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古文における接続助詞

古文における接続助詞「を」と「に」の違いを教えてください。 http://www.hello-school.net/haroajapa010018.htm http://www.hello-school.net/haroajapa010017.htm

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  • OKAT
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回答No.2

 「大辞泉」の説明を引用します。 『に』 [接助]活用語の連体形に付く。 1 あとの叙述の前置きとして続ける意を表す。…と。…ところ。「考えてみる―庶民のための政治は当分望めそうにない」「こともあろう―警官にけんかを売るとは」 「あやしがりて寄りて見る―、筒の中光りたり」〈竹取〉 2 理由・原因を表す。…ので。…だから。 「渡し守、はや舟に乗れ、日も暮れぬと言ふ―、乗りて渡らむとするに」〈伊勢・九〉 3 逆接の確定条件を表す。…けれども。…のに。…だが。 「日中の照りに乾いて、きょうは道が好かった―、小庭の苔はまだ濡れている」〈鴎外・蛇〉 「よろしうよみたりと思ふ歌を人のもとにやりたる―、返しせぬ」〈枕・二五〉 4 添加・並列を表す。…のに加えて。…の上にさらに。 「旅の空を思ひやるだにいとあはれなる―、人の心もいと頼もしげには見えずなむありける」〈かげろふ・上〉 [補説]接続助詞「に」は、用言の連体形に付く格助詞「に」から転じたもので、1は口語では多く「要するに」「こともあろうに」などの慣用的表現として用いられる。 『を』 [接助]活用語の連体形、まれに名詞に付く。 1 逆接の確定条件を表す。…けれども。…のに。 「亡き人の来る夜とて魂(たま)まつるわざは、このごろ都にはなき―、東(あづま)の方には、なほする事にてありしこそあはれなりしか」〈徒然・一九〉 2 原因・理由を表す。…ので。…(だ)から。 「ししこらかしつる時は、うたて侍る―、とくこそ試みさせ給はめ」〈源・若紫〉

  • OKAT
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回答No.1

お示しのサイトの説明は全く同じです。これでは違いを答える人はいません。  少し付け加えておきましょう。「に」の「単純な接続」の場合、「添加・継起の関係を示す」と述べてある本(日本文法大辞典)があります。ということは「その上に」とか「引き続き」の意味合いが加わると言うことでしょう。「を」に関してはそういうことに触れていません。まあ、微妙な差とは言えますが。

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