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野菜の残留薬物について
- 野菜をレンジでチンすると栄養・うまみが逃げないと言われていますが、残留薬物は残るのでしょうか?一方、お湯でゆでた場合は栄養が壊れ、うまみが逃げると言われますが、薬物は洗い流される可能性があります。
- チンと茹でる方法で栄養と残留薬物を選ぶ必要があると家族で意見が分かれています。個人的には、栄養が失われても他の食べ物で補えると考えていますが、残留薬物を体に貯めることは病気の原因になる可能性があるため気をつけるべきだと思います。
- 具体的な残留薬物の残り方や影響については明確な情報がないため、詳細な調査が必要です。ただし、残留薬物を長期間体に貯め続けることは健康に悪影響を及ぼす可能性がありますので、注意が必要です。
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仕事柄長年その手の検査データに接していますけれど、問題になるほど残留農薬が検出されるケースって実際にはまずないですよ。 <東京都の公開情報> http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/z_nouyaku/kekka/ これはいわゆるお上の発表データですけれど、この手の検査結果は民間でも公開しているところが多いし、有料だけれども検査を請け負う会社もあります。その気になれば消費者が検証することも可能なわけですから、数字は信用できると思います。 で、東京都のデータにも出てくる0.01ppmとかいう数字は、一昔前だったら検査不能でたぶんND(検出せず)扱いになっていたレベルの数値です。ここ十年くらいで検査機器の精度が飛躍的に高まったこともあって、昔なら検出できない超微量のものも検出できるようになったということです。ちなみにこの0.01ppmというのは、一般的な農薬がヒトに危害を及ぼすレベルよりも数百倍以上低い値です。 また、これもここ数十年の話なのですが、日本で使われる農薬はヒトの体には残留せず、早期に代謝される性質のものに切り替わっています。したがって「体にためて病気に」という例もありません。 というわけで、残留農薬が危険だ、ヒトの体に蓄積する、といった実態は少なくともここ日本では存在しないといっていいと思われます。 *外国(特にC国)の場合は話がまた別ですが、少なくとも日本での検疫で実際に害があるほどの残留農薬が検出されたケースはないはずです。 参考:リスクのものさし http://www.foocom.net/column/ps/4743/ とはいえ、確かに中には「残留農薬が危険」と騒ぎ立てる団体もいます。個人的には彼らは、おそらくは一般スーパーと差別化を図って自らの商品を高値で売りたい健康食品会社の類ではないか、と思っています。もちろん、そうした団体の言うことに信ぴょう性があるかないかを判断するのは個々人になります。ただし、もし彼らのいう残留農薬のリスクが存在するのであれば、彼らメーカーが現物を検査機関に持ち込めば検証は可能なわけですし、大学に委託して動物実験することできないわけではないはずです。 実際にはそんなことやっているところは見たことありませんので、まず出ない=実態がないことは彼らも熟知しているんだと思います。 蛇足ですが、最近の研究では、いわゆる有機栽培(無農薬とは厳密には異なりますが)作物のほうが健康リスクが高い場合があることもわかってきています。一昨年のヨーロッパで多数の死者を出したO-157による食中毒事件も、原因は有機栽培のきゅうりだったなんて情報もあります。 レンジでチンとゆでるの違いですが、これまでに見たデータですと、ゆでたほうが残留農薬は減らせるよう(とはいえもともとが微々たるものですが)です。ただし減らせる上限は30%程度だったと思いますし、洗うことによって失われる栄養の損失量も同じくらい(カット野菜の場合)だったはずですので、ゆでたほうがいくらかマシ、という程度の差ではないかと思います。 すじを外してしまったかもそれませんが、参考になれば。
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- chigaitakanoha
