2つの点を理解すると、疑問点がはっきりわかると思います。
1.英語の動詞の種類
2.英語の疑問文と答え方
1.英語の動詞の種類
英語の動詞を区分する方法はいくつかありますが、そのうちでも、最も基本的な区分はbe動詞とその他の動詞(一般動詞と呼んだりします)です。
★be動詞
原形 be
現在形 am, is, are
過去形 was, were
過去分詞形 been
★一般動詞
be動詞以外の動詞すべて
現在形 take, make, live, want, come, go, sleep, do, become, remain など
過去形 took, made, lived, wanted, came, went, slept, did, became, remainedなど
(一般動詞の場合、原形と現在形は同じです)
さて、ご質問のAre you . . . ?は、be動詞の現在形の1つのareを用いた疑問文の出だしの言い方です。また、Do you . . . ?は一般動詞の現在形の疑問文ということになります。
2.英語の疑問文と答え方
英語の疑問文には、大きく分けて2つの種類があります。
1つは、主にYes/Noで答えるような疑問文。もう1つは疑問詞(What/Which/Whose/When/Where/Why/Howなど)を用いた疑問文です。
★ここで、大切なことは、英語の疑問文は、疑問文の言い始めの部分で、ほぼ、答え方が決まる、わかるという特色があります。
Do you . . . ? で質問すれば、Yes, I (またはwe)do. No, I (またはwe)don't.という答えが想定されます(多少変化させたりしますが、この答え方が基本です)。
Are you . . . ?で質問すれば、Yes, I am (またはYes, we are.) No, I'm not (またはNo, we aren't.) という答えが想定されます(多少変化させたりしますが、この答え方が基本です)。
これは、動詞が動作だとか、状態だとか、そういう問題ではありません。もっと単純に、be動詞を使った疑問文にはbe動詞で答えるのであり、一般動詞を使った疑問文には一般動詞で答えるというようになります。ここが大事な点です。
ですから、状態を意味するbecome, remainを使っても、be動詞ではありませんので、
Do you often become nervous? Yes, I do.
Do you usually remain silent? No, I don't.
のようにDo you で状態を聞くことになります。
反対に
Are you sleeping? No, I'm not sleeping.
Are you coming to the party on Friday? Yes, I am.
というように、動作を表す場合でもbe動詞を使います。
従って
Do you . . . ? は一般動詞を使った疑問文で、答えるときも素直に答える場合は、一般動詞で答えます。
Are you . . . ?はbe動詞を使った疑問文で、答えるときも素直に答える場合は、be動詞で答える(Yes, I am. No, we aren't.のように答える)ことになります。
以上、ご参考になればと思います。
お礼
ありがとうございました!