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理科:酸・アルカリの濃度と中和について
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中和反応は、塩酸中のH+が一つと水酸化ナトリウム中のOH-が一つ、が対になって起こります。 H+ + OH- → H2O 塩酸Bには、30mLにH+が4つ含まれています。 これと対応するOH-の量、つまり4つのOH-を含む液量を加えれば、 塩酸をすべてを中和できることになります。 水酸化ナトリウム水溶液Cは、30mLあたり3つのOH-が含まれています。 つまり10mLにつき1つのOH-が含まれているわけです。 なので、4つのOH-を含む量はその4倍の40mLが必要になります。 次に、水酸化ナトリウム水溶液Dは、30mLあたり2つのOH-が含まれています。 同じ要領で、4つのOH-を加えるには、30mLの倍、60mLを加えればいいわけです。 上記から、Cの液量は40mL、Dの液量は60mLとなります。 C:D = 40[mL]:60[mL] なので、一番簡単な整数比は、両方を20で割って C:D = 2:3 となります。 (学習レベル(小学校高学年?中学?)がよくわからなかったので、モルといった説明はせずに説明するとこうなるかと思います。)
お礼
とても分かりやすくて助かりました。回答ありがとうございました。