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タワーマンションと低層のマンションの修繕費の違い
タワーマンションと低層のマンションの違いについて教えてください。 タワーマンションに引っ越して8年がたちました。 入居前はタワーマンションのほうが、修繕計画の面で1戸あたりの負担が少ないと 考えていたのですか正解でしょうか? 毎月の修繕積立金だけでは足りず この先の修繕計画を見直すことになりそうだと聞いております。 この際、引っ越したほうがいいような気もしておりますが 次回はタワーマンションがいいか低層のマンションで戸数が少ないほうがいいか 考えているところです。 何階建てで何戸が一番効率が高いかご存知の方がいらっしゃいましたら お知恵を拝借したいと考えております。
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修繕費の多くを占めるのは電気設備、機械設備です。 タワーマンションの多くはスプリンクラー、非常用のエレベータがついています。 また、水道のポンプも1台では足りず、中間階にブースターポンプがついていたりします。 その他にも非常用の発電機や航空障害灯など低層マンションにはない設備があります。 また、多くのタワーマンションはラーメン構造(柱と梁で構成された構造)で、外壁はコンクリートのパネルを貼った乾式工法となっています。これは、コンクリート躯体との間に構造スリットを切っているため、このシールの打ち替えが20年程度ごとに発生します。タイルを貼っていても同様です。高層になると外壁の補修のための足場がとても高価になります。 反面、戸数に比べて屋上面積が少ないので屋根防水の改修は低負担で住みます。 一番効率のよい形態は、外廊下、RCの外階段、連続式バルコニ、板状(いわゆる羊羹)、階数は14階、エレベータは70戸に1台以下の割合、構造はRCで耐震壁付きラーメン構造、妻側はタイル貼りでも吹き付け塗装でもなく無機質塗装と呼ばれるものです。都内の公営住宅の高層マンションは多くがこの形態になっています。 非常用エレベータ、スプリンクラーがなく、バルコニーがあるため足場を建てる必要がなく、タイルの剥落点検の必要がなく、吹付けのやり変えもなく、1戸あたりの屋上面積が小さく、構造スリットが少ないという形態です。また、外構の植栽や外灯、遊具やベンチなども少なく平置き式の駐車場だけ、というのも重要なポイントです。 はやりの太陽光発電や雨水利用なんかもない方が良いですね(^_^;) 修繕積立金の不足については、駐車場収入が減少している組合が、その収入を積立金で補填している場合もあるので決算の内容をきちんと精査してください。マンションによっては、使われていない機械式駐車場はもうメンテナンスもしない、というところもあるようです。
お礼
詳しいご説明をありがとうございました。 主人と相談してみます。