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憲法は形骸化していませんか
自衛隊のありかたもそうですし、1票の重みも無視した選挙が相変わらず行われていることが、とても不思議です。
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- eigo105
- ベストアンサー率20% (5/25)
法律学をきちんと学べばすぐに分かることですが、憲法というはそんなに細かいことまで定めていないのです。定めているように見える条文でも解釈の余地を広く残しているのです。たった100にも満たない条文で国の法律問題をすべてカバーできるものではないのです。
- kamobedanjoh
- ベストアンサー率27% (1021/3686)
憲法草案はGHQが準備したのは確かでしょう 日本人には主権在民の意識も、男女平等の観念も欠けていたから、ポツダム宣言を反映した草案も作れなかったのです。ポツダム宣言そのものへの理解もなく、敗戦を受け入れるしか無かったのですからやむを得ません。 それでも、日本の国会で可成りの時間を掛けて審議されています。 問題になったのは「戦争・武装」放棄が書き込まれた第九条と、国民主権に関する前文の記述の解釈でした。 「主権は誰の物か」について、当時の社会党は「主権は国家にある」とし、自由党、民主党、改進党などの保守政党は「主権は天皇にある」としていましたが、「主権在民」を主張したのは共産党だけでした。それが、前文にも書き込まれ、概念としても採択されています。 「防衛権の放棄は国家主権の放棄に等しい」として、反対を唱えたのも共産党だけでした。共産党を除く多数で現行九条が採択取れたのです。 押しつけられた憲法とは言い切れません。 数年もすると改憲論が浮上してきましたが、彼らには憲法遵守の立場はありません。 共産党は憲法遵守の立場から自衛隊の創設や軍備拡大、解釈改憲に反対して来ました。 憲法改正の手続きは96条に明記されています。 それさえ守らない政党に、民主主義の観念など微塵もありません。 秘密保護法は国民主権をないがしろにするものです。秘密の項目数は数万件にも及ぶとか。 そんな自公政権には、選挙法の憲法違反など、タンポポの綿毛程に軽いものとしか映っていません。
- Macpapa10
- ベストアンサー率9% (127/1288)
現実にそぐわなくなったという事で自由民主党は改正を求めているのでは? 今は絶対に変える事が出来ない憲法を変えやすくするような改正をしようとしてますけど。
- guess_manager
- ベストアンサー率33% (1175/3512)
憲法が形骸化しているというより、憲法に違反した法律をつくる立法府と裁判所の責任ですね。 憲法裁判所が無いことも理由の一つです。 日本の裁判所は、法律が憲法違反であるという理由では裁判をしないと決めてしまっています。 憲法第81条には 「最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である。」 こうあるのですが、日本ではこれをアメリカ型の付随的違憲審査制であると解釈するのが通説らしいです。 つまり、法律によって具体的な不利益を生じ、それが憲法違反であるという訴えは受理されますが、法律が憲法違反であるという理由では裁判すらしてもらえません。 まあ憲法裁判所として機能させると裁判所が立法府の独立性を侵すという考えもあるようですが、あまりにも統治論で片付けて判断を回避する傾向が強すぎるようにも思えます。そのような中で、一票の格差についてはかなり強い指摘があったのですが、田舎の利権を大事にする人が多いのでなかなか進みませんね。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
そうですね、不思議といえば不思議ですね。 でも一番の不思議は、憲法そのものの存在です。 今の憲法は、占領下でアメリカ人が6日で作りました。 勿論英語です。 それを翻訳したのが今の憲法です。 つまり、憲法は国民主権を根幹にしていながら、 成立において国民主権を無視している訳です。 こんな憲法を70年も守って来た、というのが 不思議でなりません。 自分たちで創った憲法でないから、守らないのかも しれません。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
自衛隊はそう考えても軍隊だし、諸外国で「あれは軍隊でない」などと考えている国はないはずです。日本人お得意の「本音と建前」の象徴のようなもので、GHQから押し付けられた「憲法第九条」共々変えるべきです。アメリカもあんなものを金科玉条のごとく保ち続けるとは夢にも思わなかったことでしょう。