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マツの雌花はなぜ枝の先についているのか?

マツの雌花はなぜ枝の先についているのか? 雄花が枝の先(上)にあり、雌花が下にあるほうが、花粉が下に落ちて受粉しやすそうなものですが。なぜなんでしょう?

みんなの回答

noname#212058
noname#212058
回答No.2

「風で飛んできた他のマツ」の花粉を、より効率的に捕えるためかと思われます。 質問者さんの言う「花粉が下に落ちて受粉しやすそう」というのは、「自分の花粉で自分の雌花を受粉する」という一種の「近親交配」にあたります。近親交配は子孫の弱体化を招く危険が大きいため、生物では避るようになっているのが一般的です。マツも近親交配を避けるために、回答No.1さんが紹介されているような「雄花と雌花の開花時期をずらす」という対策をとっていますね。

  • suiran2
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回答No.1

マツは自家受粉しないように雄花が成熟し花粉を飛ばしたらて枯れ,その後に枝の先端に雌花が成熟します。ですから雄花,雌花の順になります。付き方が逆で雄花が先端で雌花が下のものもありますが,やはり自家受粉しないように成熟期は雌花が遅れます。 蛇足ですが,裸子植物で現在繁栄を続けているマツ類は,この風媒花による他家受精といった性質が大きな要因ではないかと考えられています。