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大島はなんとか勝ち取るか?
年俸調停をした、大島外野手ですが、 うまくいくでしょうか? 数字的には、申し分ない成績を残し、当然の主張のようにも思われますが、どんなものでしょうか? 落合GMも雲隠れして、卑怯ですね。 一体何を考えているのでしょうか?
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落合GM雲隠れも何も、球団として出せる数字はあれだけですよ、と提示したのだから(便宜以上、あるいはアリバイ作りのために)2回目以降の交渉はしているものの、球団にとっては大島が調停に持って行ってくれれば9割9分勝ち。 過去も調停で選手側の主張が通ったことはなく、仮に妥協があったとしても限りなく球団側主張に上乗せした程度のもの。選手側の主張が丸通りしたことはありません。しかも、過去の年俸調停の7例はその全てが3年以内に球団を離れる(引退・FA・トレード・戦力外)ことになり、少なくとも年俸調停は選手側に利益のある制度ではありません。でも仕方ないです。雇用側に楯突いた被雇用者をまともに雇用する業界など、この世には存在しません。 よく選手会側が「プロ野球選手が個人雇用主だ。」という主張を繰り返します。そんな主張をするプロ野球選手は、世界中探しても日本だけです。アメリカMLBでさえ、代理人交渉だ保険だ何だと主張を繰り返しますが、シーズン契約を締結する際はあくまでも球団に雇用される1労働者という契約になります。日本のようにカネよこせ、身分を保障しろ、球団は干渉するな…こんなワガママは日本だから通用する話です。 今の年俸のインフレ状態だから生まれた主張でしょうが、時代が違うとはいえミスター長嶋茂雄が最高年俸が5000万にも届かず(4900万+α)、世界の王貞治でさえ8000万ちょい。それを考えたら今や1軍半のポッと出の選手でさえミスターと同等額を得ていたのだな、と。大島の主張なんて王さんより高い。時代が時代というかも知れませんが、今の経済状況を考えても9000万よこせはあまりに法外。 今支配下登録されてる選手で、本当の意味で1億円プレーヤーに該当出来る選手なんてどれだけいるのだか。多分片手で数えて余る程度(特に某G球団の選手はどれを取っても億など届くわけがない)。 ただ、上記にも書きましたが日本球界もインフレ状態。ドラ1で1年目で軽く3000万は何もしなくても手に入るような時代です。あとは所属球団が基本的に出し渋る歴史の中日(当のGMさえ年俸調停で負けてるわけですし。ただその時も本人2億7000万、球団2億2000万…正直どっちでもええやん、という感想)。だからこそ、どうせ出さないのだから大きく吹っ掛けてやるというのも、年俸調停前提の戦術としては間違っていない。問題は、中日がやはりBクラスだったという事実と、9000万という希望額に比べて、はたして本当に「申し分ない数字」で成績を上げたかどうか。 中日なんて昔からですが、印象点での査定は極力排除した評価をします。勝利打点の概念がほとんどないとさえ言われるくらい。 で、大島の数字を見ると、打率は.316…これは文句なし。ただ、中身を見ると落合でなくてもケチを付けたくなる内容ばかり。あまりにも単打が多い上、打順的にはまず打率より求められる得点(自分が本塁に帰ってくること)が打率上位の他選手に比べて明らかに少ない。これは長打率にも現れていて、打率20位までで大島より下なのは同僚の荒木と阪神・大和だけ。しかも両名とも打率は5分以上低いところで。 特に落合博満という人物は、使っている選手がそのポジションに見合う働きをすれば、本来数値以上の評価をする、そういう見る目をしてきた人物(だから合同トライアウトでも実にピンポイントな戦力外選手を獲得している)。それが前年の年俸ダウン額より上げないということは、おそらく「まず塁に出て本塁に戻ってくる=得点」という、主軸の前を打つ打者として必要不可欠の要素を「出来てない」という評価を下したのだろうと。これが主軸の後ろを打つ下位打者なら文句なしで年俸倍、だったでしょうが…もしかすると中日のフロント的には、今季不振の原因として「戻ってこれない1番打者」というネガティブな評価しか下していないのでは、と考えます。 大島は選手会とも協力して、過去の同等の成績を上げた選手との年俸比較を持ち込むつもりのようですが、個人的な感想ですが辞めた方がいいのでは、と思います。数字を挙げれば挙げるほど、墓穴を掘るのは分かり切っていますから。安打数186安打、二塁打・三塁打などの塁打総数が214。そして得点が92。つまり塁に出た半分は戻ってこれていない。もちろん後ろの打者の責任もあるでしょうが、はたして本当に1番打者として融通の利いたプレーが出来ていたのかどうか。盗塁数も多いとはいえ28。あくまで数字だけですが、フロントの査定なんてそんなものです。あの試合の自分の打撃が試合を救った~なんてセリフ、言われたところで覚えてるわけありません。 調停大いに結構、数年で出ていく選手…という前提ですでに球団も動いていることでしょう。年齢的にもそろそろ移籍されてもおかしくない30前後、平田もそうですが(平田なんて鳴り物入りが何年低空飛行だったか。他球団のように次々同等の選手が来ればともかく、中日で平田と被る新人は高橋周平まで取ってなかったですし)、中日では30越えて出て行っていない選手は間違いなく晩年まで主力で使ってもらえる選手です(何といってもベテラン優遇は12球団一)。おそらく大島と平田は三十路過ぎを中日で迎えることは…ないでしょうね。過去の例を取っても、間違いなくトレード要員の名簿上位には載っているはずです。
お礼
まさにそのとおりですね!! あんなへっぽこ