なぜ日本の首相の任期は２年も続かないか？

質問

知り合いの外国人から聞かれました。なぜ日本の首相は任期が２年以上続かないのでしょうか？どなたか、納得のいく答えをお教え頂けないでしょうか？

回答No.2

buzz_buzz · ベストアンサー

自民党政権がずっと変わらないからだと思います。

自民党が圧倒的第一党である状態がずっと変わらないので、本来はその自民党のトップである総裁が野党に地位を追われる可能性は、
非常に低いのが実情です。

であれば、本来安定政権であってしかるべきなんですが、あまりに自民党が野党に負ける可能性が低い為に、自民党内部では敵は野党でなく党内にある、
ということで、自民党内部での勢力争いがむしろ活発になり派閥というのができています。

この派閥というのは、当然一つの政党の内部ですから離合集散や打算による協力や裏切りが激しく、主流派・非主流派が代わります。
よって、この容易な離合集散によって権力構造が変化し、首相の地位がとても軽いものになっているのです。

逆に、二大政党の均衡が続いているアメリカなら、大統領選挙は非常に激しいものの、一度大統領になったら任期4年中の辞任はあまりありませんよね。

2年というのは、6年に1度の参院選に加え、最低4年に1度の衆院選、あるいは統一地方選など、大体2年に1度は大きな選挙があり、その結果によって自民党内での責任論などが浮上するからだと思います

補足

なるほど。次の３つのポイントが重要なんですね。

・自民党が安定している。
・派閥争いができる。
・ほぼ２年おきに選挙がある。

回答No.3

nozomi500

佐藤政権の頃に比べれば、自民党政治は決して安定していません。

かつては自民党単独で過半数とっていたけど、いまは公明党やら時には社会党やらまで巻き込んで政権を維持している。
去年の衆議院選挙でも、小選挙区で公明党創価学会の協力があって過半数の議席を維持しているけれど、得票数（比例代表）では民主党に負けている。

同じ顔では有権者に飽きられるから、目先を変えて選挙にたちむかおうとしているんじゃないでしょうか。

補足

佐藤首相の時はまだまだ５５年体制＋米国のお墨付きで盤石だったから長期政権でいけたけど、今は不安定だから、連立政権内で順番に大臣の椅子取りゲームをしているのでしょうか？

回答No.1

MetalRack

皆で、足を引っ張るからでしょう。

補足

なるほどそうなんですが、ではなぜみんなで足を引っ張るのでしょうか？

また、たとえば佐藤栄作のように、昔はもっと長い間首相でいれたと思うのですが、最近はな政権が短いのでしょうね？