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彼岸と此岸について
よくお彼岸がどうのこうのというのは分かるのですが、此岸とはどういう意味があるのでしょうか? よくわからないので教えてください。 お願いいたします。
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彼岸は「あちらの岸」という意味で、此岸は「こちらの岸」という意味ですが、あいだにには何があるかというと「死の川」です。生きている私たちがいるのがこちら側です。死んだらあちら側に行きたいと仏教徒は考えています。彼岸というくらいですから此岸にいる間私たちは死ねば彼岸にいけるのだと思っています。 しかし、仏陀は、死の川を乗り切るのは難しいといっています。(「ブッダのことば」中村元) 切望しながらも到達できない世界、此岸にいる間に修行にたえて仏になったひとだけが到達できる場所、それが彼岸だと、私は考えています。
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- parts
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Q/よくお彼岸がどうのこうのというのは分かるのですが、此岸とはどういう意味があるのでしょうか? A/この世の中のこと。 彼岸は、悟り、ここ以外の世界、あの世と考えることも出来るかな。彼岸と此岸は対比の言葉。 仏教用語でサンスクリット語の波羅密多(ぱーらみた)から来る言葉が「到彼岸」それを短くしたのが彼岸。 ちなみに、先の方のリンクサイトにある。 六波羅密とは、 布施(ふせ)<財、法、無畏の各施しからなる>誇ったり、惜しまずに施しをする。施しに大小はなく、どんなことでも人のためにしてあげるのではなく、させてもらうと考えなさいということかな?こういう考えは今は少ないですからね。 持戒(じかい)=ルールを守ることかな。 忍辱(にんにく)=耐える。忍ぶ。仕返しや報復をしないことです。これは本当に重要。平和な社会を続けたいなら。最近は、この精神が貧弱になりつつある。大人も子供も・・・私もそうかな。 精進(しょうじん)=努力をする。励む。仏教では善い行いをする。悪い行いを絶つ。 禅定(ぜんじょう)=三昧(ざんまい)と同等の意味がある。心に平静を与える。おちつかせる。心を一つにしておちつく。今は、こんな時間も少ないが、これが出来るぐらいのゆとりがあれば、もっと良い行いを取れるのかもしれません。 智慧(ちえ)=般若。曇りなき眼で物事を見る。頭の良い意味ではなく、真実を逃避せずに見極めること。これは、簡単そうで難しい行為。真実は自分が認めたくないこともある。個人的には経験と知恵のある人ほど難しいと感じるのではないかと思う。 これらを六波羅密というのです。たぶん、「にんにく」は読めない人も多い。 いかがでしょう。覚えておくと役に立つこともあるかもしれません。まあ、考え方次第なので役に立たないと考えればたたないですけどね。 ちなみに、この質問は私自身も、忘れかけていたことを思い出したので私にとってもためになりました。良い質問をありがとう。
- hwy101
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『此岸』という行事があるのかどうか 知らないのですが もしそういうものがあって それについてのご質問だったら 的外れの回答になるので すいません。 『彼岸』と『此岸』は単純に言って あの世とこの世、仏教思想から生まれた言葉だと思います。詳しくは下のURLのページを見てみてください。