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グローバル化についての質問と要約文
- グローバル化の意味や背景について質問しています。現代のグローバル化の要因を考察しつつ、日本とアメリカの関係や外国企業の中国進出についても質問しています。
- また、グローバル化に関する誤解や認識の違いについても指摘を求めています。特に、グローバル化の定義やその本質的な意味について疑問を抱いている様子が伺えます。
- さらに、グローバル化に関する情報を収集するために、関連するWebサイトや本についての情報を求めています。具体的なデータや出典を得ることに興味があるようです。
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それからこの「資本主義の自由」が書かれたのは1960年代のことです。今でも教典とはなっていますが古い本です。 (フリードマンはその後は政治に深く関与し、多くの政治政策に関与して行くようになり、またフリードマンの教えを元に多くのフリードマン主義者たちが政治政策の実務を行うようになって行ったわけですが、今この本を読むには「資本主義の自由」当時の時代背景を理解する事前知識が必要かとも思います。(近代史が好きな人は問題ないかと思います。)) なので、フリードマンからの流れとしての行き着いた先としての ジョセフ・スティグリッツ『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』 を読んだ方がよいかとも思います。
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- m-m-mg
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グローバルスタンダード = アメリカンスタンダードですね。 で、これはアメリカというよりもアメリカの支配層(ざっくりいうとアメリカの政官財の高官達)が推進してきたことで、99%のアメリカ人にとっては何のメリットもない政策でした。主にシカゴ学派とか新自由主義とか呼称される一派が理論的後ろ盾となり、「小さな政府」政策を拡大し続けることで、1%の人々の利益を盤石にするかたちで進められてきました。 米国ではレーガン政権からの流れとしてアメリカ共和党によって拡張が続けられることとなります。 それらは主にミルトン・フリードマンの話を元に、理論の正当化や拡大、付け加えを行って政治政策として推進、更にそれを世界展開させて行くものでした。基本的に拡張が続く限り利権者の反映が約束されるもので、戦争で領土拡大を行い続ければ占領者の利益の拡大が続くことと同じです。 なのでミルトン・フリードマンの「資本主義と自由」という書籍をおすすめします。 またこの経済思想拡大の背景にはキリスト教圏における、根強いキリスト教政治からの脱却が背景にあることも意識しておく必要もあるでしょう。しかし同時にシカゴ学派と呼ばれる人々でもキリスト教思想から(一神教思想からといった方がよいのかも)大きく影響を受けた経済思想となっている訳ですが。 日本やいくつかの国のような一神教国家という歴史のない国からみれば「同じ穴のムジナ」だったりするのですがね。
お礼
すごく根っこの方ですね。 一度読んでみます...が、自分がそこまで関連を読み解けるかどうか... ご回答ありがとうございます。
- hekiyu
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ちょっと勘違いしているようです。 昨今言われているグローバル化、というのは次のような モノです。 ソ連が崩壊して、東側諸国が市場経済に参加するように なり、人、物、金、情報が地球規模で行き来するように なったことをグローバル化といいます。 このグローバル化に拍車をかけたのが情報化です。 例えばTシャツです。 米国で設計し、インドで裁断し、日本ででボタンを掛け 韓国で縫製して米国で売る。 こういう方法を採って、30%も安く造れるように なりました。 世界中でこういうことがやられている訳で、 これがグローバル化というモノです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 何の誰の本や論説でのものでしょうか? 宜しければ教えて頂けないでしょうか。
- nankaiporks
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書かれてある大方は合っていると思いますし、一部新自由主義の考え方も入ってると思われます。 人と企業が世界中を動き回るというのがグローバルの全てだと思われがちですが、 本当の内容は、資本主義の中に投資が入ってきた事です。 75年私たちがイメージしてる資本主義は終わったと言われています。 だが、まだまだ儲けたい金持ちは、投資で一層儲けようとグローバルという考え方を盛り込むのです。 当初はなかなか結果がみえませんでしたが、インターネットの出現と発展によりグローバルが完成したと言われています。 居ながらにして、世界中に投資する事が容易になったのです。 しかし、この流れは格差を生み出し、投資する事が出来ない者は更に貧乏になり、投資で儲けた者は更に金持ちになっていったのです。 そこに新自由主義の考え方、コストをかけずに大きな儲け、が入り込み、更に低賃金の労働力を求め、工場は海外に移っていきます。 投資先は株だけではなく、開発投資にも向かいます。 BRICSなどというように、途上国を見つけ出し、そこに投資する事で儲ける。 しかし、その国にキャパがなければ過剰投資となり10年程度で潰れていく。 そして投資家は新たな途上国を探し始める。 また、金融緩和も、その金が投資にしか向かわないので、景気回復はしない、というのも解ってきています。 詳しくは、 資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書) 水野和夫著 を読めば、解りやすいでしょう。 この本を読んで、何となく格差の構造など理解できました。 私も経済など専門ではないので、文章として解りづらかったかもしれなかったことをお詫びします。
お礼
ご回答ありがとうございました。 アジアへの直接進出に限らず、現地企業への株式投資も含まれるということですね。お金が還流すれば形態は問わないと。
- 中京区 桑原町(@l4330)
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グローバル化とは自国以外で生産することではない グローバル化とは世界の市場に合わす事 例えば、液晶画面に不可欠な偏光板を作る機械は、日本の西工業が世界シェア50%になってる しかし、西工業は群馬県桐生市に本社、伊勢崎市に工場があるだけ。 http://www.sunfield.ne.jp/~nishi-k/company.html でもグローバル化の勝ち組だと思いますよ 貴方が挙げた4項目は生産性向上策です 生産性を高めるために工場をグローバル展開する事はある 例えば自動車の様に輸入関税が高く、輸送費が高い場合 一方でICやCPUの様に輸送コストが低い場合は多国で生産せず一箇所で多量生産する方が得
補足
アメリカは日本的経営(薄利多売もあるでしょう)の隆盛の為に自国の工業が犠牲になって、その犠牲があって、それならいっそ、もうどうにでもなれと安い労賃の海外生産を推し進めたのが事の始まりだと考えています。 戦略の点ではこちらの話が重要だと思います。 例えばある法律やルールがあったとき、なぜそのルールや法律ができたかを知るのは大切で、どう運用するかというはまた別の次元だと思います。その根拠があるか無いかで存在意義が決まるからです。
お礼
IMFが関与ですか... ありがとうございます。大変参考になりました。