「座右の銘」とは何ですか。

質問

日本語を勉強中です。日本のみなさんにお尋ねします。

「座右の銘」の具体的なイメージを知りたく存じます。

日本の友人から、ネット上にある説明を聞きました。

http://ir.lib.fukushima-u.ac.jp/dspace/bitstream/10270/3241/1/5-193.pdf
崔子玉は，訓戒の詞を座右に記して，自らを警める座右銘を作った。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%ba%c2%b1%a6%a4%ce%cc%c3
「座右」とは、皇帝が自分の右手側の席に、信頼できる補佐役を座らせた重要な席を指す。「銘」とは、古人が鐘や器などの器物に刻む文体の一種であり、自分自身の戒めや他人を賞賛する目的で刻んだものである。

(1)「座」とは、どんな家具ですか。

(2)「座」とは、自分の席ですか、右にある別の席ですか。

(3)なぜ「右」側なのですか。

(4)「銘」は「座」に刻んだのですか、それとも別のものに刻んだのですか。

質問文に不自然な表現がありましても、指摘されると腹立たしいので、見過してください。

回答No.1

marisuka · ベストアンサー

いやあ、これは知りませんでした。もとは中国だろうとは思っていましたが。こんなことは、よほど日本語に詳しい人か、中国の歴史・文学・言語に詳しい人しか知らないことです。
　(2)～(4)については他の方に任せます。(1)は椅子です。

>「座右の銘」の具体的なイメージ
というものはありません。「いつも心に留めている自分の人生の指針とする言葉や考え方」は人それぞれで、一定のイメージを持つものではないからです。強いて言えば「本」とか「紙に筆で書かれた文字」でしょう。そこにかかれている文字や文は人によって違いますが。

お礼

こんばんは。画像は、ヤドカリなのですね。「ヤドカリを助けたい！」の質問への泣かせる回答文も拝見しました。

このサイトで、しばしば「座右の銘」についてとりあげられるのですが、もともとの意味がわからないので、日本のみなさんに尋ねてみました。

>>そこにかかれている文字や文は人によって違いますが。

marisukaさんの座右の銘はどんな言葉ですか。たぶん、人や生き物を大切にする言葉だと、感じます。

あたたかい御回答、感謝いたします。

補足

このたびのベストアンサーは、やどかりの心あたたまる話を聞かせてくださつたmarisukaさんとします。みなさま、ありがたうございました。

回答No.3

OKAT

＞(4)「銘」は「座」に刻んだのですか、それとも別のものに刻んだのですか。

めい【銘】

中国の韻文の文体の一種。本来は鼎など日用の器物に彫りつけて，行動の戒めとすることばであった。《大学》に見える殷の湯王の〈盤銘〉などがそれである。多くの場合4字句から成り，偶数句で押韻する。のち石に刻んで人の功績を賞賛し記念する碑や，墓誌の韻文部分を指してまた〈銘〉と称するようになった。この種の銘は頌や賛に共通する性質を持つ。散文で述べられた意をうけて韻文で簡約にまとめるのである。

　殷の湯王の話は次のURLをご覧ください。

参考URL：

http://kanbun.info/keibu/daigaku02.html

お礼

こんばんは。OKATさんのお名前と名回答は、しばしば拝見してをります。

「世界大百科事典」の引用ですか。「たらひ」に書いたのですね。「4字句から成り，偶数句で押韻する。」の例にはあてはまらないやうですけれど。この銘は、ちよつと、しつこい感じがします。OKATさんでしたら、すばらしい銘をお持ちなのでせう。

これによりますと、「銘」は、「座」ではなく、別のものに刻んだことになるのでせうか。

私は、都合がわるくなれば、さつさと座右の銘を手放したいので、別のものに書いてあつた方が便利です。

御回答ありがたうございました。

回答No.2

SPS700

(1)「座」とは、どんな家具ですか。

座る場所です。

(2)「座」とは、自分の席ですか、右にある別の席ですか。

　　　　自分の座る場所です。

(3)なぜ「右」側なのですか。

　　　　もともと、ご質問にあるように「皇帝が自分の右手側の席に、信頼できる補佐役を座らせた」ことに起源がありますが、いまは「近く」と言う意味です。

(4)「銘」は「座」に刻んだのですか、それとも別のものに刻んだのですか。

　　　　銘は、心に刻んだ「ことば」で、物質的な物体に彫刻した文字では無いと思います。
　　　　http://dictionary.goo.ne.jp/srch/all/%E8%82%9D%E3%81%AB%E9%8A%98%E3%81%98%E3%82%8B/m0u/
　　　　肝に銘じる、（上記）が解剖学的な内臓に切り込むことではなく、抽象的に「決して忘れない」と言う意味であるのと同じです。

お礼

おはやうございます。

>>肝に銘じる

これには、参りました。さすがにSPS700さんらしい機転です。機転といふよりも、人間性ですね。

ネットの２種類の説明に相違があるやうでしたので、日本のみなさんに尋ねてみました。SPS700さんは、アメリカにお住まひですか。私は、外国に旅行すらしたことがありません。

故事成語といふのは、もとの具体的な由来、とされるものが存在することが多いのですが、この場合は、最初の使用例が、抽象的な意味だといふことなのでせうか。

A man's got to know his limitations

は、今でも覚えてゐます。

一昨日は、ぶらげろさんの質問で、ご迷惑をおかけしました。いまだに「サポート確認中」になつてゐます。OKWaveとYahooとの間でのコピペは、私のやうなバカにとりましては、むしろありがたいくらゐなのですが、熱心にQ&Aに取組んでゐる人たちには、許せない行為のやうです。これが理由で退会することもあるやうで、何とかしようと思ひました。

御回答ありがたうございました。