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変圧器
電圧一次 F6750-R6600-F6450-F6300-6150V 電圧二次 210V の変圧器がキュービクルにありますが、一次の電圧値がいくつもあるのは何故ですか。また、FとRは何ですか。わかる方、教えて下さい。よろしくお願いします。
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すでに適切な回答が出ていますが、少し補足すると 変圧器の二次電圧を一次電圧の変化に関わらず一定の値(この場合は210V)にするには、巻数比を変える必要があります。 このため、一次(二次の場合もあります)巻線の途中から中間口出し(これをタップと言います)を出し、必要に応じて(電源電圧の変動に応じて)、タップを切り替えることが必要です。 電源電圧が6.6kVの電路に使用する変圧器には、一般に6.6KVのタップが使用されます。 これを標準タップと言います。 ご質問のように、タップには幾種類かありますが、記号Rは標準タップで定格電圧を指します。 Fは全容量タップ(Full kVA tap)といい、変圧器の定格容量が出力できる電圧です。 無印の、この場合の6150Vでは、負荷電流が大きくなり、巻線温度が発熱して許容電流を越えるため、定格容量より少ない出力しか出せないことを示しています。 このタップを低減容量タップ(Reduced capacity tap)と言います。
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- fuefuki-douji
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No.2です。 失礼ながら所用で中座したので、続けさせてもらいます。 分かり易く単相変圧器6.6kV/210V,定格容量100kVAで考えます。 標準タップR6600の時の一次側電流I1は I1=100/6.6=15.1A です。 タップがF6300の時の電流I2は I2=100/6.3=15.9A です。 これが、この変圧器に流せる上限です。(厳密には少し余裕があります。) したがって、タップ無印6150のときの変圧器容量は 6150V×15.9A=9778.5VA→97.8kVA となり、100kVAの容量は期待できなくなります。 低減容量タップと言われるゆえんです。
- sentakuya
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まず6kV高圧線は変電所から送られてきます。定格電圧は6.6kVですが変電所からの距離によって電圧降下がありますねえ。 よって、高圧受電点では必ずしも6.6kVとは限りません。近い場所では少し高く、遠い場所では少し低くなりますねえ・・・ そこで210Vを確保するために1次電圧タップを5つ(75kVA以上)設けています。 これはJISC4304の規格に準拠しています。 R :定格電圧 F :全容量タップ電圧で定格の変圧器容量が出せる なし:低減容量タップ電圧で定格の変圧器容量は出せない
お礼
お答え下さり有り難うございます。もう一度、電気設備関係の本を見て、答え下さった内容を吟味したいと思います。
お礼
補足して下さって有り難うございます。少しづつでありますが、理解してきました。