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独占資本主義とは?

この教科書が説明している独占資本主義が理解できません。どなたか教えてください

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  • fujic-1990
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回答No.2

 独占資本主義は考え方、経済の状況・段階であって、「時代」ではないので『この時代を独占資本主義と言う』という説明は「?」です。  「この時代の経済体制を独占資本主義と言う』くらいがわかりやすいのでは、と思います。  資本主義は分かりますか?  剰余価値が・・・ とか言っても難しいと思いますので、「独占資本主義」との違いを念頭に非常にザックリと説明すると、  「資本主義」とは、少額資本(お金)を持った人が単独でだったりお金を出し合ったりして、他のライバルと競争しつつ、事業を営む体制のことです。非常に一面的な説明ですが、正確に説明しようとするとわかりにくくなりますから。  資本主義は、いわば無数の零細企業(零細資本家)が互いに争いながら事業を営んでいる状態です。  それを繰り返す内に、競争に勝つ人と、負ける人が出てきます。負けた人は廃業します。勝った人は負けた人の仕事も吸収してますます強くなります。  そういう状態が繰り返される内に弱い所は淘汰され、例えば、造船をやる会社は日本に1社しかないとかという状態になります。  その1社が日本の造船の価格を支配し(ライバルはいないのだから自由に価格を決めることができる)、日本の需要を全部満たす(利益を全部独占する)ことになるわけです。  ですが、もっと利益を得たい増やしたい、と思うのが資本家なのです(誰が強欲だという話しではなく、資本が動き始めるとそうなる)。  そうなると、その会社がやることは、日本国を動かして植民地を得て、他国の造船業社を排除し、そこの造船事業・利益も独占しようとするようになるわけです。  このレベルに達したとき、この経済体制を「独占資本主義(体制)」と言います。  一言で言うと「独占資本主義」とは「ごく少数の資本と国家とが結びついて、他の資本を排除し利益を独占しようとしているような経済体制」ということになるでしょうか。  これがさらに進むと、世界は「国家独占資本主義」と呼ばれる体制に発展し、最終的には、国家独占資本主義の遺産の上に「共産主義」が生まれる、それは歴史的必然だ、という夢を語った人もいました。

回答No.1

資本家というのはお金に限らず富を独占している人たちのことね。 資本主義というかホントの自由主義経済は競争社会だから、企業間で勝ち負けが起こり、市場が独占されていきます。ただ、この競争は平等ではなく、お金を持っている人が優位に立てるので、大きな富を持っている人は、持っていない人たちよりはるかに多くの富を独占します。 ある国の中を支配してしまったら、その圧倒的な競争力で他国の経済を支配していきます。その段階のことでは? たぶん今のアメリカ。

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