- ベストアンサー
江戸時代の東廻り航路 上りと下りは?
東回り航路は、酒田~太平洋を廻って江戸へ輸送する航路です。この航路で上りとは酒田→江戸 下りは江戸→酒田と思っています。ある物品の粗悪な物を俗に「下らない物」と言っていた様でこの下らない物は、東北地域から江戸へ商品を輸送するときに商売にならぬ商品を「下らない物」と言っていたと思っています。 そうすると、航路の上り下りと真逆になります。この辺の所を御教え下さい。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
西日本の品物はすべて商業の中心・大阪に集まりました。他に北海道の品も日本海経由で下関から瀬戸内海を通り、大阪へ。 安かろう悪かろうの品は大阪で消費し、高く売れる良い品のみ、江戸へ輸送されます。 これを東下りといい、江戸までの運賃がもったいないから外された品を「下らない」と言いました。 文化と商業の中心は、江戸ではなく、京都と大阪だったところから、江戸への輸送も下り扱いです。
その他の回答 (1)
- TooManyBugs
- ベストアンサー率27% (1472/5321)
回答No.2
>この航路で上りとは酒田→江戸 下りは江戸→酒田と思っています。 ここが間違いでしょう。 下りはあくまで京から出発する物(廻漕ならば大阪)。 田舎対田舎の航路だから上りも下りもない。 あえて言うなら北前航路の延長と見て酒田発が下りですね。