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幽霊
A「幽霊なんて科学的にありえない」 B「おまえがそんなに科学に詳しいとは知らなかった。科学的にどうして幽霊がありえないんだ?」 A「・・・・」 自分は科学的知識がとても浅いので、幽霊を完全に否定する為の科学的根拠がわかりません。科学に詳しい皆様、できるだけわかり易く教えてください。
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そもそも幽霊が科学的な方法論に従わない事にも問題があるのでしょうね。ものごとが科学的に認知されるには、どこにいる誰にでもわかる、という客観性をクリアーしている事が重要ですね。ところが幽霊は人によって見えたり見えなかったりします。個人的な感覚に依存しているのですね。カナダの科学者が脳に電磁波をかけて、幻視体験を引き起こすことに成功して依頼、幽霊は磁場の乱れなどにより個人内部につくられた画像イメージ、というふうに語られるようになりました。 ただ、それですべてを説明するのは性急かもしれません。科学は個人の感覚を扱うのが苦手です。たとえば「今日は暑いね」というのを科学的に語るには、温度計、過去の気象データ、統計的処理プログラム、、、実にバカバカしいくらいの手間が必要になるでしょう。では「恋人にふられて悲しい」を科学的に証明するにはどうしたらよいでしょう?・?現実に「悲しい気持ち」はその人のなかにあるのに、取り出して皆に「科学的に」証明するのは、かなり手間のかかることでしょうね。それよりも歌ったり詩を書いたりする方がよっぽど手っ取り早いですね。超自然現象的な問題は科学のもっとも遅れている領域で、いかにそれを進めるかが真の科学者の腕のみせどころかと思います。最先端の科学の発見ですら、神様から見たら、一番できの悪い子がやっと練習問題ひとつ解いたみたいなものかもしれませんよ、ね。
- K-1
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実際問題「無いことを証明する」ことは不可能です。 「在ることを証明するのは」証拠が一つあればいいですけど、「無い証拠」というのはほぼ不可能ですからね。 いろいろな方法で、「幽霊の正体はコレ!」というのが出てきています。 プラズマ、電磁波、低周波、磁気など、いろいろありますが、 これらでも証明できないことは沢山あります。 同じ現象でも原因が違うこともありますし。 それらを証明できる学説や技術がないだけです。いまのところ。 もしかしたら、将来には魔法や霊界の存在が証明できるかもしれません。 そうなったとき、霊も科学の一部になります。 科学が進歩したとき「幽霊がいないなんて、非科学的な!」という台詞が出るかもしれませんね。
A君の負けという意見が多いようですね。 そりゃそうだ(笑) 天邪鬼な性格なもので、こういう場面ではA君の味方に立ってあげたくなります(笑) 幽霊がいない、という科学的根拠ですが、この論争にA君が勝つには、「幽霊の定義」を科学的なものに挿げ替えてしまう方法が有効ではないかと思います。 一般に幽霊というのは「心理的な存在」と捕らえられているかと思います。これはつまり、「人間の内成る物が作り出した何か」という捕らえ方ですが、たしかにこの定理に従うなら、幽霊の存在/非存在を証明することは不可能になります。 なぜなら、幽霊は単に「ロマン的なもの」ということになるからです。ロマンを科学で語ることはできないし、意味がありません。 しかし、ここで幽霊の定義を「不思議な物理現象を起こす何か」という定義に摩り替えてしまえばどうでしょうか? 物理現象が起こるためには、そこには何らかの「質量」か「エネルギー」のどちらかが存在していなければいけません。「質量」が存在するためには、「質量を持つ物体特有の条件」が満たされている必要があり、エネルギーの場合も然りです。 つまり、幽霊は質量としての条件も、エネルギーとしての条件も満たされておらず、「つまり幽霊はいない」ということになるわけです。 ……ま(^_^; 要するに「口八丁で言いくるめるしかないよ、A君!」ってことなんですけどね(笑)
- notnot
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他の方も書いている通りですが、 「どういうことを実証したら幽霊の非存在を証明できるのか」が明確になってないので、科学的に否定するのは無理だし、同じ意味で肯定するのも無理です。 例えば「死んだ直後に体重が21グラム減れば幽霊が存在する」と定義できれば科学的に議論・実証できますが。 >じゃ、お墓は何の為、先祖の供養は無意味ってこと?じゃ、お寺は、お坊さんは? 生き残った人の心のためのものです。
- kaha
- ベストアンサー率23% (41/177)
「幽霊なんて科学的にありえない」って決め付けて言ったAの負けと思います。 幽霊をみたっていう人が多数いてるんだから。幽霊は本当にいてるんじゃないのと、わたしは思います。 人が死んだら何も残らない。じゃ、お墓は何の為、先祖の供養は無意味ってこと? じゃ、お寺は、お坊さんは?
