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京都・清和院の爪形天満宮に白梅殿古跡とありますが

京都・清和院の爪形天満宮に白梅殿古跡とありますが http://京都のitベンチャーで働く女の写真日記.com/kiji.html?entry=2014-10-21-01 http://everkyoto.web.fc2.com/report1191.html 菅大臣天満宮にも白梅殿跡があります。 http://www.geocities.jp/kakitutei_pickup/koti/koti-2.html 清和院は北野天満宮や京福北野白梅町駅にも近く、何か関係がありそうに思えます。 白梅殿古跡とは何でしょうか。

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noname#224207
noname#224207
回答No.1

白梅殿というのは、菅原道真の菅原家(菅家)の歴代の邸宅につけられた名称です。 菅原道真本人の邸宅は紅梅殿と呼ばれました。 道真が詠んだ「東風ふかば臭いおこせよ・・・」の梅は紅梅だったとされています。 白梅殿古跡というのは、菅原家(菅家)の邸宅跡ということになります。 清和院の爪形天満宮の石碑は上部の白梅殿古跡と爪形天満宮とに分けて読み取られれば宜しいかと思います。 清和院でも詳しい由来は分からないそうです。 以下愚考となります 白梅殿の敷地は広さが南北二町東西一町あったとされています。 現在の菅大臣天満宮がその一部とされています。 この為に、現在はご丁寧に菅家邸址の石碑が建てられています。 元々の白梅殿が如何に広くても現在の菅大臣天満宮と清和院ではやや遠過ぎます。 清和院は清和天皇ゆかりのお寺ですが、創建は菅原道真の事件よりも20年~30年ほど前の時代です。 元々は御所内にあったようです。 これからすると、清和院の爪形天満宮の石碑は元来白梅殿の敷地内に建てらていたものが後世移設されたのでしょう。 爪形天満宮という名称の由来はよく分かりませんが、梅を図案化した家紋が沢山あります その家紋の中に爪形梅と呼ばれるものがあります。 なんでも梅学 こんなにあるよ!梅の紋章(家紋) - 梅の月向農園 minabe.net/gaku/bijyutsu/kamon.html 各地の天満宮の紋にはこの梅をアレンジしたものが各神社毎に用いられています。 これからしますと、爪形梅を紋とした天満宮ではなかったのでしょうか。 あるいは爪形梅のデザイン発祥の天満宮ではなかったのでしょうか。 いずれにしましても白梅院の敷地内にはあったのでしょう。

noname#206996
質問者

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ご回答をありがとうございます。 白梅殿=菅原家歴代の邸宅 紅梅殿=菅原道真本人の邸宅 ですね。 すると爪型天満宮の白梅殿古跡は菅原家の邸宅跡だということになりますが 白梅殿は菅大臣神社にもありますね。 白梅殿の敷地は広さが南北二町東西一町なんですか。 お詳しくて、尊敬します。 ご指摘のように、菅大臣神社(白梅殿)と清和院は離れすぎています。 白梅殿は2か所にあったということなのでしょうか。 また白梅町という地名はここに白梅殿があったことにちなむのかも? おっしゃるように清和院はもともとは御所にあってのちに移転してきたようですね。 爪形梅という家紋があるというのは初めて知りました。 >これからしますと、爪形梅を紋とした天満宮ではなかったのでしょうか。 おっしゃる通りだと思います。 大変勉強になり、感謝申し上げます。