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ノートを「取る」

日本語を勉強している外国人に質問されて、困ってしまったのですが、「ノートをとる」は、「取る」であってますよね?この「取る」はどういう意味ですか?英語でいうところのtake noteだと言い、お茶を濁しましたが、仮に日本語しか話せない日本人に説明するなら、どう説明すればいいでしょうか。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • fxq11011
  • ベストアンサー率11% (379/3170)
回答No.6

取る 撮る 執る 捕る 摂る 獲る 盗る 録る 採る とりあえず、これだけ変換候補が出ました。 当然 録る=記録する、ですね。

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.5

既に#1さんの適切な回答がありますが、語結合に関する興味深い話題ですので今少し触れてみます。 1.動作性名詞 漢語の「愛」には抽象名詞として恋愛を指す場合のほかに、愛する(愛す)という動詞としても使われています。その点では、英語のラブ(love)は抽象名詞が主で、動詞としてラブするは限定的で、ラブるは未定着です。 その点、次のような物質名詞は、むしろ動詞として頻繁に用いられています。 メモ…物質名詞(memorandumの略):覚書・忘備録・回報。     動作名詞(memo):要点を記録すること。     動詞(memo):メモを取る、メモする、メモる。 ノート…物質名詞(notebookの略):筆記帳・帳面。      動作名詞(notes):著記すること、草稿・略記、注釈を加えること。      動詞(note):ノートを取る、ノートに写す、ノートする。 面白いのは、使われ出した明治期の、使い出した学生など使用層の違いから、英語とはやや意味がズレていることです。 メモを取る ⇔ make a memorandum ~ of … 記録をしておく ノートを取る ⇔ take a notes of (on) … 書き留める、板書を写す。 2.本動詞の機能動詞化 「名詞が語結合に展開する例は、特に、漢語や外来語の名詞に顕著で、次に示されるように、動作性の意味内容を持つ名詞を述語形式化する。 期待 ── 期待を かける 混乱 ── 混乱を おこす 判断 ── 判断を くだす クレーム ── クレームを つける」 参照:村木新次郎「慣用句・木の追う動詞結合・自由な語結合」(「日本語学 1月号」1985年) このような動作性の名詞を動詞化する際に用いられる動詞は、いわゆる「機能動詞」と呼ばれ、「多くの機能動詞は、本来の実質的な意味をうしない、名詞に託された、行為・過程・状態・現象などのなんらかの側面を副次的に特徴づけているにすぎない」(村木新次郎『同論文』)とされます。 >この「取る」はどういう意味ですか?  : 機能動詞として「実質的意味を名詞にあずけて、みずからはもっぱら文法的な機能をはたす動詞」(村木新次郎『同論文』)です。 ですから、次のような言い方を意味します。 先生の講義<を>ノートブック<に>ノートする。 この「ノートブック(筆記帳)<に>ノート(書き取り)する」という統語構造をそのまま簡略化したものが「ノートを取る」であって、これは先生の授業に対する生徒の学習帳への筆記作業に特化した、限定的な言い方と言えます。 一般的に人の話を筆記する場合は「メモを取る、メモする、メモる」を用います。

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.4

メモを取る、記録を取る、という「書き留める意味」(write down) のほうの取るですね。 ノートやメモという用紙を手に取る(take, pick, handle) ではなく。

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.3

この場合の用法は、下記辞書の【(6)作り出す。ある形にしてとどめる】でしょう。 その中の【(4)書き留める。 「ノートに-・る」 「控えを-・る」 「メモを-・る」】という意味になりそうです。 http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?search=%E5%8F%96%E3%82%8B&match=exact&itemid=DJR_toru_-020

回答No.2

昔から、筆を執る、という言葉がある。 ノートを取るのではなく「執る」のですね。 で、たいていの小学校では、「取る」という漢字表記ではなく、「とる」とひらがなで書くよう教わる。 例えば、ペンをとりました、という手紙の書き出しだってあるしね。

回答No.1

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/1750/m0u/ 【2】「取る」は、特に動作の方に重点がある。「弟子をとる」のように、自分のものとはいいにくい場合や、「手をとる」「汚れをとる」のように、自分のものとはしない場合もある。さらに、「メモをとる」「相撲をとる」のように、動作をすることを抽象的に表わすこともある。 >英語でいうところのtake noteだと言い、お茶を濁しましたが 「メモを取る」が「take a note」ですから、それで合ってます。 日本語には「帳面をつける」と言う言葉がありますが、メモと言う外来語が入ってくると同時に「take a note」と言う言葉も入ってきて、takeをそのまま「取る」と和訳してしまって「メモを取る」と言う日本語になってしまいました。 「メモを取る」「ノートを取る」の「取る」も「外国語由来」なのです。