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トワイニングの詰め合わせからプリンスオブウェールズ
久しぶりに、トワイニングのティーパックの詰め合わせのザ・ベスト・ファイブの箱を買いました。 中身は、ブレンダー チョイス、ダージリン、アール グレイ、レディ グレイ、セイロン オレンジ ペコの詰め合わせ、となっているのですが、前までは「プリンス・オブ・ウェールズ」が入っていたと思います。(代わりにブレンダー チョイスが入っています) なぜ、「プリンス・オブ・ウェールズ」がなくなってしまったのでしょうか?
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現在のプリンス・オブ・ウェールズはチャールズ王太子だからです。 と言いますのも、この「プリンス・オブ・ウェールズ」という紅茶は、 1936年に即位したエドワード8世が王太子だった時に考案したお茶なのです。 (少しややこしいですが、イギリス王室においては王太子はプリンス・オブ・ウェールズという称号で呼ばれます) ですので、このお茶は「エドワード8世のお茶」という意味なのです。 そして、エドワード8世が退位した後、弟のジョージ6世が即位します。 このジョージ6世には息子はいなかった(つまりプリンスオブウェールズはいなかった)ので、 娘のエリザベス2世が後を継ぎます。 そして、現在、エリザベス2世の息子のチャールズ王太子がプリンス・オブ・ウェールズです。 つまり、考案者のエドワード6世から現在のチャールズ王太子までの間、 プリンス・オブ・ウェールズはいませんでした。 そして、チャールズ王太子がプリンス・オブ・ウェールズとなったので、 「このお茶はチャールス王太子のお茶と言う意味じゃないので」、 トワイニングは英国内で販売を差し止めた、ということです。 ややこしい話で申し訳ないですが。 こちらはトワイニング社へのインタビュー記事(英語)なのですが、 http://www.thenational.ae/arts-lifestyle/food/twinings-still-making-tea-history-300-years-on この最後に It’s call Prince of Wales, but we’re not allowed to sell that in the UK because it’s not Prince Charles’s tea. 「エドワード8世がブレンドしたお茶は「プリンス・オブ・ウェールズ」と呼ばれましたが、 今は英国内では販売していません。なぜなら、これはチャールズ王太子のお茶ではないからです。」 と書かれています。 そういった事情もあって、詰め合わせからも姿を消したのでしょう。 ちなみに、このエドワード8世は、王室を騒がせた大変に面白い人物でして、 アカデミー賞を受賞した「英国王のスピーチ」にも登場していますので、 その辺の事情を知りたい場合にもおすすめです。 主人公はエドワード8世の弟のジョージ6世です。
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- tarepanda009
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私の勝手な想像でしかないのですが、 ハーブティー流行の昨今、淹れ方によってはウーロン茶的な感じがするところがあまり受けないのかもしれないですね。 私は嫌いじゃないんですけど、うちのカミさんはまずい・・・だそうで。
お礼
回答ありがとうございます。 特に私は好きでも嫌いでもなかったのですが、ある小説に出てくるので気になりました。
お礼
回答ありがとうございます。 エドワード8世のお茶だったのですね。 確かに、「プリンス・オブ・ウェールズ」というと今はチャールズですね。 ご紹介いただいた映画も見てみたいです。