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本当の憲法改正の論点
憲法9条(平和主義)がどうとかよく論点になります。 そのため、憲法改正が必要かと。 しかし、本を読んでいますと、新しい人権(プライバシー権など)が論点になったりしてますね。 実際の改正されていない憲法ってやはり改正が必要な部分があるのでしょうか? それでもしあるとすればどの点でしょうか?
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たしかに今の憲法は今の国際的国内的情勢を配慮して作られたものではないため現状適応に難があります。ただ作り直すにあたっては、そもそも憲法とは何かということを国民の理解が必要です。 これは思想の左右の話ではありません。いみじくも一水会の鈴木氏が「国家があって国民がいるんじゃない。国民がいて、その国民の自由と平和のために国があるんです。憲法だって、国民の権利のためにあるものでしょう。僕は今の憲法は押しつけ憲法、占領憲法だと思ってますけど、自由のない自主憲法よりは、自由のある占領憲法のほうがずっといい。」と述べています。 9条や基本的人権条項の議論は大事ですがそれ以前の話として、憲法とは国家のグランドデザインであり国民と世界の国々への公約であり、国家権力を付託された権力者を縛る決まりです。まず日本国はいかなる国家を目指すのかという哲学と理想とする国家像が必要であり、そのうえで全項目にわたり詳細で聖域を置かない検討が必要です。 例えば「すべての国民」というときに日本国籍を持つものは当然含まれますが、様々な事情で無戸籍になっている者は対象になるのか、日本国外で日本人を親として生まれたものは対象になるのか、さらに言えば皇族と天皇は対象になるのかという話を整合性を持たした結論に導かなくてはなりません。 そのうえで小賢しい役人や政治屋が勝手に運用や解釈できるような余地がないものであることが大事です。 もう一つは変化していく情勢に対応できるだけのフレキシビリティを付与することです。とはいっても時の政権のご都合主義で変えられるようなものであってはなりませんから、四半世紀ごとに国民投票で改正の必要性と改正案とを審査するようなものとすべきでしょう。
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- key00001
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個人的には15条の1「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」です。 少なくとも私は、参政権を除き、公務員を選定する権利や罷免する権利を、行使したことはありませんし、行使する気もありません。 請願法などにより、公僕たる立場を忘れた公務員に対し、「罷免の請願」などは可能ですけど・・具体的な処置までは、全く期待が出来ませんので。 むしろ17条「何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。」により、公務員の責任は、国や地方自治体が負うことになっています。 これらの結果、我が国は「官僚,公務員天国」になっています。 警察官など公務員の犯罪や不祥事などは、マスコミに叩かれない限り、「ほぼ揉み消されて終わり」と言う実情も多い点は、ご周知の通りです。
- hekiyu
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1、まずは、日本人の手で作り直す、という ことだと思います。 現在の憲法は米国人が6日で作成した草案を (マッカーサー草案)翻訳したものです。 しかも、占領中にです。 占領中ですから、日本国民の意思、つまり国民主権 に基づいていないわけです。 憲法というのは国家の根幹を構成する法です。 これが、外国製でしかも、国民主権に基づいて いない、というのは大問題です。 2、9条以外にも内容が問題になります。 新しい人権もそうですが、それ以上の問題があります。 現代の憲法は米国製です、つまりキリスト教文化に 基づく内容になっています。 つまり、権利中心の個人主義で貫かれています。 欧米はこれでもよいのです。 欧米にはキリスト教という価値の軸がありますが、 日本にはそんなものはありません。 こんな日本での権利中心の個人主義では、個人の 私益のために権利を乱用する、ということになりがち です。 モンスターペアレントとかクレイマーなんてのは その典型です。 人権派といわれ、人権を乱用する人たちも目に余ります。 生活保護も権利だとしていますから、そこには感謝など ありません。 権利なんだから、国家は義務がある。 これじゃ足りないぞ、もっとよこせ、となるのは 当然です。 天文学的数字になった財政赤字などはその顕れ でしょう。 というわけで、前文を含め、すべてを日本人の手で 価値観で作成しなおすべきだと思う次第です。
- d-y
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憲法第24条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し… 僕が死ぬ前には改正されて、同性の婚姻が認められるようになるんじゃないかと思っています。
- sutorama
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>改正が必要な部分があるのでしょうか? ----- 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。 ----- ※日本国憲法「前文」 ※この前文があって、第二章「安全保障」の『第九条(平和主義)』があるわけです 簡単に「前文」には ----- 私たち日本(69年前)は、平和を愛している国々に囲まれています なので私たち日本は、その国々を信頼しましょう ----- と書いてあるわけです なので日本は現在でも、どの国にも届くミサイルを持っていません また、その国々を直接叩くことができる爆撃機も持っていません しかしながら現在、日本を取り囲むその国々(4カ国)には、日本に届くミサイルが向けられています >憲法9条(平和主義)がどうとかよく論点になります いえ、左の人たちが騒いでいるだけで、保守の人たちからはソレを論点にしません つまり、そもそも「前文」があっての日本国憲法ですから、改正するならまず、「前文」を見直すことが必要です >それでもしあるとすればどの点でしょうか? なので、「前文」です 今の情勢下では反対も多く、憲法改正ができないので、そもそも「前文」がおかしくなっているから、『第九条(平和主義)』の中だけで解釈するのではなくて、全体として解釈しているのが現政権です このことはマスコミさんも左さんたちも、口が裂けても言いません つまり、冷静になって、「前文」を書き変えることができれば、順番に「これっておかしくね?」と、なっていくのですね