいて研究する)科学として 哲学から分離独立した学問なので, 文献を読んであれこれ考えるだけでは成り立ちません。 そんなわけで心理学専攻の学生は 実験,観察,調査,面接,検査といったデータ収集法や 得られたデータを解析するための統計と情報処理の知識の習得に 多くの時間を費やすことになります。 心理学専攻の学生の過半数は 一般企業に就職したり教員や一般職公務員になるなど, 専攻とは直接関係のない職場に就職しています。 専攻を生かした進路については 下のUPLにある私の過去の回答を参考になさってください。 その回答の参考URLをさらにたどると 犯罪心理学関連の質問にリンクされているはずです。 最後に大学ごとの特徴について。 横浜国立大学教育人間科学部の心理学教室は 教員養成系だった頃からアカデミック志向が強く, 研究者や臨床家を輩出しています。 一方の宮城教育大学は どちらかというと教育現場志向が強いように思います。 いずれも比較的少人数で家族的な雰囲気があるようですが。 心理学の業界は 旧帝大のみならず,旧高等師範(筑波,広島など)や 名門私大の勢力が強いところです。 学問で身を立てようという気なら そのような大学への進学をお勧めします。

参考URL:
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=856784
  • yu-san9
  • ベストアンサー率20% (3/15)
回答No.3

大学の心理学部に所属している者です。 大学で心理学を学ぶなら 「心理学は本当はどんなものなのか」 「どの大学でどんなことを学べるか」 をしっかり調べておいたほうがいいです。 ってか調べておかないと、入ってから後悔します。 ちなみに私は準備不足で入学しましたが 運良く(?)楽しく勉強してますf^_^; どんな心理学を学ぶにしろ、実験、統計解析などを 含めた心理学の基礎をしっかり学べる大学でないと、 臨床分野でも役に立ちません。 臨床心理学(カウンセリングとか)だけに力を入れて、 基礎をおろそかにしている大学も多いらしいです。 参考URLを一度見てほしいと思います。 大学受験がんばってくださいね☆

参考URL:
http://homepage1.nifty.com/~watawata/psycho/index.htm
  • rankle
  • ベストアンサー率29% (17/57)
回答No.2

 結果からいいますと、心理学部や心理学科の卒業後に心理関係の仕事に就く人はほとんどいません。なぜなら、心理系の仕事に就くには、基本的に大学院を卒業することが必要だからです。  大学では基本的に自然科学的な心理学(精神分析など)と精神科学的な心理学(人間性心理学・トランスパーソナル心理学など)を学びます。さらに、心理学の実験法や研究法の実習や統計学など、分野によってはかなり、数学や物理、化学のようなジャンルの知識が必要とするものがあります。心理学というと文系のイメージがありますが、実際は理数系と考えた方がいいと思います。  犯罪心理学を生かすには、警察へ就職するのが1番いいと思われます。もう少し詳しくいいますと、犯罪心理学には、「裁判心理学」、「矯正心理学」、「狭義の犯罪心理学」、「被害者学」などがあります。  

  • jume
  • ベストアンサー率46% (71/152)
回答No.1

横国、宮城教育大で心理学ってことは、教育心理、臨床心理、発達心理が中心になるんでしょうね。なので、それらの理論を背景に犯罪へのアプローチ、ということになるんですかね。そういうことを専門にされている先生がいらっしゃるかどうか、HPなどを使って調べてみたらいかがでしょう? それと、心理学がどんなことを研究する学問なのか、ということについては、心理学関係の教科書を眺めてみるといいと思います。スタンダードなものは、有斐閣が結構出してます。岩波ジュニア新書の『心理学ってどんなもの』を読むのもいいかも知れません。 僕の印象では、一般にイメージされている「心理学」と、実際の「心理学」では、かなり開きがあるように思います。卒業後の職業も、基本的には他の専攻と大きな差は無いと思います。ただ、横国とか宮城教育大だと、学校の先生になる人も多いんじゃないでしょうか。

参考URL:
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/50/X/5004270.html