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知的障害者施設 現場職員のジレンマと葛藤

 現在私は、知的障害者施設で生活支援、作業支援をしており、この仕事に就いて半年程が経過致しました。その中で疑問に感じた事を質問させて頂きます。  施設の理念としては個人を尊重し・・・(云々かんぬん)・・・・、  しかし現場では、細かい事まで利用者に指示したりする姿を見受けられます。考え方の合う職員ともよく話しをするのですが、「そこまで細かく言わなくてもいいのに・・・」といつも愚痴っています。勿論、事故、健康を害する事象があれば注意をしますが、知的障害者の人は健常者には理解できない「こだわり」があります。また、家庭での生活環境も影響してくると思っております。口ウルサイ職員が言うには、「一般社会では通用しない行為は注意すべき」とよく言っております。  勿論、我々も、彼らの自立を目標として支援しておりますが、いつもジレンマに陥っております。職員会議でも、時々その議題になりますが、どうしても意見が二分されてしまい、結論が出ません。  利用者の考え(思いやこだわり)を重視すべきなのか、一般社会に向けた支援が大事なのか・・・  こういった知的障害者支援のお仕事をされている方はどのようなお考えかお聞かせ願えたらと思いました。  また、こういった講習等があればご紹介頂ければ有り難いです。

みんなの回答

  • suzuko
  • ベストアンサー率38% (1112/2922)
回答No.2

支援学校教員です。 あくまで「支援施設」での話ですよね。 なら「注意」「指導」は「行き過ぎ」でしょう。 相手は「成人した人」です。「意思決定」は「その人自身が選択」するものです。 例え「明らかにその人に不利益がかかる」と思われるのならば、その人の「後見人」に相談するべきことです。 また「一般社会では通用しない行為」は「忠告し、代案を提示」するものであって「注意」するべきものではないでしょう。その人は「成人」なのですから。 選択権はその人にあります。これは「障がいがある」「ない」にかかわらず、同じ「扱い」を受けるべき事項だと思います。 ただし、その人が「反社会的なマナー違反」をすることで「他の人の不利益」になるのならば、「支援施設」はその人の「施設利用」を断る権利はあると思います。 因みに「支援学校高等部」でも「命にかかわる事項」以外は「本人の選択」を尊重しています。 私見です。

kaz209
質問者

お礼

 ご回答頂きまして有難うございました。  とても参考になりました。  そうですよね、「成人」ですもんね。  こちらの思い上がった価値観を押し付けるのはよくないですよね。  自分も、利用者が他の利用者を叩くなど「反社会的な行為」をする時はしっかり注意をし ますが、しかし、やはり彼等をどこまで許容すべきか難しいですね。  例えば細かい事をあげると、  仕事中に室内を歩き回る行為(「作業に集中できない人もいるやん」、  席を立つ時は椅子を中まで入れる行為(「我々健常者でもそんなきっちりしないや    ん」)、使った物は元に戻す事・・・・。  何でもかんでも「利用者本意」「許容」すれば良いものでもない事は分かっているのですが、その都度繰り返し繰り返し指導していく方がよいものなんでしょうかね・・。    利用者本位・・・・生活習慣(マナー等)・・・許容・・・やはりいろいろ考えると難しいですねー。  この度は貴重なご意見有難うございました。   

  • yasuto07
  • ベストアンサー率12% (1344/10625)
回答No.1

それは、つめられない、永遠の課題です。精神科的には、アンビバレンツ。 優しい対応と、危険回避のためと言い、厳しい対応。それは、個人の資質、、そして、その施設をまとめるものがどちらかを選ばなければなりません。一職員、また、対派閥、、、無為でしょうね。 考え方としては、、、場面場面でに妥当性、、、意味わかりますか、、、職員間、それぞれの、判断基準を、統一管理しなければね。 介護教、そお言う雰囲気です、それを作る、醸し出せる、リーダー外なければ、、、ただの個性での集まりしかありません。 判断には、人それぞれ幅があります、いい、悪、の二択。 いい、どりらでもない、悪い、の三択。 いい、まあまあ、どちらでもない、少し悪い、非常に悪い、五択、 全て良い、良い、まあまあ、どちらでない、まあまあ悪い、悪い、最悪だ、これで、7択です。 あなたはどの考え方、妥当性、健康的な判断、、その意味がわかりますか?。

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