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油かすを元肥として利用したい

ここ数年、庭先の畑で野菜栽培を見よう見まねでやっている素人です。 8-8-8の一般的な化学肥料も使いますが、昨年、粉末のリン酸入り油かす10kgをよく調べないで購入してしまいました。改めて使い方等を調べてみるとちょっと単独で元肥としては使いにくいことが解り、そのまま保管してあります。 もったいないのこれから使ってみようかと考えているところです。 そこで次について教えてください。 Q1 これからシーズンですので実物野菜(トマト・なす・キュウリトウモロコシ等)の元肥として使えるようにするためにどのような肥料と組み合わせたら良いか教えてください。 Q2 混ぜる割合はどのくらいが良いでしょうか。 Q3 種蒔きや苗を植えられるまでには、土と混ぜ合わせてからどのくらいの期間放置しておけば良いでしょうか。 Q4 葉物野菜の場合、単独での使用はどうなんでしょうか。   Q5 他に必要なことや注意事項等ありましたらアドバイスをお願いします。

みんなの回答

  • cactus48
  • ベストアンサー率43% (4480/10310)
回答No.3

他の方が言われてますが、同じ回答になるかも知れませんが、改めて 回答させて頂きます。 窒素、燐酸、カリの事を肥料の三要素と言います。これは野菜に限ら ず全ての植物に共通します。肥料の三要素とは、人間で言えば主食に なる栄養素です。 窒素(N)は葉、茎、根を生育させ、養分の吸収を促進させる働きが あります。不足すると葉が小さくなる、葉の色が悪くなる、生育不良 等が起きてしまいます。逆に多過ぎると葉だけが生い茂り開花しなく なったり花数が少なくなります。つまり多過ぎると開花しなくなるの で実物野菜の収穫量が激減するって事です。 燐酸(P)は葉、茎、根の伸長を助け、開花や結実を促進させます。 不足すると花数が少なくなる、開花や結実が予定日より遥かに遅くな る、葉が小さくなる、茎が細く丈夫にならない等の症状が出ます。 カリ(K)は植物の体内の生理作用を調整し、寒さや暑さや病害虫に 対する抵抗性を強める働きがあります。不足すると少しの風でも茎が 絶えられず倒れたり、病害虫に対する抵抗力が弱いため、被害が拡大 してしまいます。 他にも副食とされるマグネシウム、カルシウム、硫黄の中量要素や、 ビタミンとして用いられる鉄、銅、亜鉛などの微量要素などがありま す。植物が必要としている物が必要量含まれている事が条件です。 つまりQ2の質問としては、自分で混ぜる事は非常に難しいと言う事 です。必要な要素がバランス良く配合されていないと生育不良になり ます。昨年に間違って購入された肥料ですが、油粕に燐酸が含まれて いたと書かれていても、その比率が書かれていないので何をどの程度 混ぜれば良いとは言えない訳です。お分かりでしょうか。 混ぜる量は自分で工夫して下さい。そのために必要なヒントを書いて 置きます。 主に成分比率を表す場合、主に○○型と言うような言い方で表してい ます。この表し方には大きく分けて5種類あります。 ココで書く数字は例えとして書いたまでで、正確ではありません。 まず水平型は5-5-5のように全て同じ比率で混ぜられています。 水平型の場合はほとんどの植物に使えます。 山型は5-6-5のように燐酸が他の要素より多くなってます。山型 の場合は火山灰土(山砂、黒土、赤土等)に植えられている草花、花 木、果樹類の施肥に向いています。 谷型は5-4-5のように燐酸が他の要素より少なくなっています。 谷型の場合は主に水耕栽培で用いられています。 上がり型は5-6-7のように右肩上がりになっています。上がり型 の場合は栽培環境が悪い場所で育ってる球根類、根菜類に用いられて います。 下がり型は5-4-3のように右型下がりになっています。下がり型 の場合は樹木、草花、葉菜類に用いられます。 Q1 確かにシーズンです。でも質問者さんは肥料の事しか考えてお られません。確かに肥料は重要ですが、肥料よりも最も重要な物は土 です。土が悪ければ最高の肥料を施しても絶対に育ちません。 まず土作りから行うべきです。 Q2は上記に書いた通りです。 Q3 これもQ1で書いた事が重複します。土を作ってから肥料を混 ぜるんです。耕して肥料を混ぜて寝かせても駄目なんです。 Q4も上記で説明させて頂いている通りです。 Q5 土とは人間で言えば家です。生活が出来る場です。だから土を 先に作りなさいと書いているんです。全ては土で次が肥料や水はけや 日照等なんです。まず土とは何かを最初に調べて下さい。