- kube
- ベストアンサー率30% (49/159)
nayanさんこんにちは。この手の話が大好きなkubeです。長文になりますが、お許しを。 まず、幽霊がありえない、という「証明」は、ほとんど不可能だと思うので(その難しさは立花隆「臨死体験」を読めばわかります)、そのケースケースでの否定を繰り返して納得してもらうしかないと思います。 で、色々な実例があるのですが、まずは「電磁波」。 脳が電気信号と神経伝達物質で動いているのは周知の事実ですが、ここにある種の電気信号を与えると、脳は色々な幻覚を見る事になります。ここから考えて、活断層の存在する山の石英が破壊された時に出る電磁波が複雑にからんで脳に幻覚を見せる、ということは奇跡的確率ながらあるようです。山に寺や教会が多いのも電磁波を発する鉱物が多い土地柄という理由もあるのかもしれません。 また、電磁波はもちろん電気機器を狂わせるので、測定器の異常なんていうよくある話も、電気の問題として考えると当たり前という気もします。 あと、特殊な例として、人間の視覚は「赤」を認識することができるのですが、この「赤」の範疇が少しだけ広くなっている(つまり感度が高い)細胞を持った「特異体質」の人間がいて、この種の人間は物体に反射する光だけでなく、熱(赤外線)を知覚します。 その為に、熱源に何かを「見て」しまうことがあるようなのです。その為に普通の人には見えない何かを見てしまう、ということもありえます。もちろん透視というのも熱が見える人にはある程度ならできるでしょう。 また、人間の脳の高性能さが裏目に出る事もあります。例えば山に入った時、風に揺れる葉の擦れる音が、人の歩く音(「ザッザッザッザ」という音)に聞えたり、木が擦れる音が人の悲鳴に聞えたりします。これは脳が耳から入って来た情報を「翻訳」して、意味のある言葉に直してしまうことから来ています。「柳の下に幽霊」というのは、柳の木の視覚情報が脳によって勝手に意味のある映像に変換されて幻覚を見てしまった、というわけです。 他にも色々とあるのですが、基本的に幽霊が「見える」から「存在する」というのは早合点だと言えますよね。 ただ、それを否定するなら、完璧に否定しないと、かえって幽霊存在肯定派を勢い付かせてしまいます。 以前テレビで見て衝撃的だったのが、言葉を話す焼却炉というのがあって、家庭用の焼却炉から人の声が聞える、というのがありました。これは結局ラジオ局が近くにあり、その電波を焼却炉の鉄のボディが受信し、中のカーボン(つまり炭)が電気を流して電磁石のような働きをして、スピーカーと同じ原理で音が出た、というものだったのですが、これは知らなければどう見てもオカルトですよね(笑)。こういった思い込みや錯覚の本当の原因を究明する事で、ほとんどの幽霊話は片をつけることができると思います。 ただし、念の為に付け加えておくと、これらの幻覚はしばしば逆に人間の精神をコントロールする為にも使われます。 教会にあるステンドグラスはそこから差し込む光を全身に浴びる事で神との一体感を演出し、象徴的意味のある煙や食事、音、を使って精神をその幻覚を見る状態に移行させます。それによって神からのお告げなるものを得ようとするわけです。もちろんやっている人達はそれが本物の神だと信じています。 幽霊が否定できないのはこういった宗教的、歴史的背景があり、その存在を否定したらそれがそのまま神の否定に繋がってしまい、困ってしまう人達が多いということもあるのではないでしょうか。また、こうした幻覚によって救われる人々がいることも厳然とした事実です。 西洋の「魔術」はこの幻覚を見る技術が非常に発達していて、それは通常「ビジュアライズ」と呼ばれます。 幻覚をうまく利用して自己催眠を行い、免疫力を高めて病気を治したりすることもできるようです。