• ベストアンサー

腸内フローラと細菌叢の変化について

菌叢について教えてください。 加齢とともに、腸内細菌の数は少なくなっていくようですが、その結果、若くて腸内細菌が多数いたときと比べてどのような症状が生じるのでしょうか? また、野菜が中心か お肉が中心かによっても、その細菌叢が異なってくると思いますが、それぞれの場合の細菌叢が違うと、どのような影響があるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.2

腸内フローラ(腸内細菌叢)は,腸内細菌叢と我々の免疫系との間で,制御性T細胞や腸管に存在する抗体「免疫グロブリンA(IgA抗体)」産生を介した双方向制御が行なわれているようです。我々の免疫系が,健全ですと,腸内細菌叢が正常になります。一方,細菌叢が,正常ですと,健全な腸管免疫系が形成されます。つまり,我々は,100兆個の腸内細菌と共生生活しているのですね。 昔,難病指定されています潰瘍性大腸炎の若き同僚を失いました。その際に,ドクターが言うには,自己免疫反応の異常が原因ですとのことでした。現在は,腸内細菌叢と免疫が相互作用を及ぼしていることが解りまして,食餌療法と糞便移植することで症状が改善されるようです。 ピロリ菌の除菌に抗生剤を服用しますと,腸内細菌叢が単純化するようです。ですから抗生剤は,胃薬と同時に服用するのですが,将来抗生剤を飲み終わりましたら,腸内細菌叢を正常なものに戻す,腸内細菌移植カプセルのようなものが登場するかも知れませんね。

noname#209301
質問者

お礼

ありがとうございました。糞便移植とはなんですか?

その他の回答 (2)

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.3

糞便移植とは,健全な人の「ウンチ」を大腸に移植することです。具体的方法は知りません。

  • kaitara1
  • ベストアンサー率12% (1154/9141)
回答No.1

加齢の問題と食事の問題は別のものと思いますし具体的なことはわかりませんが、年寄りの人で便秘に悩む人は多いようです。しかしこれとても日常生活のリズムの変化や体力の低下なども大きな影響力を持っているはずです。腸内細菌の立場からは食事内容のほかにその人の老化を反映した構成になっていると思いますが、乳幼児に多い細菌を老人が飲んでみても若返るはずはないと思います。つまりこういう試みは、原因と結果を取り違えている考え方であろうということです。その人が保有している腸内細菌叢がよいか悪いかの判断は難しい。大腸がんにならないような構成があるのではないかという推測がなされていますが、あまりはっきりしていないように思います。現時点では快適に便通が保たれていれば良好な細菌叢というべきかと思います。

noname#209301
質問者

お礼

ありがとうございました。