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発電コストについて。政府や電力会社は原発が一番安価
発電コストについて。政府や電力会社は原発が一番安価な電力である、と言っているように思いますが、反原発を主張する方々は一番高いと言っているようにも感じます。一体どちらの立場も、何を積算根拠としているのでしょうか?詳しい方がいらっしゃいましたら、回答宜しくお願い致します!
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「安い」といっている派は、単純に原発のみの建設費や維持費を計上しています。一方、「高い」と主張している派は、建設地の自治体に与える立派な公民館とかそういうものの建設費も計上しています。 安い派は、それは原発の建設とは関係ないからそんなものを含めるのは我田引水だと主張します。一方、高い派は原発を建設するにあたってはそういうものを与えないと建設できないんだから、トータルで考えるのは当たり前だろうと主張します。 あとは、原油価格や円ドルレートの関係もありますよね。単純に今の時点では、1バレル60ドルを切っているくらいですが、つい1年くらい前までは100ドル近くにありました。30ドル前後の時代もありました。 また今は円安で1ドル120円近いですが、つい数年前まで80円前後で、50円くらいになるのではないかと予想する専門家も少なからずいました。 もし原油高&円安となれば、相対的に原発の価格面の優位性は上がっていきます。投機筋のマネーが大量流入して価格が乱高下することがある石油市場や円ドル市場に比べれば、原発燃料のウランは価格が安定しているというのはあると思います。とはいえ、その「燃料棒1本いくらか」は公けにされておらず、「大本営発表」なので、どこまで信用できるのだろうかという意見もあります。
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- hhasegawa
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算出方法は正直よくわかりませんが 原発を危険だという方に いってあげてください。 「中国では数十基の原発を作る計画がありますよ 日本では1基動かすのに市民運動が起きますが 隣の国ではもう何十基も動かしちゃうのに何もしないんですか」 と
- dragon-man
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算定法などでいろいろ議論はありますが、すでに建設と設備投資が済んでしまった原発電力の限界コストが断然安いことは確かです。設備投資の償却費が上乗せされますから、料金的には変わらないでしょうが、事後の発生コストは断然安いです。使わない手はありません。使わなければ膨大な建設費をどぶに捨ててしまうことと同じですから国家的損失です。そう言う原発が全国に53基もあります。使わない場合の機会損失を考えると、気が遠くなります。
- FEX2053
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誤解を恐れず、ぶっちゃけた言い方をしますと 「事故発生時、並びに廃炉に関するコストを入れるか入れないか」 が原因です。特に「事故発生時のコスト」は、福島の原発で当初の 想定よりメチャメチャ多額になることが判明したので、それをどう 見積もるかで、コストが全然違うんです。 ちなみに、火力発電も「現在の原油安」を考慮しているかいないかで 結構コストが違ってきますので、「いつ時点での計算か」も重要です。
お礼
客観的な分析ありがとうございました
補足
加えて、原発誘致自治体への交付金なども「コスト」としてカウントされる、ということでしょうか?