でも、西洋のちゃんとした魔術師達はこの辺りの事情を実に冷徹に自覚しており、「霊」とか「たたり」とかを物凄い冷静さで否定します。自分の目の前に自分が召喚した悪魔がいる状態で「これは俺が作った幻覚だ」と自覚しながら作業したりしています。この辺はまぁ余談なんですが(笑)。 こんなふうに考えてくると、単なる「幽霊話」だけで済ませられない色々な事情が垣間見えてきますよね。 長くなりましたが、結局霊の存在は科学的にその都度否定すれば否定できます。ただし、否定しても意味が無い場合は否定しないで置くのが良いのでは無いでしょうか。 神の幻覚のおかげで免疫力が高まって救われるなら、それこそ儲けものですよ。 逆に無神論者の方がそういう意味で「不幸」かもしれませんね(笑)。 でも、この幻覚を悪用して利益を上げる連中がいるのも確かです。某新興宗教は薬物を使って幻覚を見せ、狂信者を増やして行きました。こういう過去の歴史を考えると、霊は否定するべき時には厳然と否定しなければならないと強く思います。 長くてすみません。以上です。
- msk1409-2
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No4ですが補足します。テレビでの放送番組を探しました。 「特命リサーチ2000X」です。 サイトもあります。 http://ntv.naver.co.jp/search.php?charset=shift-jis&query=%97H%97%EC&suburl=www.ntv.co.jp%2FFERC%2Fresearch&x=21&y=3 です。あくまでも参考です。見てみて下さい。では・・
- hakkoichiu
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No.6ですが補足します。 存在する証明、存在しない証明、どちらも今まで無かったと承知しています。 だからと言って、存在の可能性が残っているとは考え難いことではないでしょうか。
- camera_oyaji
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幽霊の存在しないことが科学的に証明されたことはありません。 また、幽霊の存在が科学的に証明されたこともありません。 一般的に存在を証明するよりも存在しないことを証明する方が難しいと思います。
- hakkoichiu
- ベストアンサー率21% (250/1139)
宇宙にある物質は全て元素又はその集合体の分子から成り立っています。 人間の体も例外ではありません。 人間は死ぬと、火葬、埋葬、自然に放置等されますが、焼いて灰になる又は腐敗すると言うことは、構成していた元素、分子がばらばらになって二度と元通りになりません。 「幽霊」が存在するのなら元素、分子から成り立つか、それらから発するエネルギーが必要です。 ただ見たとか、聞こえたとか、感じたとかの話は聞きますが、物理的に解明された話は聞いたことがありません。 又、今まで「幽霊」存在の物理的根拠を示された話は聞いたことがありません。 以下は余談です。 存在を信じる信じないは自由です。 しかし、信じない人に根拠を示して存在を証明することは可能性として0(零)に近いのではないでしょうか。 ご理解戴けたでしょうか。
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お礼
大勢の皆様方 あまり科学的でない質問に回答いただき本当にありがとうございます。 やっぱり「幽霊が存在するか、しないか」というのは「現在の科学では完全には証明できない」「一部の現象については科学的に説明できる」ということですよね。そもそも幽霊の定義自体があいまいなものだったし・・・