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シマトネリコの枝が開いています
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造園屋に勤務しています。 画像を見ましたが、失礼ですが放任(樹木に生育を全て任せ、好き放題に 生育させる事)させて居られているように感じました。 植付けが半年前のようですが、基本としては葉からの水分の蒸散を防ぐた めに植付け前に軽く枝落としをしてから植え付けるのが普通です。 葉が多いと水分の蒸散が激しくなるだけでなく、葉や小枝に養分や水分が 行き渡ってしまうので、どうしても幹が痩せてしまいます。 枝が垂れ下がっていますよね。これは幹の太さより葉が多く出ているため、 葉の重みで枝が垂れ下がるので、このような状態になるんです。 植付けてから半年ですよね。半年で支柱を外すような事はしません。 幹がある程度の太さになるまで支柱は外さないのが基本中の基本です。 支柱があると上手く育たないと考えるのは間違いで、支柱が使用されてい る本来の意味と役割を良く理解する事が必要です。 まず十分に根付いていると思われているでしょうが、実際には完全に根付い ていません。風で幹が揺れると当然ですが根も動いてしまいます。根が動く と言う事は、根付き(活着)を悪くさせると同じです。支柱は風で根が動かな くさせたり風で倒れないようにさせる重要な役割があります。 根が完全に活着して、幹がある程度の太さになれば支柱は不要になります。 その頃になると支柱も腐ってしまいます。最低でも2年は支柱は外さないの が基本です。 斜め支柱で構いませんから、とりあえず再び支柱を設置しましょう。 支柱があると上手く育たないと言われたのは嘘です。そんな嘘は信じない事 です。それは支柱の本来の役割を知らない人の考えです。 剪定時期は11~3月です。初夏から夏にも剪定は出来ますが、現在は猛暑 ですので剪定は控えた方が良いでしょう。今頃に剪定をすると樹勢が弱まり 越冬させる事も難しくなります。 玉ツゲ等では丸く刈りますが、シマトネリコの場合は丸刈りは邪道です。 葉の重みを軽減させて軽くさせる事が目的ですので、剪定は小枝を中心とし て枝を抜く感じで剪定をします。込み合っている枝や長過ぎる枝を抜く感じで 剪定を行います。簡単に言うと今は手を握った感じです。これを手を開いた感 時にすると言う事です。グーをパーにすると言えば理解して貰えるでしょう。 葉は重要です。剪定時に葉を半分以下にしない事がコツです。 色々と書きましたが、文章では分かりにくいと思います。自分で出来そうにな いなら、本職に依頼しましょう。エクステリア業者を除いた造園屋、植木屋なら プロ中のプロですので、剪定後に枯れる事はありません。
お礼
よくわかりました。そのようにします。ありがとうございました。