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軟式少年野球 低学年の練習方法。
幼稚園年長から小学2年生まで計12人の子供に、野球を教えています。 子供のレベルに差があり、指導方法・練習方法に困っています。 2年生でも大人顔負けのボールを投げる子もいれば、山なりで1メートルも投げれない子もいます。 他のコーチからは基本を教えてくれと言われていますが、まだまだきちっとものごとが出来る年齢ではありません。 経験者の方、どの様な練習方法をされていますか?
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年齢が若いほどその差は大きいです。 しかし、長期間やっていくと(4・5年生にもなると)その差はぐーんと縮まってきます。 2年の時やたらに上手だった子を3mからトスしてもとれなかったこが追い抜いて5年ではレギュラーを取った子供が私の経験で何人もいました。まず安心して下さい。 では練習方法です。 全くの初心者あるいはボール感覚がわからない、投げられないという子はその子達だけ集めて、まずとにかくボールにさわらせる機会、投げる機会を徹底的に与えることです。もちろんキャッチボールもいいのですがお互いとれない投げられないですからすぐにはできません。 大人がトスしてあげます。それを取る。取ったものはもう一人の大人に投げさせます。 次から次にいわゆる順番ノックみたいにさせます。 ものすごく近いところからさせます。 このとき投げ方だの取り方だの技術的なことは一切教えなくていいです。とにかくボールにさわらせ自己流で投げさせることです。 必ず1日の練習の中でこの時間を取って下さい。 基本などまだ全く必要ありません。 ボール感覚、つまり空間認知能力に乏しいのです。 どのくらいのスピードで自分に向かって来てるのか、どこに落下するのか、どのくらいの力で投げればそこまで行くのか、などなど全くといってほど認識できないのです。 ですから取り方などまだ先の話で、まずはボールのスピードに慣れることです。一番いい練習は「壁当て」です。 自分のボールが跳ね返ってくるわけですから、投げるキャッチするという機会は通常のキャッチボールの倍になります。空間認知、投げたり取ったりにはこれが一番!倍の速さで上手になっていきます。 子供の癖は、5年生になってもわりと早く直ります。一日で治ることもあります。 ですから自己流で投げたり取ったりでその程度の時は全くかまいません。 なんでもいいからボールにさわっているウチにうまくなっていきます。 おそらく今大人顔負けのボールを投げるという子も お父さんが3っつ4っつ頃からボール遊びをさせたおかげでしょう。 基本を教えるのはそれからです。 片手でも、ボールの正面でなくてもとれるようになったら 基本を教えましょう。 そのころの基本とはおそらくキャッチングは体の真正面で取る、両手で取ることぐらいだとおもいます。 投げる方は難しいですが、上体を前につっこませない ことなんですが、これをわからせるのは6年生になっても難しいです。 年少にもわかる基本とすれば、(右投げの場合)左手を目標に向けて出してからなげろ、程度です。 投げ方は、また質問して下さい。細かい技術はそのときにします。(一時代を築いた(エースとなったときもある)巨人軍の某ピッチャーの受け売りですが・・・) それから、なにが大事かって、コーチ、監督が必ず手本を示すことです。いついかなる時でもいい加減な投げ方や取り方をしないことです。 キャッチボールの相手になってあげたとき近いからといって手首だけでぴょんと投げたり片手でチョイと取ったりしないこと、基本に忠実に取ったり投げたりしないと 子供は見て覚えることもたくさんありますので まね、というより自然と同じことをしようとします。 どこのチームでも大人が基本に忠実ではありません。 やればできるのに子供相手だからとチョチョイとやってしまいます。これが一番上達を遅らせます。 もう一つ、うまくいったときには徹底的にほめましょう。 ミスしたときはけなしたりしかったりするのは絶対にやめて下さい。野球はおもしろい!と思わせるのが上達への近道です。 少年野球はお父さん連中のコーチの資質で左右されます。 お父さん方も本で勉強したり、高度な野球(高校野球や大学野球を見に行ったりしてください。(試合ばかりでなく練習も見にいってくださいね。早慶戦など10時から開門でそれぞれのチームが練習しますからそれをみにいってください。) コーチが何人いるかわかりませんが、教えることを統一して下さい。あのコーチはこういった、このコーチはこうしろという、ではいけません。お父さん同士のミーティングで技術などについては十分統一を図ってください。 さらに注文ですが、筋トレとランニングなんぞ必要ないです。その時間があったらボールにさわらせてあげて下さ。 ランニングは体ほぐす時だけで十分です。 