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野菜を育てる際に使用する薬物は、野菜の表面だけに付いているものではありません。 土壌に散布され、根から吸収して薬剤としての効果を発揮するモノも多いです。 よって、レンジ加熱は危険で茹でれば大丈夫とかは一概に言えません。 薬物と言っても何十種類もあります。 それぞれに残留期間、人体への影響度など様々です。 スーパーなどで売られている野菜の安全性ですが、何という薬物をいつ、どの程度の量、どのくらいの期間・間隔で使用したかによって薬物の残留度は変わってくるとは思いますが、それらの情報全てが公表されているわけではありませんので、残留量や人体への影響を測るのは難しいと思いますよ。 薬剤散布後、一定の期間を過ぎればほとんど残留しないモノも多いですしね。 日本で一般的に販売されている野菜は、一定の基準(薬物使用に関して)を満たしているはずです。摂取によって人体に影響がないというレベルまで。 ただ、野菜を量産し価格を抑え、安定供給するためには一定量の薬物の使用は否めません。残留がゼロではないという事です。 詳細なデータが提供されない以上、的確な判断は難しいですし、レンジか茹でるかといった調理方法によって解決されるという単純な話しでは無いと思います。 そういった残留薬物を気にされるのでしたら、無農薬野菜を購入するか自家栽培が良いでしょう。
お礼
農薬の種類、量、人によって違うのはもちろんです。1ミリもずれのない回答なんて望んでいません。ざっくり知りたかっただけです。レンジと茹でる どっちが農薬少なくなるのかなぁ ぐらいで。 人体に影響がないところまで一定の基準がある これは安心できました。 無能薬野菜を買って生活できればいいですが・・・できればこんな質問はしていませんし、自家栽培できるならとっくにしていますし・・・最後の一行の回答にがっかりしてしまいました。
- kimamaoyaji
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残留薬物ですか、中国の食品なら十分考えられますすね、水自体が重金属に汚染されていて、土壌汚染もかなりひどいし、日本では禁止されている農薬も使っているみたいですから、植物そのものが吸い込んでため込んだ物は煮たり洗ったり程度では変わらないでしょう。 日本製の野菜なら、その辺は規制が厳しいのであまり考える必要は無いです。 一方全く化学薬品を使わなくても、植物は自分の子孫を守る為に、毒などを持っています、大豆などの毒は加熱分解されるので、生で食べ続けると健康被害が出るでしょう、他の野菜でも同じことが言えます、例えばこんにゃくの原料コンニャクイモはシュウ酸カルシウムと言う猛毒があり苛性ソーダを使わないと中和できないので食べる事が出来ません、苛性ソーダを使った為の残留薬物がと言っても、毒があるまま食べる方が危険です、食べ物によって食べるために薬物を使って中和しなければならない物もあるので、残留薬物ばかり気にしても仕方ないと思います、それ以外にも毒のある植物や魚介類などある訳で、自然だから健康に良いと言う訳ではありません、少なくとも生産国が日本でスーパーなど店舗で売られている物は食品検査がされているので、食べ続けて100年後に影響が出たとしても、それほど問題では無いと思います。
お礼
確かに中国の野菜は専用の洗剤が売られてると聞いたことがあります。 100年後に影響がでればいいですけど、いつ出るかなんてわかりませんよね。 大豆って生で食べるんですか?? 少しでも遅らせることができるよう予防したいと考えているだけです。 調理の仕方だけで減らせるならいいことだとは思いませんか?
仮に、茹でたとするとお湯はかけ流しにでもしない限り、有害物質が出たお湯で茹でるので、結局また吸収されるんじゃありませんか? 最初は表面だけだったのに、中まで浸透しませんか? 調理前にシッカリ洗い流すか、無農薬・減農薬のものを高くても表示を信じて買うか・・・・・・・・。 無農薬・減農薬で実際に栽培されていても、近隣の畑の農薬が飛散してきているかもしれませんし、雨の中に有害物質が含まれていないとも限りません。 現代社会に生きるからには、あまり細かいことを気にしすぎると生きていけなくなりますよ。
お礼
お仕事で接していた方の言葉には説得力がありますね。 茹でてもごくわずかしか農薬はとれないんですね。 チンしても茹でても微々たる量しか変わらないのであれば栄養の逃げない料理法のほうがいいですよね。 回答ありがとうございました。