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食べ物には固有の栄養価(例えばほうれん草には鉄分)
食べ物には固有の栄養価(例えばほうれん草には鉄分)があるといわれていますが、その栄養価はその土地の土や水から吸収しているのだと理解しています。 そこで疑問なのですが、その特定の野菜ばかり作るのであればその土地からは特定の栄養価が吸収され尽くされて枯渇してしまうのではないでしょうか。 もちろん肥料なりなんなりの外部から足すものもあるでしょうが、そんなことまでちゃんと考えてやっているのでしょうか。 また、作物も育つということは水以外にもその土地の成分を使っていると思うので、大量に作るのであれば作物の質量相当分の土が減っているということではないでしょうか。 そんな量の土なんか足しているとも考えられないので、どんどん土の量が減っていくのでしょうか。
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- muchi2_rose
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野菜は自身で栄養素を作り出すものであって土から吸い上げる養分は自分が成長するだけしかないわ。 それに土は栄養素を含んだスポンジのようなものよ、あなたの家にあるスポンジに水吸わせたときと 手で絞ったとき大きさ変らないでしょ・土自体は有機物なんだから出がらしになるだけで質量は減らないわよ。 それに、畑は同じ作物を連作するなんてしないわ。畑を知らない素人が考えることだけど 例えば米を育てる田んぼだって、毎年毎年土だけ穿り返して稲植えたって育たないわよ。 れんげを植えたり土壌変化剤をまいたりしてるし、畑なら休耕させたり、別の作物を植えたり 捨て植えしたり土壌自体変えてるわ
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
>その特定の野菜ばかり作るのであればその土地からは特定の栄養価が吸収され尽くされて枯渇してしまうのではないでしょうか。 はい、その事を「土地が痩せる」と言います。 只、鉄分の場合、乾いた土に磁石を近づけると砂鉄が付く事からも解る通り、大抵の土には大量の鉄分が含まれていますから、鉄分に関してはわざわざ補給する必要があるとは思えません。 尚、ほうれん草に含まれている鉄分の量は100gあたり0.9mg程であり、パセリの7.5mg、つまみ菜の3.3mg、えだまめの2.5mg、サラダ菜の2.4mg、などと比べれば 野菜の中では特に多いとは言えません。 >もちろん肥料なりなんなりの外部から足すものもあるでしょうが、そんなことまでちゃんと考えてやっているのでしょうか。 考えてやっています。 肥料には、窒素やリン、カリウム、マグネシウムなどといった比較的大量に必要となる養分しか含まれていないものも中にはありますが、総合肥料等では肥料メーカーが製品を作る際に、他所の専門機関から植物の生育に必要な各種の微量成分(微量元素)を購入して来て、それを自分の所で作っている肥料に混ぜて製品化しています。 >大量に作るのであれば作物の質量相当分の土が減っているということではないでしょうか。 土の量が明らかに減るほど大量に吸収される訳ではありません。 只、有機肥料の中の有機物は地中の微生物などによって分解されて目減りしますし、雨が降って水溶性成分が溶けて流れたり、風で土が吹き飛ばされたりする事によって土の量が減る事も有ります。 もっとも、通常の場合は大した量ではありませんので影響は殆ど無いと思います。 堆肥を使っている所であれば、堆肥として継ぎ足される量の方が多いのではないかと思います。 水害等の天災で土が大規模に流されてしまった場合などには、土が足される事も有るかも知れません。 又、水はけ等の都合により、土地の地面の高さを上げるために大量に土が付け加えられる事も有るかも知れません。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
農地というのはほったらかしではありません。毎年堆肥を入れたり、化学肥料を加えています。同じ土地で連続して同じ作物を作ると、病気や害虫が出やすくなるので、水田を除くと一定周期で違うものを作ることが多いです。 なお、植物の体を構成しているものの大半は水と光合成で造られており、土から吸い上げるものはごく僅かです。