雷って、大きなコンデンサの絶縁が破れるようなものですよね。
(いろいろ語弊はあるが)
で、水、海水、地面は導体と見ていいとすると、帯電した雲に対する電荷は、水・海水・地面の表面に分布するはず。(そうなることによって、導体内部の電気勾配が打ち消されるから)
ここで、雷が落ちると、表面に分布した電荷と、雲の電荷は釣り合っているから、表面に電気が流れ、帯電が消えるわけです。
よって、海中・水中・地面の中の奥の方にはほとんど流れないはずです。
けど、電流の流れ方は結構複雑みたいで、金属内でも最短距離だけを流れるかというとそうでもないし、まして水・海・地面の電荷の分布は一様ではなだろうし、(雲がのぺっと広がっているから)ある程度広がっているでしょうから、表面付近には、ある程度は電気が流れるでしょう。
実際に、近くに雷が落ちた故に、アースから電流が入って、ぼやを起こした例を知っています。
だから、雷が落ちたときに近くの浅いところにいるお魚には、電気が流れることもあるでしょうし、これで亡くなるお魚もいるでしょう。(けど、大体の海のお魚は海水より塩分が薄いので、海水よりも電気は流れにくいです。うろこもあるし)
衝撃で死ぬお魚もいると思いますけど、そのあたりはよく分からない。
雷の衝撃で、人は亡くなるのでしょうか?
ないことはないだろうけど...。
お礼
落雷のメカニズムとか、科学に弱い人にも わかりやすく説明して下さって、ありがとうございました。 ほ~、なるほどって感じでした。 ちなみに落雷の衝撃で人が死ぬ話は聞いたことがあります。車の中にいる人は車に落雷しても、 落雷の被害は受けないけど、 心臓が弱い人等はショックで亡くなるそうです。 って、偉そう?