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一人で判断するのと製造部長と営業部長の判断
一人で受注を受けるか受けないか決めるのと、製造部長と営業部長の違う立場で交渉して決めるのとどう変わりますか? 製造部長は工場をうまくまわしたくて、営業はできるだけ受注したいと思います 立場の違いってやはり一人よりよく見えるのでしょうか? また交渉で最適にいかない可能性などありますか? どちらのほうが判断がよいのでしょう?
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対象となる製品が、受注生産品なのか計画生産品なのかによっても異なると思います。 受注生産品であれば、納期を勘案して生産可能なのかは製造部長で判断できます。 その情報をもとに、営業部長が最終的に決定するのが一般的でしょう。 ただ仮に工場での生産が現在立て込んでいて、営業の希望する納期までには間に合わないとしても、いついつまでになら製造も可能という情報は、製造部の方から出されるはずですので、営業担当者と発注者との再度の話し合いがもたれ、結論が出されます。 工場の立場は、あくまで製品が売れて、始めて存在価値があるわけです。 いくら工場が効率的に動いたとしても、作ったものが売れなければ何にもならず、会社の収益に貢献できない裏方の仕事と言えます。 営業が努力して受注したものは、何としてでも希望通りに間に合わせるための工夫をするのが製造部門の宿命と言えます。 ですからご質問のような設定は、メーカーというものの実態をご存じない方の、質問のための質問だと思うものです。 決して一人で決められるものではありません。あらゆる関係者が係わって、会社業績を伸ばそうとするのが、製造企業人の誇りなのです。 それを怠った企業は、そのうちにつぶれてしまうでしょう。 私は現役時代には、製造企業の生産部門における技術者の一員として、工場現場にも、本社の統轄的な職務も経験してきました。営業との調整役もやってきた人間としての回答です。 私が在籍した会社は、一般消費者向けの商品ですので、基本的には計画的に大量生産するものでした。 一度生産計画が設定されても、販売計画通りに売れなかった場合には、営業からの情報をもとに、急遽生産計画が修正されることはしばしばありました。 それをいかに効率よく達成することができるのかが、生産部門の腕の見せ所であり、愚痴をいう暇もありません。 会社が長く生き残っているところは、それらがうまく機能している証しだと思います。
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- samurai1919
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こんばんは、 どのような製造業なのかわかりませんが、仕事の受注はお客様と会社の契約です。 「一人で受注を受けるか受けないか決める」とは誰のことなのでしょうか? 質問の意味がよくわかりませんが、 私が以前勤めていたゼネコンでは、まずは営業担当者がお客様との窓口として発注の内容や規模を伺い、 それを会社に持ち帰って、営業部長に報告し相談します。そして営業部長が、生産部門である建築部長や土木部長と協議して、必要ならば支店長や社長にも相談して、受注するか否かを決めます。 要するに会社としての態度を決めるのです。 営業部と製造部とで、お互いの立場を主張し、ゴタゴタする会社は変ですし、お客様に不安感を抱かすことになります。よって交渉は上手くいかないでしょう。 契約書に捺印するのは「お客様」と「社長」です。このことを理解してください。
お礼
ゼネコンになるとさらに受注の可否になるんでしょうね。 大きな案件をまとめて、「お客様」と会社の代表である 「社長」の契約になるのでしょうね。 流れ含めてありがとうございます。
- 92128bwsd
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理想的には1人の責任者が経営と顧客との関係と製造のキャパを瞬時に判断して決めるのがベストです。そんなスーパーマンがいないので製造と営業の責任者がそれぞれの立場で意見を言って決めるのでしょうが、両者とも会社の経営と目標を理解して協力して短期間で決められれば良いのですが、ここから先はそれぞれの責任者の能力と信頼関係によってくるので、会社、組織によって最適解は異なります。どんなケースでも複数の人で決めるからにはスピードの劣化や方向性の不一致は起こります。無理やり決定者を1人に決めると、その1人の能力によって経営破綻するリスクが高まります。 ケースバイケースだし、経営者のアサインメント能力の問題でもあります。
お礼
原理的には、やはり一人でできないから複数でで、それととも副作用も存在するですね。 ご回答ありがとうございます。
お礼
おっしゃるとおり、工場は裏方で、営業の努力をできるだけ成果にあげようというところです。 >決して一人で決められるものではありません。あらゆる関係者が係わって、会社業績を伸ばそうとするのが、製造企業人の誇りなのです。 確かかと思います。 貴重な教え含め、ご回答ありがとうございます。