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黒人職質者が白人警官に銃撃されて大規模デモ報道に?
アメリカで黒人デモが大きくなって止まらないとの報道がされていますが、その報道ぶりというか報道のスタンスにチョッと違和感を覚えましたので質問させていただきました。 例えば、黒人の悪ガキに職質した白人警官、この黒人がポケットに手を突っ込んだ、白人警察官はコレはマズい拳銃で撃たれるかもと直感し、その瞬間的な間合で銃を抜いて相手を撃った、でも、結果的には黒人被職質黒人のポケットには銃は無く…、これらの一連のこと、これが何故どうして斯くも大きな問題になるのか、これがどーしてもよく解りません。 では、こういうことなんでしょうか、デモしている黒人らの主張とは、例えば、職質された黒人が内ポケットにある拳銃を取り出して撃ったとしても、警官は実際に撃たれるまでは決して先に撃ってはならない、実際に撃たれてから初めて撃ち返しなさい、それで警官の方が先に撃たれて死んだとしても、それは仕方ないことで諦めなさい、これが正義です、こんな主張をされても、命を張って悪に対峙して日々活動している警察官にとれってみれば、それが白人であろうが黒人であろうが、こんなことが正義だとされてしっまったら、やってられませんでしょ、しかもコンナ安月給で…、となるのは当然の感覚なのではありませんか。 デモしている人々、そして、それらの人々を当り前のように正義として支持し報道しているマスコミ等、この真意・核芯・性根…、どこに何があるのでしょうか? これはアメリカのことです、この国では銃は多くの国民が所持しています、日本とは根本的な背景事情が異なります、解りません、教えてください。
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- phj
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質問者様は「黒人の悪ガキ」と書かれていますが、そうではなかったという報道もあります。 https://www.youtube.com/watch?v=78HXHCa_5ag 英語ですが、要点をほぼすべてアナウンスしていますので、分かりやすいと思います。 彼(故マイケル・ブラウン氏)がどのような状態で撃たれたか、という目撃証言によると ・確かにパトカーに体を付けて、パトカーの中にいる警官と揉めていた。 ・警官から1発目の銃声が聞かれた ・彼は車か数フィート離れ、手を挙げた ・しかし、警官は車を降り、彼にさらに射撃を加え、殺害した。 ・彼は銃を所持しておらず、彼が受けた銃弾は6発、うち2発が頭部に被弾していた。 ということです。 彼が強盗などをやらかす、輩だったとしても「銃を持たず、無抵抗の姿勢をしている者に対して、発砲する」というのは、アメリカの正義感・倫理観から言っても許されるものではありません。 そして、暴動を起こしている人々が一番問題にしているのは、上記のような目撃証言があるにも関わらず、大陪審が「不起訴」にしていることです。 これでも問題がないのでしょうか? またこの事件の数日後にニュー・ヨークでも黒人が警官によって殺害されています。 https://www.youtube.com/watch?v=g-xHqf1BVE4 (英語:問題のシーンは1:00から) 彼(故エリック・ガーナー氏)は、違法煙草を販売していたという嫌疑がかかっていたのですが、緑色のTシャツを着た警官がいきなり後ろから、チョークホールド(首絞め)を行い引きずり倒し、彼は窒息して死亡しました。首絞めはニューヨーク市警内規によって、禁止された行為ですし、手錠をはめた後まで首絞めを継続する必要性はまったくありません。 死因を特定した検視官(検察官)は「間違いなく首絞めによる窒息死である」と証言しているにも関わらず、大陪審でこの警官も不起訴になりました。 つまり「問題がない行為である」ということです。 実をいうと、アメリカ全土で起きている抗議運動は警官個人の罪を問うているわけではないのです。 問題はこのような問題のときに、かなめである大陪審が「不起訴」にすることによって、警官の過剰行為が正当化され、また新たに被害者がでること、なのです。 アメリカはたしかに黒人が差別的な待遇を受けることが多く、特にミズーリー州などの中西部では職質回数が白人の10倍、微細な交通違反でも取り締まられる、ということが統計的に見て取れるそうです。 ですから、亡くなったふたりがもし「白人」だったら大陪審は不起訴にしたのか?というのが抗議の一番のかなめであり、「アメリカの正義」に照らしてそれが許されるのか、というのが多くの人々(黒人だけでなく多くの白人も抗議デモに参加しています)の意識であるといえます。 さて、私たち日本人にはまったく理解できない「人種差別問題」なのですが、じゃあ、これがアジア人だったら質問者さまの感想は違うものになったでしょうか。これが日本人だったらどうでしょうか。 実は、ご存じかもしれませんが、1992年10月17日にアメリカのルイジアナ州バトンルージュで日本人留学生が射殺された事件がありました。射殺したのは白人の男性(一般人)で、殺されたのは銃も持たず、手も出した状態の日本人です。 殺された日本人が犯した間違いはひとつだけ、間違って人の敷地に入り銃を突きつけられて「動くな」と言われたのに銃を持った相手に近づいて行ったこと、だけです。 そして、彼は撃たれ死亡しました。撃ったほうは一般人ですから起訴はされたものの、陪審員制度により「無罪」の評決が下りました。 アメリカの正義は「フェアであること」「どのような人種であっても認めること」アメリカ人のいう「自由」はこのふたつの項目を担保することで実現されると考える人が多いのです。しかし、実情は差別される黒人・差別されるアジア人・無視される貧困白人とフェアで自由な国とは程遠い状況であることが、アメリカ人をイラつかせているのです。「この国はこんなはずじゃなかっただろう?」という怒りが、このような人種問題を発端として噴出するのです。
- ueda21
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何日か前のTEDでやってましたが、NYで職務質問されたティーンの内で黒人とラテン系が89%だそうです。人口比率から考えても外見が効いているとしか言えないと思います。 つまり偏見があるということでしょう。黒人やラテン系は負のスパイラルで所得が低くて犯罪率が多少高い傾向があるかも知れませんが異常高い比率で黒人やラテン系を職務質問しています。
お礼
ありがとうございました。
- あずき なな(@azuki-7)
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多分日本人が炯々に語れるほど簡単な問題じゃないと思います
- trajaa
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問題は、何が起きてどうなったのか?その行為は違法(有罪)かどうかを判断する機会すら無いままに 「不起訴」となることである 法廷の場であれば、提出された証拠類で何が真実であるのかを検証できるが 警察の内部調査や予審の段階では、警官側の主張が重視されてしまう 本当に悪ガキなのか? 警官が言っているように、身の危険を感じるような状況だったのか? 事実が有耶無耶のウチに打ち切られてしまうのが納得できないと言うのがポイント
お礼
なるほど、ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。