- ベストアンサー
TPPとメートル・グラム単位統一
いいかげん単位をメートルやグラムに統一した方がいいと思うのですが、なぜTPPにもこのお題は盛り込まれないのですか? 日本をはじめメートル・グラム法を採用するのがグローバルスタンダードです。 しかしアメリカはヤード・ポンド法に固執しています。 日本はなぜTPPにメートルやセンチに統一することをTPPに盛り込もうとしないのでしょう? (というか日本の報道ではTPPのルール作りではなく、ごねること(農業関税撤廃をしないなど)がTPP交渉の成果であると報道されるのでしょう?TPPのような交渉事ではルールメイキングを行わなければ常に成果はゼロです。)
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
単位は、文化という捉え方なのだと思います。 TPP交渉は、交渉の途中経過は公表しないのが原則。 なので、漏れてくる内容も、公式なものではなく、 いわゆるリーク物です。
その他の回答 (2)
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
うん、いいたいことはよくわかります。 しかし、アメリカやイギリスのヤード・ポンド法というのは、日本でいうと尺間法のようなもので、計算上は不合理極まりないんですが、生活の隅々にまで染み込んでいるので、それを変えよというのは現実不可能です。 日本でも、住宅や土地の広さを知る場合、メートルや平方メートルで言われるよりも、部屋の間取りが何間とか、土地が何坪と言われるほうがピンとくるでしょう。 まあ日本の場合、明治維新の大変革の際に少なくとも科学・工業の分野ではメートル法に切り替えてそれにほぼ成功しましたが。 工業の話にもう少し踏み入れますと、パソコンを自作した経験のある人はインチねじというのがあるのを知っているかと思います。 パソコンを部品から組み立てる際、インチねじでなければ組みあがらない部品があるのです。 つまり、インチをメートルに変えろというのは、今ある部品をすべて捨て、設計図もすべて書き直し、工作機械も今あるものは全て捨てて買い換えろという主張に等しいのです。 日本がそれをアメリカに要求できるだけの国力があると質問者さんはお考えかもしれませんが、現実の日本にはそんな力はどこにもありません。 最初から無理筋の要求なので、最初からTPPの交渉項目には入れていないのです。 あとTPPはアメリカ以外にも、中南米に多くの国があります。 それらの国の度量衡の単位がどうなっているか私はあいにく知りませんが、質問者さんはご存知ですか。 もし、加盟国の9割以上がメートル法を採用していて、アメリカぐらいが例外なら団結できるかもしれませんが、まあ軍事力ではそれらの国をすべて合わせてもアメリカの方が強いので、やはり難しいかと思います。
お礼
0点
- hamazo2004
- ベストアンサー率27% (292/1068)
まさしくその通りで、私もそう思っています。自分たちの都合の良いようにやりたがる。しかしそういうことも相手に正面から言えず国内だけで喧嘩して右往左往。これは幕末から一緒です。他方日本側にも問題があるのは、自由貿易を謳歌しながら、非関税障壁があること。異常な補助金、輸入割当(IQ)など。あとTPPには関税・非関税障壁の最大の受益国の中国が入らないと意味はありません。
お礼
80点。
お礼
10点
補足
> 単位は、文化という捉え方なのだと思います。 そんなわけないっす。 実際、アメリカにとって都合の良い分野では規格に揃えるように日本へ要求を繰り返し、日本はその要求に答える改革を何度も何度も何度も行ってきましたから。 メートル・グラム単位統一を行えば大幅に生産性も向上することは目に見えています。メートル・グラム単位統一を行わないことは経済成長の阻害要因でしかないことは明らかです。アメリカがヤード・ポンド法に固執していることで、日本企業にはさまざまな不必要なコストが発生しているし、消費者も多くの損をかぶっています。 メートル・グラム単位統一ほど目に見えて生産性向上に繋がるものは少ないです。 効率が100上がる改革が目の前にあるのに、効率が0.4%しか向上しない改正に時間を費やすなんて馬鹿げた行為です。