- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「プロクルステスの寝台」に縛りつけられる人々)
「プロクルステスの寝台」に縛りつけられる人々
このQ&Aのポイント
- アイヌの人々が茅葺きのチセで漁労採集生活を送っていることを認めなければ、アイヌとして認められないという認識がある。
- 日本人にたとえるならば、男性はちょんまげをしなければ日本人として認められないという認識がある。
- マイノリティを特定のイメージに無理やり重ねていくことは、どういったものなのかと、その必要性について考える。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
確かに、「プロクルステスの寝台」は秀逸なたとえだと思います。諸国の「極右」の大義名分の一つは、マイノリティを排斥することですが、そこで乱用されるのが「プロクルステスの寝台」的な姦計です。 なお、極右とは単に「極端に右」という意味だけでなく、ちょっと見は保守派のようであっても、保守派の良識を欠いている考え方を指します。極右と保守派の違いは、例えば異民族に対する態度に表れます。 それらの点以外では、復古的よりむしろ開明的だったりするのが、今どきの極右です。極右政党が一部の官僚・知識人と結び付き、従来の「右翼のゴロツキ」というイメージから脱皮して、「むしろ保守政党より果断に仕事が出来そう」と人気を集める場合さえあるようです。 アイヌ民族?? http://okwave.jp/qa/q5398008.html 〔引用開始〕 質問 今、国会で鳩山首相の所信表明演説をやってるのですが、、 その中で「アイヌ民族などの方など差別のない世界を作る云々、、」といったことを話してますが、びっくりしたのは、平成21年の今、アイヌ民族なんんて居るのですか?〔中略〕 回答 (日本にはアイヌという少数民族がいて、差別され収奪された悲惨な歴史があり、今でも権利回復は十分ではない)は成文化されて、昨年衆参両院の全会一致で可決された。 〔引用終り〕
お礼
コメントありがとうございます。 法をつくる立場、人々を支配、あるいは統治する立場にとっては、「プロクルステスの寝台」の寝台は、さまざまな意味において「ありがたい存在」なのだろうと思います。 >極右政党が一部の官僚・知識人と結び付き、従来の「右翼のゴロツキ」というイメージから脱皮して、「むしろ保守政党より果断に仕事が出来そう」と人気を集める場合さえあるようです。 日本社会では、かつての政党「日本維新の会」(分党前)が、そのひとつの例になると思います。 さらには、日本社会における「保守思想」の文脈においては、街宣車(極右組織の多くは、いわゆる「黒いバス」を所有し、都会の街中を走り回る)や反社会的組織(一部の極右組織のなかには、活動資金の調達のため、反社会的組織とのかかわりをもつものもいる)といったイメージから脱却しようとする「傾向」もみられると思います。 日本社会における「保守しそう」という文脈においては、また、「国家にたいする考え方」が、ひとつの大きな特徴でもあると思います。旧来の国民国家にたいする考え方(さらには、単一民族という考え方をいまだに盲信している点も)を、いまだに支持している点が、現実の、国際化、多国籍化しつつある人々の交流や経済活動との「ズレ」ではないでしょうか。