ボールをとれない子も、上記を実行してもらえれば2mしか投げられない子も来年の今頃は野球の形で試合ができるくらいにまでなります。 少年野球はついつい守備(取って投げる)練習に偏りがちです。実は野球は点を取るゲームです。打てなければ勝てません。3/5は打つ方の練習をして下さい。 打つ練習をしているチームはメチャ強いです。 今はまだ2年生が一番上のようですので素振りとティーバッティングくらいでいいと思います。時間も2/5でいいと思います。 上手な子供は分けて集めて練習させればいいです。 それから、全員をピッチャーの練習、サードの練習、外野の練習も忘れずに。特にピッチャーの練習をやることで 投げる基本がしっかりします。 セカンドしかやらない子はいつも横からチョイとファーストに投げる癖がついてしまいます。 大きなフォームから投げられるよう全員ピッチャーをさせて下さい。 少年野球監督歴20年の、大人には口やかましいジャイキチでした。
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- street36
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小さい頃は、筋力の強化をしても限界があると思います。小さい頃は、とにかくホームをしっかり教えた方が良いと思います。プロの選手の腕の振りや投げる時の体重移動などをビデオに撮り練習前に見せてから、練習に移ればみんな映像をイメージしながら出来るのでいいかなぁ~と思います。打撃でもプロを参考に練習されたら良いと思います。でも、ここで見せてはいけないのがイチローのホームです。あの、ホームを真似すると打撃時に体が開く原因になりかえって逆効果になる恐れがあるからです。一番良いのがダイエーの城島かな・・・
お礼
ご回答ありがとうございます。 チームの中でも野球中継を観ているのは1~2人ぐらいですね~。 今の時代野球以外に色々楽しい事ありますから。 ご意見参考にさせていただきます。
- kanaharu
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少年野球のコーチをしています。現在は高学年のコーチです。三年ほど低学年で教えていました。結果教えた子供たちは高学年になったときには、全国大会で上位入賞できるチームに成長しました。 さて、低学年ではまず、投げる・打つ・捕る・走るの基本動作をしっかり教えてあげましょう。上手な上級生の真似をさせるのも良いでしょう。自分に近い存在でスーパースターとして、あこがれる対象となります。 投げるフォームのカッコイイ上級生に身近なところで見本となるようにしましょう。 ボールは最初は柔らかな物がいいと思います。ミズノからはトリックボールなる面白い練習道具も発売されています。最初はやわらかなボールでキャッチングをするといいでしょう。わがチームではピッチングマシンで同じところにボールを出してそれを補給させる練習も行っています。 バッテイングはティーバッテイング(スタンドにボールを置いて打つ)でしっかりしたスイングを身に着けましょう。上級生を引き合いに出して、上手になればすぐゲームが出来るようになるというように、学年に関係なく目標意識を満たせて、選手を競わせるのが良いと思います。選手自身のモチベーションも上がります。 目標設定で選手のやる気が変わります。用は選手が野球を率先してやる気になるかどうかです。本人がやる気になれば学年は関係なく、探究心が芽生えてやる気になりますよ。 がんばってください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 上級生の練習には興味がある様で、自分達の練習中にも、よそ見をしながらも観ていますね。(笑) 練習場所がグランドは上級生チームが使うのでいつも "オチビちゃん"チームは隅っこの草むらなどでほそぼそ 行っており充分にキャッチボールも出来ない事もあります。ティーバッテイングも先日行いましたが、私一人で 担当しているので、待ちの11人はお遊び状態になってます。 でも子供達といると私自身楽しいので、考えるのも楽しいですが・・・。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 簡単な質問でしたが、私の全ての悩みにご教授して頂き、 とても嬉しくとても参考になりました。 特に・・・ >ボール感覚、つまり空間認知能力に乏しいのです。 これは痛烈に感じていました。 >おそらく今大人顔負けのボールを投げるという子も お父さんが3っつ4っつ頃からボール遊びをさせたおかげでしょう。 全くその通りです。逆に無関心の親御さんもおられます。 >それから、なにが大事かって、コーチ、監督が必ず手本を示すことです。いついかなる時でもいい加減な投げ方や取り方をしないことです。 これには“ ドキッ ”としました。 まだまだ教えて頂ける事があれば、ご教授お願い致します。