bixio
質問者

お礼

遅くなり申し訳ありません。 参考にさせてもらいます。ありがとうございました。

noname#224207
noname#224207
回答No.2

野菜にせよ草花にせよ要は土作りです。 植物の根というのは呼吸しています。 つまり適当な空気が必要だと、と云うことです。 空気が沢山含まれている土、つまりふかふかの土を如何に作ってそれをシーズン中どれだけ維持できるかが栽培の基本ということです。 ふかふかの土というのは植物繊維を沢山含んだ土です。 油粕もご覧になられた通り沢山の植物繊維を含んでいます。 土中の微生物の働きでこれが分解されて消えて行きます。 ここで厄介なのが分解される過程で水分や臭気ガスが出てきてしまうことです。 早い話が物が腐っていくのと同じことが起きていると考えて下さい。 この臭気ガスが根に触れると根がダメージを受けてしまいます。 これを避けるためには深く埋めてやるということになります。 野菜が育って根が油粕に触れるころには腐り終わって臭気ガスの発生が終わっていればいいということになります。 基本的にこのような考え方ですので、何か月たてばOKとかOUTということは一概にはいえないということになります。 お手元の畑といいますかお庭の元々の土によりけりということになります。 通常は目安として50cm程度掘り下げています。 ここで気を付けなくていけないのは、お庭の土が硬くしまっていて水はけが悪い場合です。 畑の広さに掘り下げると、池を作ったのと同じことになりそこに水が溜まり易くなってしまいます。 これを避けるには野菜を植える面積よりも広めに掘ってやります。 埋めて平にした後でその上に10cmほど盛り土をして畝とします。 盛り土をするのは、横からも空気を出入りをさせるためです。 油粕が分解されて消えても植物繊維の量を確保する必要があります。 これには、分解が遅い枯葉が適しているということになります。 つまり腐葉土と混ぜてやれば長持ちするということになります。 又お庭に生えている雑草も役立ちます。 プロのトウモロコシ畑などでは、収穫後の残ったトウモロコシの茎や葉を全部埋め込んでしまうということもやります、 油粕は窒素分が極めて豊富な肥料です。 窒素分が多いと葉っぱはよく育ちますが、どんどん育って柔らかい葉っぱになるため病気にかかり易くなります。 食べるのには都合が良いのですが、育てるのには難しくなる、というジレンマがあります。 以上ザットこんなイメージですので、お手持ちの油粕と腐葉土を混ぜたものを穴の底の方に入れて少しづつ土と混ぜながら穴を埋めて下さい。 比率は特に拘る必要はありません。 プランターとは違い野菜が使わなかった栄養分はドンドンお庭へひろがっていくだけです。 プランターの場合は自然に調整されないので無駄にならないように比率が推奨されているだけです。 直接苗を植えたり種を蒔く盛り土部分には油粕が混ざらないようにして下さい。 土の表面の水分が蒸発するのに応じて地中から水分が上がってきます。 この地中から滲み上がってくる水分に肥料分が混ざっていますので、充分効果があります。 このことを指して元肥と呼んでいます。 野菜類の場合には酸性を好みませんので、石灰を混ぜて中和してやって下さい。 混ぜる目安は売っている袋に書いてあります。 苦土石灰といって特殊な土と混ぜたものが多く市販されていますのでこれの方が取り扱い易いでしょう。 日本の雨は一般に酸性となる成分を含んでいますので、毎年春になる前に混ぜてやってください。 来年は油粕よりも牛糞の方が取り扱いがし易いでしょう。 牛糞は肥料分は少ないですが、牛が食べた硬い藁の繊維分が大量に含まれていますので、ふかふかの土をつくるのに適しています。 鶏糞は肥料分が多いために油粕と同じように取り扱いが面倒ですので避けたほうが無難です。 基本をご理解の上で御自宅の畑に適した土を作ってください。 土さえ上手くできれば、幾らでも美味しい野菜が収穫できます。 逆に言いますと、土が不適切であれば、いくら肥料をやってもダメダということです。

bixio
質問者

お礼

土作りの基本となるご意見とアドバイスとても参考になりました。 大変ありがとうございました。

回答No.1

窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K)の比率が8%:8%:8% ですね。 粉末のリン酸入り油かす単独でも利用できるようです。 菜種、大豆、綿実、ゴマ、落花生などの植物の種子や米ぬか等から油を搾ったかすを一括して植物油かす類と呼びますが、ブログなどでは、菜種からのものが優良といっているかた多いようです。 土壌の物理性を改善したり、土壌微生物を増やす働きが大きいなど優れた有機質肥料です。しかし、土壌中で分解した窒素の硝酸化成が極端に遅い、施用直後は発芽を強く抑制するという欠点があり、注意しなければならないようです。 利用の仕方ですが http://yasai.ukkari.info/zitenn/a/aburakasu.htm より抜粋 油粕(あぶらかす、油糟)の状態によって使い方は変わる。 固形の場合=追肥として使う。 野菜の株元からすこしはなれた場所にめり込ませ、土をかぶせる。 粉末の場合=元肥として使う。 育て始める1ヶ月以上前にすきこむようにして混ぜ合わせ、寝かせる。 液体の場合=追肥として使う。 油粕(あぶらかす、油糟)でつくる液肥のことを指す。すでに発酵が終わっているので随時薄めて与える。 油粕(あぶらかす、油糟)で液肥を作る方法は 油粕(あぶらかす、油糟)の量が1だとすれば、水を10~15として容器に入れ、定期的に混ぜ合わせる。約1、2ヶ月で完成。大変強くにおうので注意が必要。くさいからといってふたをしめたまま発酵させつづけると、容器内に発酵ガスが充満し、やがて破裂して部屋が汚物くさくなるので要注意。 出来上がった液肥は窒素成分がとても強いので、10倍以上に薄めて使うのが普通。原液で与え続けると最悪の場合枯れてしまいます。 参考になれば幸いです。

bixio
質問者

お礼

抜粋でしたか。 どうも何処かで見たことのあるようアドバイス、ありがとうございました。

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